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富士の裏鬼門に 十一面観音を祀ったわけは

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2014年1月12日

合計すると「11」となる、水にご縁の日に行なった

富士山の水巡りは

富士宮市という

富士山からみて西南に位置しています。


俗に言う「裏鬼門」


富士山という火山の火口に対して

おそらくは平安の火山噴火が盛んだった時代には

裏鬼門には延喜式の富士郡三社がすでに存在した。


立宿の福知神社〔オオヤマツミ〕

富士宮浅間(コノハナサクヤヒメ)

明星山倭文神社(タケハヅチ)



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そしてこのエリアには
二つの十一面観音像が祀られています。


今回の水を巡る旅で
ほんの少しだけ
そのヒントが見えてきました。


このあたりには
富士山からの伏流水が湧水となって湧き出し
昔から湧き水が豊富なところでした。


溢れる湧水は流れを作り
大きくは最初に訪れた「白糸ノ瀧」を上流といする「芝川」が
「富士川」となって駿河湾に注いでいます。
そしてもうひとつは「閏井川」
こちらは富士山の最大の崩れ、大沢より流れる大沢川が
途中「飢渇川」という珍しい名の水無し川となり
その後「閏井川」と名を変えるのです。




閏井川上流
確かに水量はそう大くはありません。
午前中に立ち寄った芝川の白糸・音止の両瀧に比べれば。


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しかし、この川の下流部を見ると
いまだにあの地震により崩落した左岸の爪あとを見ることが出来ます。

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2011年3月15日
あの東日本大震災の4日後に起きた
この富士宮を震源地とするM6・9の地震。
未だにここは生々しい爪あと。
コンクリートが吹きつけられ、補強されています。


富士山直下を震源地とした大きな地震だったのですが
当時はフクシマの原発事故が大きな問題となり
ほとんどわたしたち富士麓に住むものしか記憶にないでしょう。




さて
豊富な湧き水を利用して
近年では「わさび作り」や「養鱒」などを盛んに行なっていたようですが
江戸時代はこの水は主に灌漑用水として利用してきました。


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(井出屋敷の高麗門。この後ろに閏井川の崩落現場があります)




頼朝が駒を繋いだという「狩宿の下馬桜」のある場所には
富士の巻き狩りが1193年に行なわれたさいの「本陣」があり
そこには「井出屋敷」があったそうです。
このあたりの「上井出」という地名は
こちらの豪族「井出氏」の屋敷あとからきているようです。

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ここに書いてある「北山用水」というのは
江戸時代に引かれた最古の用水だといいます。


このあたりは湧き水豊富と思っていましたが
ここにも書いてあるように
富士の溶岩流に阻まれ
また溶岩の下に伏流してしまい
このあたりの治水や灌漑用水の確保に
当時の人々はたいへんな苦労をしたようです。


西を流れる「芝川」から「閏井川」へ「北山用水」をつくり水を流し
さらに河口に行けば支流とたくさんもつ「閏井川」の水を
今度は「星山放水路」をつくり
西の富士川に流す。


そして
北山の「上井出」
星山「明神山」
ともに十一面観音!!!


こうして水を巡り旅をしていくと
少しづつ
古えの人びとの水に対する思いが
わかりつつあります。

そして
火山の火は
水をともに祀ることで
陰陽のバランスをとる。
つまり水徳をもって水の神をあわせ祀るのです。

富士山の北麓にあれだけある
「豊玉媛尊」を祀る神社がここにはなぜ見当たらないのか
その秘密にも近づきつつあるような気がします。


この旅のお話しは
もう少し続きます

水を巡る旅人たち その四 「虹色の蛇」

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富士の水はその山体に染み込み


何十年かをその下で過ごし

やがて麓から染み出して

流れをつくり

海へと注ぐ。


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「淀師湧水」は下川となって閏井川に注ぐが
その途中で養鱒状の鱒たちを育んでいました。



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さらにその湧水口

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たいがい湧水口には
水神、弁才天、竜神の像がそっと祀られていました。
こちらは西湧水の清水川の流れ口


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碑の下には水仙の花が香っていました。




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よしま池は住民のオアシスのようでした。
芹やクレソンが栽培され
湖底にはバイカモなどが青々と美しい。

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飲料水としても大切だった湧き水。
これは水の神
「ミズハノメ」と読みます。


今回の旅では
飲めるところでは全て味わってみました。


北麓の富士の水はきりっとしているのですが
南麓の水は何故か甘く柔らかく感じられました。

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この旅を通して
わたしはずっとあることを考えていました。


それは昨日思い出したばかりの
ブラジル、バイーア地方を中心として
黒人たちがアフリカの自然崇拝を大切に伝えてきた
多神教
「カンドンブレ」


アフリカの大地の水の神の名
海の神 イエマンジャは母性の象徴
淡水の神 オシュマレは富と愛の象徴

ともにやはり
女神であったのでした。

そしてオシュマレは虹色の蛇といわれるといいます。
移動の神、雨を降らせるとも。

わたしはこの日の水巡りで

何故かオシュマレの名をつぶやいていた。

彼女は龍という観念の無かったアフリカの人びとにとって
「虹の蛇」と表現されたのだろう。
そのように感じました。

水を巡る旅人たち その五 「湧玉池へ」

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さて
最後の訪問地。

閏井川沿いに南下して

最後のとてつもない水量を誇る湧水は

富士宮浅間大社の敷地の中の

「湧玉池」です。


今日の水の旅は

芝川上流の「白糸ノ瀧」にはじまり

この神田川の流れをつくり、閏井川と合流してやがて駿河湾に注ぐ

「湧玉池」で終わります。


「浅間大社の大鳥居」

そうか!

世界遺産のでかでかとした文字!

昨年6月に世界文化遺産登録がなされたあと

初めてわたしは訪れたのでした。

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時間は15時半
終了は16時予定だったので
まずまず時間どおりでした。
このあたりまでは・・・


今日の参加者は11名。
あれれれ?また11ですか?
ほんとうに出来すぎています。


そして案内をしてくださる「○澤さん」は
なんとこの浅間大社のボランティアガイドもしているとのことで
いつも気がつかなかったポイントの説明もしてくださったので
ありがたかったです。


表参道にはなんと
「富士の巻き狩り」のレリーフがあり
「流鏑馬の頼朝」の銅像があったのです。
まったくまったく知らなかったです。

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彼が放とうとしているのは「鏑矢」といって
先が二股、穴が中央に開いており
「ヒューン!」と大きな音が鳴る!
「もっとも頼朝は自らこの矢を放つことはなかったでしょうが・・・」


なるほどなるほど・・・

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「これは何に見えますか?」と○澤さん。
「龍が水を噴いているのです。
水を司る龍が噴火を抑えるということです。」


わたしは感嘆の声を上げながらも
その後ろの雲が気になり始めました。

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本殿の後ろにも・・・


雲もまた
水の十一変化の最終の姿でしたね。

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この日は三連休の中日ということで
善男善女がたくさんお詣りをされていました。




この日も美しい湧玉池の姿を
たくさん写真に収めたのですが
いつかの機会にまたお目にかけますね。


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湧玉池の弁財天(右の紅い鳥居)②向かう
弁天橋。


これで全てのプログラムが終了し
このまま駐車場に向うのかな、とおもいきや


「そこがイワナガヒメを祀る福石神社ですよ。
よって行きますか?」


え~~~?
神田川の流れに沿ったほんのお隣に
白い鳥居が見えます。


イワナガヒメ?
福石神社???


「行きたい、行きたい~~~!」


というわけで
なかなか終われません。


もう少しお付き合いくださいね。

イワナガヒメと君が代

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湧玉池から流れる

轟々たる流れを渡り


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「福石神社」にたどり着く
すぐ近くに「福知神社」があり
そこはオオヤマツミ命が祀られているが
この浅間大社の元宮だとも伝えられる。


しかし
ここは知らなかった。

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絢爛豪華で華やかなお隣の大社と対照的に
ここはひっそりとたたずんでいる。


このお社にはなにがあるのかしら。


ふと
左を見ると
大きな溶岩の巌!


これこそがこちらの磐座。
とても大切なものだったのだろう。

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「花のように美しい妹
岩のように醜い姉」
○澤さんが記紀神話のいつものお話を始めた。


でも
わたしはその岩の上にある何かが気になった。

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ひゃああああ!

真新しいピカピカの「君が代」の碑!

「君が代は

千代に八千代にさざれ石の

巌となりて

苔のむすまで」


「イワナガヒメはね、苔虫っていう別名があるのよ。

君が代はイワナガヒメの歌だという説があるみたい。」


こっそりとわたしはA川さんにささやいた。


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さあ
日も傾いてきた。
そろそろ
駐車場にもどりましょうか。

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神田川の轟々たる音を聞きながら
駐車場に向って歩き始めたわたしたちだけど


あれ?
「かんのさん」もイワナガヒメだったよなあ・・・


A津さんがつぶやく。


さっき行った淀師のすぐそばだよ。


へえ、そうなんだ、と○井さん。


「あそこはすごいんだよ。
浅間さんで流鏑馬をやるときに
必ず「かんのさん」にお詣りしてからでないといけないんだ。」


「かんのさん」
イワナガヒメ・・・

どうも気になります。




歩き始めて
わたしはふと
空を見た。


そうしたら!!!!


空にすんごおおおおおおい
お印?
出ていたのです。



「見てみて
すごいよ!」


変幻自在な水からのメッセージ  1・12浅間大社上空

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まず
浅間大社の大鳥居の西に

不思議な雲が浮かんでいました。




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次に見たら!




うわあ!

なんじゃこれ!なんですが・・・




不思議なことに

わたし以外、誰も空にカメラを向けない。




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わたし一人で

大騒ぎ!




いったいこれは

どんなメッセージなのでしょう。









さらにさらに

移動中

美しすぎる彩雲が登場!




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残念なことに

目で見た美しさには

全く及ばない。




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雲は水の最後の変幻






水を巡るたびは

ガイアの纏う雲という水の衣に見送られ











この日

龍神の舞さんが

このようすを

美しく残されていました。





こちらの啓示とともに

ぜひご覧になってくださいね。

隠された女神

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11の日の富士宮の水巡り

最後のお話になります。


浅間大社の湧玉池が

この日の最後の湧水巡りの地だったはずなのですが


担当の案内人、○澤さんが

イワナガヒメが祀られている「福石神社」によりましょう、とのことで

わいわい、ドキドキしながらそちらに寄り道をした。


そうしたら

富士山からいつのころに流れ下ったのかもしれぬ

大きな溶岩が、くだんの福石としてご神体となっている。

そして、真新しい「君が代」の碑!


その後さくら公園で解散のはずだったのですが

A津さんがとつぜん言い出した。


「かんのさんもイワナガヒメだったよなあ」


かんのさんって?

「金之宮神社」というそうで

先ほどいった淀師湧水のすぐそばだったそうです。


わたしは行きたいなあ、でも行けるかしら?

もう時間もないし、土地勘がないので、戻る形になってしまうのかしら???


そうしたら

さくら公園に戻る途中にあるよ、とのことで

11名の中で、特に急いでいる人がいないということで

急遽、よって頂けることになりました。


「かんのさん」のすぐそばにA津さんのお母さんの実家があって

子供の頃、よく境内で遊んだそうなのです。


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4時。
沈み行く夕陽がこの最後の光芒で
鳥居を照らしていました。




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浅間大社の「流鏑馬」の御神事の前に
必ずここに宮司様がお詣りするという
由緒正しい?あるいは秘密がある???
お社です。


ところが・・・


「あれ?
イワナガヒメじゃなくなってる!」


A津さんが驚きの声を上げました。


比較的新しい「富士宮市歩く博物館コース」のj看板には


「金之宮(かんのみや)
金之宮は、その名前が示すように鍛冶屋の神さまで、
祭神が金山毘古・金山毘売であるが、木花之佐久夜毘売も祀られている。」


そして
目通り三メートルを超えるスダジイの巨木が四本あり
市の保存樹に指定されている。と書いてありました。


A津さんは
イワナガヒメではなくなっていることに驚愕を隠せなかったようです。
「おふくろが教えてくれたんだけど・・・
おふくろが死んじゃったからなあ・・・」


わたしは今はおじさんになっているA津さんが
小さい頃ここで遊んでいたようすを思い浮かべて
ほほえましい気持になりました。


祭神が人の都合ですりかえられてしまうのは
よくあることのようです。


それよりわたしは、この場所が
古くからとても大切な場所だった証拠を目の当たりにしました。


スダジイの巨木!

あまりの大きさに

皆があっけに取られています。


北麓ならさしずめヒノキかスギなのですが

さすが南麓。

照葉樹林帯ですよ!

スダジイがご神木です。


そして一回りして

驚きました。

なんとそれは本殿をぐるりと囲んでおり・・・




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一の柱



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二の柱


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三の柱



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四の柱!




御柱です!


大切な依り代
神の降りる場所の四隅に立てる柱
それは昔は自然木であったらしいこと。
今日までなんども目の当たりにしています。


このような巨木は
浅間大社にはありません。
ここは明らかに
遥かに古い古い大切なものを祀った場所であるのでしょう。



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A津さんはイワナガヒメの痕跡を探ろうとしましたが
そこには何も見つかりませんでした。

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手前に灯篭があり
その下に左右ともに
「女講中」と書いてありました。


これがもしかしたら
ここの秘密を解き明かすヒントとなるのかもしれません。


またまた大きな宿題を抱えてしまったようですが


これで「水を巡る旅人たち」はいったん幕を閉じます。


なんですが


またもやこのメンバーで行く
来月のお知らせが来ちゃいました。


こんどは・・・


「富士市の湧水巡り」!


はいはい。
行きますよ~!


そのようすはまたお知らせできるかもしれません。

引越しします!

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昨年からずっと構想していたのですが


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(今日のお昼ごろの富士山にかかる雪雲
雪が降るっていったのに、結局降りませんでした。)


引越しをすることになりました。

まだ候補地選びの段階なのですが


一、こちらの大石地区

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(3時くらいにすごいことになってる富士)

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(三時半位に移動したら、なんだかステキな雲模様になってきた)


こちらの河口地区




今のところは色々手狭で問題もあり
新しく土地を買って
お家を建てることになりました。


候補は二つ。
河口か大石か


このどちらにするか
今週中くらいに決めます。


条件はただ一つ


「朝起きたら先ず部屋から富士にご挨拶すること」
でも、これって今でもそうなんです。


じゃあ
二つ目。


夏の昼下がり
富士を横目に見ながらハンモックでお昼寝できること。




三つ目
オオルリやキビタキの声で目が覚めること。
(これらは夏鳥ですので、五月から七月まで)




あと四つ目
(出るわ出るわ・・・)




少し広めのベジタブルガーデンがつくれること。
(今彼がやっているのは畑です。
わたしはベジタブルガーデンがやりたい!
たくさんの野菜たちが自然な感じで生えているの)




なんだか今年になって
夢が動き始めました。


今日見た二つの候補地を
明日もう一度
一人で見に行きます。




「キミに任せた」
彼は言う。


責任重大ですが
直感が働きますように。


富士さまに御願い。

蟹座の満月 本日13時52分

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2014年1月16日13時52分は、蟹座に位置する満月です。

蟹座は星座の四つのエレメントの中では

水に属します。

(あら?また水ですね)
そして蟹座の守護星は月なので

「月」と「月」がダブルでその性質を強めるそうです。


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満月の日に願い事をすると叶いやすいって
昔から言われてきました。
あと、新月の日に願い事をすると
満月に叶うとか
あと
十三夜はあと少しで満ちるので特別な夜であるとか


人は昔から
月に特別な思いを抱いて眺めてきたようです。


2014年最初の満月に
キラキラ輝く地球の未来を願って見ましょうか。


わたしは双子座、風のエレメントなのに
ホロスコープでいうと
月は蟹座です。


それで、蟹座の満月はどんな意味があるのか
気になって調べてみたところ
あるブログさんにたどり着きました。



2014年1月16日13時52分は、蟹座に位置する満月です。

●満月は、お月様が一番大きく見える時!

新月がスタートエネルギーに溢れるお月さまだから...

満月は、達成エネルギー溢れるお月さま☆

満月ジャストではなくても、16日前後もパワー高まっていますよ。

2014年最初の満月です。

満月は、蟹座に位置します。

満月は、浄化や感謝エネルギーに満ちている時

蟹座の守護星は「月」
月が蟹座に位置する時には

「月」「月」で、
とても大きな月の影響を受けます。

(中略)


■蟹座満月のテーマ

「母親」「助ける」「助けてもらう」「家族の絆」
「基盤」「心のよりどころ」「家族」「本能的反応」
「安定」「成長」「学習」
「慈愛」「いたわり」「共感」「親密さ」
「やさしさ」「他者や自分の気持ちを理解する」

こちらのブログさんから転載させていただきました。
http://www.1cocoro.com/mobile/moon/fullmoon08.php


「浄化や感謝のエネルギーに満ちているとき」
とってもステキですね。




それでは
ステキな一日をお過ごしくださいね。


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ココロの旅 「白と黒の出会う場所へ」

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今宵は満月とあって

しかし満月の時間は日本時間で13:52



大体が満月って

太陽と月の間に地球が入るわけなので

真夜中の満月って有り得ないのかな?



大概

「今日は満月です」という日って

月が昇るとすでに少しひしゃげた月となっていて

昨日のほうが満月っぽかったってありませんか?



長々とごめんなさい。

なんでこんな話しをするかっていうと

13:52に、わたしはこの地球の日本の富士山の北麓で

お山を眺めていたのだけど

あれ?

地球の裏側って

ブラジルではなかったっけ???

そう思い出したのだ。

(正確には日本の裏側は太平洋か大西洋の海にあたるのだと思う。

忘れてしまってごめんなさい。でも

裏側はブラジルというのは、けっこうよく言われる話である)



わたしはまたしても

24年前の話しが中途半端に終わっていることを思い出した。



1990年の明けた元旦

リオデジャネイロ

コパカパーナの北の浜で

今思えば「カンドンブレ」の儀式を行なっていたところで

話しは終わっている。


そこからの続きのお話しです。




ポルトガル語で「救世主」を意味する

「サルヴァドール」に行く便が取れなかったわたしたちふたりは

次の候補地であった

「マナウス」に行くことにした。


アマゾネス州マナウス!

それは鈍行の国内線しかとれずに長い旅となったけれど

人生でも指折りの面白い旅のひとつになった。


16世紀にポルトガルが街をつくり

その後のゴム景気に支えられたこの港は植民地時代の

いわゆる「コロニアルスタイル」のオペラ座などの建物で

観光地としても魅力的だった。

でもわたしたちはそんなものよりも

インディオの文化や奴隷として連れてこられたアフロ・アメリカノスの

根底にあるエネルギーに触れたかったりしたのだ。


「アマゾン川」


またしても

「川」などだということに、書きながら気がついた。


そうして

このときに行った「マナウス」という場所は

ネグロ川(黒い川)

ソリモンエス川(白い川)が

合流したあと

何キロか交わらずに二つの流れに分かれてやがてアマゾンとなる

という

非常にこの地球でもダイナミックな風景を目の当たりにすることができる場所だったのだ。


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合流地点
左、ネグロ川
右、ソリモンエス川


黒と白!

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対岸まで何キロかあるこのアマゾンの中流にある港は
川というより海のようだ。


ここからわたしたちは
「ピラニア釣りツアー」をチャーターした。
小さなボートでピラニアを釣りに行くのだけれど
この合流地点まで行かなくてはならない。



生まれて初めての釣り
しかもピラニアだ。
これはもちろんエキサイティングな経験だった。
ピラニアは釣ったあとも生命力が強くボートの上で飛び跳ねて
人が噛まれることもあると聞かされた。


ボートのおやじと彼とわたしで
二十数匹釣ったと記憶している。
わたしが吊り上げたのは
たった一匹だった。


にわかに黒雲がたちこめて
おやじが命からがら釣りもそこそこに港に帰ったのを覚えている。
何しろ
川にはドラゴンが棲んでいて
ボートが転覆すれば、食べられてしまう、と青ざめておやじが話してくれたのだ。


「ここではない。
ここではなくて少し離れた場所の話なんだが・・・」
強調するおやじの話に
わたしたちは余計に怖さを増したのを覚えている。


獲ったピラニアは
あのときはから揚げにしてくれた。
けっこう美味かった。
地酒のピンガ(サトウキビの蒸留酒)やビールの友といった感じ。


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マナウスではこれと同じ
ピラニアの剥製をお土産に買って帰った。
この獰猛そうな顔つきが
友人たちに評判が良かったことを覚えている。
しかし湿気のある日本では、半年ももたずにカビが生えて捨ててしまった。


{532E4288-6181-4D27-8357-C3AE8A4299F9:01}

これはとても印象に残った
「ピラルクー」という世界最大の淡水魚。(中央)
鱗の一枚が靴べらになるくらいでかい。
そんな大きな魚なのに、白身で美味しかった。
マナウスではおもにこの魚ばかり食べていたような気がする。




このあとわたしたちは
リオデジャネイロに戻り
またコパカパーナの海岸で海水浴をして真っ黒になって
東京へ帰るのだが


改めてこの旅を思い出すと


やっぱり
水の旅


しかも
「白い川と黒い川」の合わさるところへ
何故行ったのだろう


感慨深く思い出される。


でもこの時点では
北海道も屋久島も
天河も
伊勢も出雲も
行ったこともなく
考えたことも無く

そして富士山に登ったことも
興味もなかったのだ。


そして
龍のことも。




満月の赤富士

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ダブルで愛でたし


満月の

赤富士

17時ころ


{94DC8A47-A2F8-43C1-B01E-3D626CEAFCE3:01}


{B26C7002-320D-426D-AFAC-12F55291E4AB:01}



{682017DA-F743-46BA-AC48-D9DD23A4EC6C:01}

足和田山と十二が岳の間に
夕陽が沈む。


こちらは黄金色

{16E2A220-A7AE-4C1F-8AA4-C680FBAB7D04:01}

13時52分には
河口湖畔大石にいた。



{C85CD782-0780-4526-AF37-F34771BB6332:01}

終の住みかは
ここが第一候補になった。


この
一本の電線が
妙に気になるのだけど・・・








「楽しく豊かに
全てのひとが
暮らしていけますように。
生きとし生けるものが
その生を
全うできますように。」


満月の祈り。



ココロの旅 「翔ぶうさぎ」

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24年も前の話を

いきなり書こうと思ったのは

何故なのかもわからない。


ただ

先週の1月9日に

犬の散歩の最中に


また午年がやってきた。

漠然と過去のことを思い出したとき


「書かなくては」

と思いついたに過ぎないのだが。


わたしはその1月9日という日が

24年前にブラジルから帰ってきた日のような気がするのだけど

今となっては調べようもないし

それがその日だからといって

なんの意味があるのだろうか。


大切なのは

ここからのような気がする。



ピラニア釣りなどして真っ黒になって帰ってきてわたしは

すでに正月がとっくに終わり

あわただしく皆が働いている会社の中で

完全に浮いていた。


いつものように喧騒を取り戻しているビジネスの波に

わたしは完全に乗り遅れていた。


生き馬の目を抜くようなファッションの世界で

4月に行なわれる

秋冬のコレクションの生地選びはもう始まっていたし

デザイナーたちは、デザイン画の最終決定に余念がない。

わたしはといえば

頭がまだコパカパーナの夏気分でいるのだ。


冬の渋谷のスクランブル交差点で

信号が変わった瞬間に

コートなどを着た全ての人が無表情にわたしに向ってくることに

恐怖すら感じるようになってしまった。


海外に行って帰ってくると

いつもそうなってしまうのだけれど

日本人が嫌いになってしまうのだ。


なんで無表情なんだ?

なんでみな同じような服を着ているのだ?

なんで子供たちは踊っていないのか?


たかだか二週間くらいの海外旅行なのだが

そこである意味「かぶれて」帰ってきてしまうわたし。


でも

現実とのギャップに

日本に帰ってくるといつも落胆してしまう。


わたしは誰?

何者?


その日本のシンボルともいえる

スクランブル交差点では

ほんとうに立ちすくんでしまう。


このひとたちは

誰?





話しは遡るのだけど

リオデジャネイロで

最後の日に

少し変わった店を見つけ

今思うと、現地では珍しいニューエイジショップなのだったけど

そこで小さなクリスタルのペンダントを買ったのだった。


そしてそれが全ての

始まりとなるのかもしれない。


「翔ぶ兎」


「翔兎」というニューエイジショップが代官山に出来ていた。

その前の年にできたのか

その年(1990年)に出来たのかは今となってはわからないのだけれど。


クリスタルなどまったく興味がなかったのに

ブラジルで購入したそれがきっかけとなり

クリスタルがたくさん飾ってあるその店が

気になって入ってみた。


そこで

ある本を手に取ることになる。


そこから

わたしの人生は

大きく

方向転換をしていくことになる。


今でも覚えている。


それは

1990年

1月18日。


{BBE07136-0EB1-48AF-982D-DFB410CB2CCF:01}

パリ
モンマルトルの
「ラパン・アジル」
跳ぶ兎


(本文とは関係ありません)

富士山の鬼門にも ○○神社!

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「たまたま」シリーズ

2014年版の始まりです。


「たまたま」は

魂と魂のつながり

「たまたま」は

見えない世界からのメッセージ。


それは加速度がついて

年が明けてますます、押し寄せてくるのではないでしょうか?


みなさまのところにも

「たまたま」は

押し寄せているんではないかしら?


「たまたま」はゴーサイン。


さあ

今年も行きましょう!





1月11日

chiaさんからこんなメッセージが入りました。


「さっき、月江寺の周辺で

「倭文神社(しとり神社)の法被を着た人たちがいました!

調べてみたら、月江寺のそばにありました!

金色の鳥居です。織物の神社みたいです!」




倭文神社といえば

富士宮の星山にあり

十一面観音とともに気になって

1月の2日に行ったばかりです。

でもそのときはあわただしかったので

chiaさんに、今度ご一緒にゆっくり行きましょうね、と約束していたのです。

(そのときの記事)

http://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-11741855695.html


「倭文(しとり)神社」

調べれば調べるほど謎の神社です。

しかもそこは麻に関係がある神さまの衣を作ったかたを御祀りしているといいます。


麻!


chiaさんは本名は麻○さんというんです。


あらららら・・・


「金の鳥居?」


「行きましょう!」

「行きましょう!!!」



1月17日

麻、あ、違う

朝でもないが10時にJマート で待ち合わせ。


ところが朝からバタバタ・・・

うわあ

もうこんな時間?

バタバタは今年も変わらず・・・

10時、無理無理無理・・・

あと15分欲しい!

どうしよう、どうしよう。

いっそメールして遅らせてもらおうか・・・

と、その矢先

chiaさんからメールあり。

「待ち合わせの時間を15分遅らせていただきたいのですが・・・

すみません。

今日の空、すごいですね!」


なんという偶然!いや

偶然なんて無いんでしたね。

またしても魂と魂のつながりを感じてしまったのでした。

(もしかしてふたりともただバタバタしているだけ???)


ところで

今日の空、すごいって

何?


わたしはあまりにもバタバタし過ぎて

空さえ見ていなかった。


出かける前に富士山がどおんと目の前にあったので

これのことかしら?と写真を撮りました。



{8B7D4E77-F0E5-4CE4-ACDF-1A263CD57D75:01}

ううん・・・
確かにおもしろい帽子を被っていますね。


しかし待ち合わせ場所に近づくに連れて
雲模様が変化していく。


そしてJマートに到着した時間が
わたしは二分遅れてしまい
10:17!
今日って1月17日だよね!と思いながら写真を撮った。

時計はまったく写っていなかったのだけど。

{C2B11BA6-DB82-466A-9252-E0966537F1A9:01}




わたしの家のある河口地区からは富士山の東斜面が見えないのですが
このJマートの駐車場に着いたら
丸見えだ。
しかし手前のマンションが邪魔なのだけど・・・


{48438087-2099-4AA1-B816-EB3A54F3A26C:01}

東北に向って
雲たちが

「急げ、急げ」


そんな感じに風に流されているのですね。


すごいねえ!


関心して写真を撮るわたしに


「今朝、もっとすごかったんです!」


「写真撮った?」


「残念・・獲らなかったんす。」


そうかあ・・・・(残念!)
{E95B3954-1E4F-42A4-813F-96D80ACEB4D0:01}

これは一時間後に同じ場所に戻ってきたときの写真。
今日の雲は本当に慌ただしかったのです。


でも
わたしも見逃した
chiaさんも撮らなかったその空模様を見たいものです。


こんな時は
やっぱり、あの「絶景くん」ですよ!


朝9:20の画像です。


{AD063348-7F52-4C95-9004-932FEEB5AEF9:01}


ひえ~~~~!
なんでしょう、この空模様!!!




さて、いよいよ
「倭文神社」を探しに行ってきます。


実はふたりとも
下調べをしていなかったんです。
ぶっつけ本番です。


まあ
「無謀」の一言です。


みなさま
神社を探すときは充分に下調べをしてから行きましょうね。
特にマイナーな神社のときは・・・


つづく


空にたくさんの龍さんと、彼の見たUFO

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今日

1月17日の不思議話。



{21F0C671-5FE4-43E7-AF44-1B1318B649AD:01}

彼が帰ってきたのが五時くらい


「いやああ・・・
また、見ちゃったよ。」


大概、家から見て北西方向。
五時といえばまだ明るい


星よりも大きいの?
一番大きい星よりも?


「大きくて明るい
そして次の瞬間に消える」
のだそうだ。


前回の隕石と間違えたものは楕円形だったそうだ。


今日のは明るい星より遥かに輝いている光?


何故わたしには出てきてくれないのだろうか。
何故、けっこうそういうものを信じていて
見たいなあ、見たいなあと思っているわたしには見えないのだろうか?


{AE6C1C8C-4842-4DF7-B1A1-7A302689C7E0:01}


{B8CA56E5-785F-4B2A-A16F-6801E756E984:01}


{546BD64C-732A-4F3F-99D6-4549BF1486A8:01}


{652A15B1-B706-4302-8E9B-14A105F14547:01}


いいんだもん。


わたしにはたくさんの
お空の龍神さまの雲が見られたんだから。


(これってどうよ・・・)


お空の雲さんたち
ありがとうございます。


やはり今日は
特別な日。




阪神淡路大震災から19年目の今日。


改めて
ご冥福をお祈りするとともに


今日現れた龍神雲さんたちは
またもやフクシマに浄化の御仕事に出かけたのに違いない
そう思えてしまうわたしなのです。








金色の鳥居を探して

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あら?

月江寺に来ちゃった・・・


chiaさんがつぶやきます。
月江寺という富士吉田市のお寺のそばに
その目的の「倭文神社」はあるはずなのですが
気がつけば、お寺の駐車場に車を乗り入れてしまいました。


そんなに遠くではないですから
歩いてみましょう。


ですね。


車をおりてみたら
そこはまずまずの立派な由緒ありげなお寺。


「お寺に縁がありますね」
って!
全てはchiaさんに連れて行っていただいた
南足柄の最乗寺からつながっているんじゃないの!


神社を探してお寺入り?
たくさんの観音様や菩薩さまの像・・・
聖観音
文殊菩薩
お地蔵様・・・

「水上山」という称号は
この下に池があることからその名がついたらしい。
ふんふん・・・
なに?池?
湧き水?


{021CC156-259C-43CE-84C3-840E9F5B72F4:01}


{E37EF683-C952-4A9C-ADE2-E7DEBAA3F672:01}

「月江寺」は富士急行線の駅名でもあるし
わたしもよく聞いていますが
このお寺にくるのは初めてです。
chiaさんもあまり縁がなかったということでした。


お寺の由来が看板で書いてありました。


天台宗で、北口本宮浅間神社とも深い関係がありそうです。


そこには「塩山向嶽寺」の文字が・・・


ん?
「エンザン コウガクジ?」
聞いたことあるぞ?
っていうか
行った事あるぞ~~~!


「うわ~!わたしここ!行ったことある!」

(昨年の2月28日の記事「シオンの山へ」
このころも妄想が炸裂だ。)

いつものパターンなのですが
chiaさん、わたしのこと騒がしいおばさんだな、と思っているのだろうな・・。


それでしばらく歩くとすぐに


「わ~~~~!溶岩!」


{2CBA1511-C261-40E4-B65B-73A36F04C6CB:01}

富士山なんだから
溶岩は当たり前ですよね。


騒がしくてごめんね。


そして下に降りていくと




「わ~~~~!湧き水!!!」


{E967F2B5-5783-4ADE-805C-94C54A5FA341:01}

静かな月江寺界隈に
わたしの叫びがこだまする・・・


{9B289BED-B1DA-4DEF-8188-C2B082464709:01}

美しい湧き水の池!
感動ものです。
これもまた富士山の湧水。


しかし今考えてみると


わたしたちが捜し求めている「金色の鳥居」から
まったく逆の方向に向っていたのです。

「ドームハウス」でシンクロ

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今日は大島に行った仲間たちのNPOの

新年会。

昨年も行なった山中湖の旅館で今年も行なわれる。


ただ、去年はすき焼きだったので、

わたしだけが肉を食べられなくて

みなさんに気を使わせてしまった。


なので、今年はその前に行なわれる富士山溶岩の観察会だけ

参加して、その後に帰ってくることにした。


さて

なんだか急に夢が動き出している。


昨日はchiaさんと富士吉田に行った後

(まだその話は一回残っていますが)

Yとそのジュニアに、今検討している三つの土地を

いっしょに見てもらったのだ。

(Yは一級建築士なのです)


わたしがもうすでに決めていた土地が

Yとジュニアの「絶対ここ!」というお墨つきをもらって

確定となった。


二階建て、シンプルで簡素でウッディで

自然の光や風が充分に取り入れられて

螺旋階段で屋上に上がれて

屋上にハンモックとBBQスペース

そして収納たっぷり。

あとは贅沢をいわない!


あ、冬暖かく、薪ストーブで

夏は涼しくね。


Yに具体的に条件を伝えて

どんどんイメージが具体的になってきた。


ところが

家にもどり、またわんこ散歩の最中に


「ドームハウス」


ビジョンと言葉が同時にひらめいた。


ドームハウスか・・・・

家に帰ってPCを開いて

読者登録しているかたの記事のなかで気になるものだけ

さっと読んでみた。

天下泰平さんの記事は最近読んでいなかたのだが

阪神淡路大震災のタイトルが目を引き久し振りに読んでみた。

最後まで読み終わると

前回か前々回の記事でなんと「ドームハウス」の文字が。

おや?

読んでみると、なんとこの方はドームハウスの建築推進にもかかわっているのですね。

ふうん、八ヶ岳か。

こんど行ってみようかな。


それで、今度は「ドームハウス」で検索してみたら

けっこうセルフビルドで低予算で建ててしまった変人(失礼!)のかたや

田舎暮らしの夢をこれでかなえてしまった方とか

いるんだなあ、これが・・・


{DCBB3551-2DF0-4DE7-8C26-950BB5CAA94B:01}


{EAFE859B-BCE0-42C9-AACE-850881C18464:01}

「地球を歩く、木を植える
木を植えるお父さんの日記」より画像をお借りしました。


{0A984A50-409E-4E19-93D1-86AB548F0C41:01}

わたしがはじめてドームハウスなる物を知ったのは
5,6年まえに富士宮で今日新年会をやるNPOがかかわる
「森の再生イベント」だった。
それはヒノキの植林地の皮むき間伐した間伐材を使って
まず三角形のものをつくり
それを組み立てていく、という実験を行なった。
その時に初めて、「フラー博士が考案したフラードーム」という
力学的にも優れた建築のことを知った。

今日の観察会にはそのときのOさんも、なんちゃんも来るし
あれからどうなったのかなあ。
聞いてみようか。

昨日、彼が帰ってきて
開口一番は、UFOの話しだったのだけど
その興奮が収まってから、わたしは「ドームハウス」の話しをした。

食事の支度をする間
「スマホで検索してごらん」といって
部屋にもどると・・・

「うん、これで行こう!」
と。


そして、朝、出かけるときも
「ドームハウス、調べておいてね。」

さあさあ
まだ問題は山済みだけれど
(まず、Yが興味を持ってくれるだろうか)
予算や時間的なことや
一つ一つクリアしていかなくてはならない。

ありゃ、またこんな時間だ。

今から精進湖に出かけてきます。


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1・17の富士鬼門にて

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昨日

1月17日のお話の続きです。


月江寺の駐車場に車を止めて

「池があるんです」というchiaさんの記憶を頼りに

下に降りていくと

そこには富士山の溶岩から染み出した

湧水池がありました。




{E035C651-235C-4876-BD9E-11BB77161828:01}

マガモが数羽いて
ゆったり泳いでいました。
なんてのどかな風景なんでしょう。


しかし、しかし
その金の鳥居がある
「倭文神社」はどこにあるのかしら?


まったく無作為にただ歩いて行きます。


池の回りを反時計回りに歩いて行くと
なにやら月江寺の商店街。


こんもりした神社の鎮守の杜らしき大きな木がたくさん生えているところにたどりつく。


しかし、そこにはただのお墓と他所の御宅があるのみでした。


「う~ん。ちゃんと調べてくれば、良かったかも・・」


限られた時間の中でだんだん不安になってきました。


ついに
月江寺の駅前にでてしまった。


そこに郵便配達の男性がいました。


「あ、あの人ならわかるかも!」


「あのう、このあたりに神社はありませんか?
金の鳥居の神社なんですけど。」


郵便配達の男性は
「すみません、わかりません。
この先の交番に聞いてみたらどうでしょう?」

なあるほど!
交番ならわかるかも。


ところが行けども行けども交番がない。


途方にくれていたとき
前から駅に向って毛糸の帽子をかぶったおばさまが歩いてきた。


こういうときのchiaさんの勘ってすごいのです。
ジモティにはジモティの、ある種の勘が働くに違いない・




「すみません。このあたりで金の鳥居の神社を探しているんですが・・・」


「ううん、わからないわねえ・・・
普通の神社ならこの奥にあるけど
金の鳥居じゃなかったと思うけど」


わたしもこっちに行くけど
ついてきて、といわれたので
細い路地を入っていきました。




そうしたら・・・


「きゃ~~~!
あった~!」


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おばさんがびっくり!


あらら?
いつのまにか金色になってる!!!


目を白黒・・・


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もう^ほんとうにありがとうございます!

chiaさんはおばさんと手を握り合ってしまいました。


{DD933B62-8920-4647-B120-080FFD638E2E:01}

とても簡素な神社でした。
もしも目に見えない方の言葉がわかるとしたら
「ようきた、ようきた」と
おっしゃって頂いてるのだろうなあ。

こちらが何を意味しているのか・・・
なにしろすごいのです。
富士吉田は織物の町
だから機織の神さまが祀ってあっても
おかしくはないのですが・・・。


富士吉田市のHPに
こんな一文がありました。

倭文(しとり)神社

「倭文はしずおりで、
麻などの繊維を赤・青などに染めて横糸として織った古代織物です。」


{396FDD7C-E5F6-4A4E-A118-815AA102B0C7:01}

このあたりにも
武田信玄の石塁があったとのことで
溶岩で復元された軍事用の「防塁」の看板あり。



また信玄さんかいな。


そう思いながら
お詣りしてそのまま直進してみると


なんと!
最初に車を止めた、月江寺の駐車場のすぐ上でした!




つまり
時計の11時の位置に車を止めて
12時の位置にこの神社があったのに
10,9,8,7・・・と
逆時計回りにぐるりとこの周辺を回って
たどりついたことになります。


「でも
月江寺の池も見れましたしね。」


そう笑うchiaさん
やっぱり只者ではないのでした。


さあ
次はさらにディープな場所に行きましょうか。

ココロの旅 「全ては24年前の今日、始まった」

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1990年1月18日


思うままに地球を歩き

行きたいところに行き

食べたいものを食べ

会いたいと思う人には誰とだって会えるのだ。


バブルという時代に若い女性として日本に生きていた人は

もしかしたらそのように錯覚をしていたかもしれない。

わたしもそのひとりだった。


だけど

世界の果てまでいっても

何かの答えは見つからなかった。


自分の外側に、外側に

いくら答えを求めても、空回りするばかり。


七つの海を制覇した、スペインの無敵艦隊のように

外へ外へ

もっと遠くへ遥か遠くへ・・・


それなのに

故郷 Tokyoに戻ってくると

なんともいえない虚しさが去来する。



わたしは誰?

なにもの???

何故ここにいるの?



思えば

リオデジゃネイロで買ってきた小さなクリスタルのペンダントが

わたしを内なる旅に誘ってくれたのだろうか。


当時、勤めていた会社のあった代官山から

程近い場所にオープンしたニューエイジショップ「翔卯」


その日は何曜日だったのだろうか。


会社の帰りにウインドウのキラキラクリスタルに魅かれて

よってみた。


そこには図書コーナーがあり

実はそこが目当ての一つでもあったのだが

何冊かの本を手にとって見ていた。


だいたい、前書きを読み、目次をみて

あとがきを読んで購入するかどうか決める。


だが

その本は

最初から食い入るように引き込まれてしまったのだ。


「アウト・オン・ア・リム」


シャーリー・マクレーンの著書だった。




{8DCAEF1D-9E8C-4458-A573-4538D5CBF77F:01}

じつは、この本のことは
会社の同僚から少し聞いたことがあった。


でも
ハリウッド女優の自叙伝は、わたしの興味を引くものではなかった。
それで
探そうとか読もうとか思ったこともなかった。


でも
この日は違っていた。


わ!絶対に買おう!


逸る心を抑えて
目黒の自宅にもどる。


その日はブラジルにともに行ったBFのSちゃんは、
京都に出張に行っていて不在だった。


二頭の犬を狛犬のように従えて
いつものようにベットでこの本を手に取る。



・・・・・・・・・


読み終えたのは
夜中過ぎだったと思う。


パタン、と本を閉じて
それでそこからわたしがどこに行けば良いのかがわかった。


深く
深く
さらに深く
自分自身の奥深くへ。






(古い宣伝文ですが、もしご存知ないかたがいらしたら
参考にされてくださいね。
精神世界ブームの発端となった本だそうです。
今の若いかたが読むと、あ、こんなの常識!という箇所があるかもしれません。)

全米で300万部を記録

精神世界ブームを巻き起こした本「アウト・オン・ア・リム」

現在、世界的な宗教ブーム、精神世界ブームだが、その発端となったのが、本書。
1983年にアメリカで刊行され、またたくまに300万部のミリオンセラーを記録。
日本語版は1986年に刊行。現在までに60刷りを販売し、日本でもベストセラー
になった。
「愛と追憶の日々」で、アカデミー主演女優賞を獲得した著者は40代初めに世界中
を飛び回る。
その中で、インドのヨガ教師から前世のあることを示唆され、ヒマヤラのラマ僧との
会見で、デ・ジャブ
を覚え、スウエーデンの霊媒師から、精神世界の説明を受けるなど、奇妙で不思議な
体験を繰り返す。その結果、自らのこれまでの即物的な生活を反省し、ついには、俳
優ピーター・セラーズの突然の死を予知したり、体外遊離を経験するまでになる。そ
れまでは「実利的な合理主義者」だった著者が、オカルテイックな領域の存在を認め
るに至るまでの経緯が、平易な文章で書かれている。それだけに、精神世界に対して
疑いの目を向けるであろう大多数の人々にも、納得のいく仕上がりになっている。現
在、精神世界をにぎわす様々な要素を勉強できると同時に、世界的女優とその恋人と
の、大胆な逢瀬の様子を、のぞいてみることもできる。両方の意味でセンセーショナル
な話題を提供した一冊だ。

http://blogs.yahoo.co.jp/yamakawa0001/39844801.html

千百五十年後のセノウミより

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2014年1月18日


かの大噴火から1150年経ち


わたしたちはその溶岩流が分かった

セの海の前に立つ。


現在は「精進湖」と呼ばれている。


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今年は寒さ厳しく
完全に湖は凍っている。


{4290C95C-6E69-414B-9794-C2B8E46111F7:01}

溶岩流の貫入
そして溶岩膨張の末
観音開きとなった珍しい光景。


{27359C61-3090-4BC7-B840-923E18EF5995:01}

「セの海」は何を思う。


この溶岩の下に
確かに存在しているはずなのだが

{6A016FB5-0CB8-4072-935F-AA749570BEE1:01}


かつて「セの海」に存在していたといわれる
龍宮の
そのシンボルの亀が大空にその姿を現した。


{D41D4C64-393D-48A4-B4EC-E888AD0E999B:01}

鯛や平目も舞い躍り

富士の光を祝福す。

ココロの旅 「宇宙存在」

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1989年の末に撮影で訪れた

N.Yの話が途中で終わってしまっています。

http://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-11747322618.html

その話を持ち出したのは

深く深く「わたしのひとつ前の前世に関わってくる」

らしいからだったのですね。

このお話(わたしの前世)は何度かしているし

また避けては通れないので、今は省いてしまうけど


このときのNYで次につながるエピソートがあるので

その話しから書いて行こうと思います。





一日早くNY入りをした、わたしとアートディレクター(AD)のYは

宿泊している、それこそ摩天楼が見渡せるホテルのラウンジで

明日からの打ち合わせをしていた。


(そのときに撮ったわたしの写真には

今考えてみれば、あの、ツインタワー

ワールドトレードセンターがはっきり写っている。)


打ち合わせも終わり

話しはプライベートな方向に流れていた。


「最近、チャネリングって知ってますか?それに通っているんです。」


「チャネリング?心理学か何か?」


わたしはセラピストか何か、精神的なカウンセリングなのかと考えた。


「少し違うんだよね。」


聞けば、毎週「あやこさん」と言う人の「チャネリング」なるものを

受けているのだという。


「それがね・・・」

Yは声を潜めて言う。


「しゃべっているのはあやこさんではなくて

宇宙人なんですよ。」



{9D882E32-0C86-48DE-9348-B719BA7FC5EB:01}


「え~!」

と、大声を出したかったけど

そのラウンジには日本人のおそらく商社マンらしき男たちが

接待などをしていたので

叫びをかみ殺した。


この荒唐無稽な話しをしばらくYは続けた後

再び明日からの撮影の話しにもどり

それぞれの部屋に戻っていった。


その半年くらい後

わたしはそのあやこさんの前に居て

例の「翔卯」で

チャネリングなるものを受けていたのだった。

そのときYがチャネリングを受けていた「あやこさん」と同一人物とは知らずに・・・






再び

1990年

京都から帰ってきた彼に

「絶対ぜったいこの本読んで!」と

「アウト・オン・ア・リム」をわたしは薦め

次の日に休みだった彼、Sは

わたしが会社から帰ってくるころには

「シャーリー病」に感染していた。


それはまた、わたしたち二人の

新しい旅の始まりだった。



「翔卯」の地下がマクロビオテックのレストランだったので

会社の帰りに食事をしたり、接待に使うのに都合が良かったので

けっこう通った。


そしてそこで毎週水曜日にヨガを教えてくれるということで

それに通うことにしたのと

やはり「翔卯」でこの本に出会ったのと

どちらが先だったのかはもう忘れてしまった。



「バシャール」




{47CA3B70-98D6-442E-B552-ECE912467B65:01}

米国のダリルアンカとう男性に
エササニという星(三次元では見ることの出きない)の
「バシャール」という宇宙存在が降りてくる。
それを「チャネリング」といい
それができる人をチャネラーと呼ぶ。
そしてこれからの地球にとって必要な情報を「チャネリング」するという本。


「チャネル」とは「チャンネル」と同義語で
周波数を合わせる、といった意味があるようだ。


いわば西洋版「イタコ」である。


当時これに「はまって」しまった人は
わたしだけではないだろう。


バシャールの名言


曰く
「本当の自分とは
自分が一番ワクワクすることを
毎瞬毎瞬行動する自分です」


曰く
「あなたが本当に決心したこと、
心の底から決めたことは、必ず実現します」




他の自己啓発本とか
マーフィの法則とも少し違った独特のニュアンスが感じられ
なにしろ

はまった!!!。

(現在ではバシャールは
闇の勢力からの回し者とか
レプであるといわれたりしているけれど
今のわたしにはどうでも良いことに思える。)



「バシャール」を読んで
会社を辞めてしまった人も多いのだという。


ご他聞にもれず
わたしもそのひとりとなった。
しかも数人の人たちを巻き込んで。


半年後
デザイナーのY
同居人のSもその年中に、会社を辞めて、
若くしての独立を目指した。

「ワクワクすること」を求めて。

(今読んでも面白い、バシャール1の名言集)
(バシャール1の中に、日本で行なわれた公開チャネリングの最中で
倒れてしまう女性の話がでてくるが
それが、のちの「あやこバシャール」
ADのYが通ったチャネラーである。)









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