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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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その❹ 石は地球の長老 『休日は 断層にいます。0622』

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6月22日
またしても
山羊にひかれて
大鹿村まで行っちゃった話の続きです。






『中央構造線博物館』

大鹿村のこの施設に行くというのは
かなりな好きモノなのだろうなあ。

しかも、
16時30分までしかやっていないのに
すべり込んだのは
16:23!

こんな迷惑な客人っているかいな。

すみませーん、
と、わたしは図々しく声をかける。

もう、ちょっとでも見れたらラッキー!
てな感じ。

だけどさあ
きっと、断られるよねえ、
常識的に考えても…。

わたしは、昔の新聞の勧誘のように、
ドアを閉められそうになったら、フトモモを挟む覚悟で突入した!
(ホントよ!)

すると、
中にいたのは
上品な紳士的なおじさまで、

うーん、もう終わりなんですが…
と言いながら
どちらからお越しですか?
とお尋ねになったのね。

ええええ?
そう来ましたか?

『富士山です!』

すると、そのおじさまは
いきなり目の色が輝き
『どうぞお入りください』となった。

なんなの?
富士山はやはり遠くで
よくぞいらっしゃいました、てな感じなのだろうか?
それにしても
かなり失礼なわたしたち。

にもかかわらず
おじさまは、
富士山ですか!では
と言って
いきなり
地球の話から始めたのです。


メモを取らなかったので
うろ覚えでごめんなさい。

目ウロコの話としては

マントルは
流動する、個体。
マグマは、液体。
プレートは、マントルと同じものだけど、
存在する形態が異なるもの。
地殻は
マントルと同じものだけど、
存在する形態が異なるもの、

だったかな?

単純に、卵のように
黄身、白身、殻
という分類ではないらしいこと。


マントル=マグマ
だけど、状態が異なる。

マントル=プレート
だけど、状態が異なる。

マントル=地殻
だけど、状態が異なる。

状態とは
そこに不純物(水など)が入り込んでくるのか、
あるいは、宇宙に冷やされて?
(このおじさまは、大気と言わず、宇宙に冷やされると言った!)
(温度の違い)

ここまでで
30分。

えええ?
まだ、中央構造線の話まで行かないの?

わたしは不安になった。

だけど、
おじさまは淡々とお話しになられます。

この方は、ナニモノなのだろうか?

中央に、
この大鹿村を有する
中央構造線の模型あり。


構造線と
ただの断層の違い。

わかりやすく
スポンジで説明してくださいます。


同じ地層がずれたのは
『断層』

異なる地層の境を
『構造線』と呼ぶのです。
(ココ、大切です。)

『活断層』は
また、別よ。

ただの『断層』は、いわば古傷です。
『活断層』は
生きている断層です。


な、な、な、
なあるほど!

中央構造線はね
恐竜が地球を闊歩していた時代にできたんだよ。



そうして
圧巻!なのは…

剥ぎ取り断層!


ここのカーペットの色にもこだわりがあります。

左のピンク色は
伊那山地、
右のグリーンは
赤石山地。

ピンクが地底から湧き出した
花崗岩やマイロナイト (変成岩)
緑が石灰岩がカンラン石などの
いわゆる『堆積岩)からなる
付加体。
(ここ、重要なのだけど
今度またゆっくりね!)

立体地図あり。

これを見ると、

富士山、近っ!



諏訪湖も
分杭峠も
この構造線に
収まってしまいます。




そうなんですね〜〜。


さて
おじさまにお礼を言って
こちらを後にいたします。


山梨に戻るのは
やはり、152号線をクネクネとまいります。

そうして
やはり

分杭峠を通過します。



またまた
杖突峠。


この日はくっきりと
諏訪の盆地が見渡せました。



富士山に戻ったのは
夜半の10時過ぎでした。



後日談
その一



家に帰ってから
わたしたち二人は
この日偶然にも
あの『おじさま』が
とんでもない方だったことに気がついたのです。


『中央構造線博物館(ちゅうおうこうぞうせんはくぶつかん)とは、長野県下伊那郡大鹿村にある日本で唯一の中央構造線の専門博物館学芸員である河本和朗は、日本の中央構造線研究の第一人者である。』

そうだったの〜〜!

なんでも
河本さんがこの博物館にいらっしゃるのは
月に6回しかなく、
しかも、お忙しいので、この方に講義していただくには
予約が必要、とのことでした。


白抜きの日が
学芸員(河本氏)がいらっしゃる日!
なんとこの日は
“たまたま”
いらしていた6月22日だったのですね〜〜!


しかも、閉館7分前に行ってしまい
それなのに、1時間以上もレクチャーして頂き
ほんとうにありがとうございました!


この方
ほんとうにステキですよ。


また、絶対に行きます!
今度は予約させて頂きますね。


『氏名:河本和朗 
1951年、東京、大森に生まれる。大森貝塚は、われわれ子供が掘りつくして貝殻一枚残っていない。両親は山陰出身。育った場所は池上。日蓮上人が亡くなった場所から250m。お寺の裏山で崖のぼりをして育つ(いま思えば下末吉面の段丘崖だったらしい)。18~19才ごろは、1ヶ月に1回は山登りに行く。おもな行き先は八ヶ岳と南アルプス北部。1971年北海道大学理類入学。しかし進路も決めぬまま中退。1976年アメリカへ渡る。ウィスコンシン、カリフォルニア、コロラドに住む。北アメリカ先住民に会い、「石は地球の長老」であることを学ぶ。1981年、日本に戻る。1984年から大鹿村に住む。1990年ごろから松島信幸先生の地質講座に通う。1992年から松島先生の助手として大鹿村中央構造線博物館の標本集めや準備作業に従事。1993年8月の開館から常駐職員。2001年3月放送大学卒業。卒業研究は早稲田大学高木先生の指導を受ける。2002年学芸員資格取得。2003年、大鹿村中央構造線博物館が国の博物館法にもとづく登録博物館になる。日本地質学会、日本活断層学会,日本地震学会,地学団体研究会会員。』





“アシタカのカミへの邂逅 ”0618 ラスト!!!

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もう6月も、終わりに近づいて
やっと6・18のラストを書きまーす!

その前に
今日(6・27)の富士山画像を。




ものすごーい“龍の巣”が
形成されていました!

ここのところ
またまた、龍づいていますものね。



こちらの続きになります。

その三 『記憶する太古の石』(アシタカのカミへの邂逅 0618)

春山川に沿って
愛鷹山を南下して
飯綱神社のそばにあるという
もう一つの
『ミシャグチ神』と思われる
“おしゃもっさん”に行きました。




こちらは
リリーレポートにてすでにご紹介していますが、
わたしはもちろん初めて
こちらの前に立ちます。



どう考えても
『おしゃもっさん』は
ミシャグチなのだけど、

その前に、長く大切にされていたらしい
湧き水が
どう見ても、10万年前の愛鷹山の溶岩の間から
渾々と湧き出していて、




ここで、わたしたちは
禊をしました。
(手を洗っただけですが、
すごく気持ちよかったです。)

祓いたまえ
清めたまえ…


たぶん、なんだけど
愛鷹山は
本来の働きを、失われて
かなりな結界を施されているのでは?

本来のエネルギーはとてつもなく大きくて、
それが
水と石の山として
今は眠りについているようにみえる
巨大な龍体なのだろう、
わたしは思った。


おしゃもっさんのそばには
星神さまも祀られていました。



そうして
『飯綱神社』にも立ち寄りました。


やはり、面白い特徴的な注連縄だわ…。



簡素な社殿。



宇迦之御魂神???

『ウカノミタマは、日本神話に登場する神。『古事記』 では宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、『日本書紀』では倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と表記する ...』


きっとこれも
後付けだろうなあ…。

あるいは
宇賀神かしら?


だけれども
この神社の
菊の御紋は
どのような意味があるのかしら?

加茂善三氏によれば
飯綱文字という古代文字が発見され
十種神宝が収められていた、
というには
あまりに
簡素な、作りだ。



紀元二千六百年!

重要なのは
この神社から、登山道が始まること。

それが大綱の道。

愛鷹山の二番目のピークである
あの、
位牌岳への
登山道なのだという。

この話は
さらに続いて行くのだけど、


6月18日の探索は
これで、おしまい。



駐車場に戻ると…


富士山が姿を現した!

ずっと、雨だったのに。



手前は
愛鷹山。

ここから見る富士山は
なんだか、おすまししているように見えてしまうんだな。


来週のリベンジを、誓って

プレ 愛鷹山探検隊は
一旦、解散となりまする。


ハロちゃん、
くみちゃん、
リリーさん、

また、来週ね!
ありがとうございました!



『アシタカのカミへの邂逅 0618』

〈完〉

頼朝伝説の“陣馬の滝”と 太鼓石(溶岩樹型)のことなど、0627

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一昨日の
“アシタカ山探訪記”がまだ始まってもいないのですが(プロローグのみ)

昨日、今日と
富士山に戻ってきたかのように
富士山そのものの探訪が始まったようなので
まずは、今日の話を。

今日は
静岡県 富士宮市の
とある滝へ。
(て、やっぱり静岡じゃない?
まあまあ…)

来週、本番のツアーの下見です。

『陣馬の滝』

あれれ?
水量が今年は少ないなあ…


正面の主流は
富士山からではなく
天子山地から流れる水。








『五斗目木川』

“ゴトメキ川”です。

当て字なんだろうな…

トドロキ
とか
ゴトメキ
とかは
滝の轟々とした音を現すのではないかしら?




一方
向かって右側の流れは
富士山の溶岩流の間から流れる
富士山の伏流水。


おおお!
こちらには白龍さんのお姿が!!!

(赤いのは、富士山の溶岩流に含まれている鉄分が、酸化したものと思われます。)

下見は終了し
帰る途中で
いつもはスルーしてしまう
こちらの看板を良く読むと…

“太鼓石???


『陣馬の滝は、五斗目木川にかかる滝で、上流からの水の流れと、溶岩のすき間から湧き出す水が滝をなしている。その様子に、白糸の滝と同じように、富士山麓の湧水の仕組みの一端を見る事が出来る。

 鎌倉時代の初め、建久四年(1193年)のこと富士山の麓で巻狩を催した源頼朝が、日が暮れて滝の近くに一夜の陣を敷いた。それから後その滝を陣馬の滝というようになったと伝えられている。

 また、その夜のこと、滝壺からドンドンと太鼓を打つような音がしたので、不思議に思った頼朝は、次の日家来に滝壺を探らせてみた。すると、滝壺から中が空洞になった太鼓の胴のような石が出てきた。その石は、太鼓石と名付けられ今に伝えられている』

こちらからの転載です。

陣馬の滝


『そういえば、その太鼓石って、あっちの方にあったよ!』


そうなの?

興味津々で、行ってみます。




あった!!!


なあんだ!
溶岩樹型じゃないのお〜。


それにしても、
ものすごい御神木あり。

シイ?カシ??


古びた祠がたっくさん!


おやおや?
石棒があるよ?

こ、こ、こ、
これは…⁉️



さらには
太鼓石の右側にも


蛇?亀?
目があるよ!
てな?
石像が。

そういえば
陣馬の滝の主流の画像にも…


いましたあ〜〜!


こちらは
遠照寺という
日蓮宗のお寺の境内でした。


このあたりは、日蓮宗が多いんだよ、
富士宮在住のくらさんが、教えてくださった。


源頼朝、
日蓮、
といった鎌倉時代に由来する
様々な歴史の片鱗と

縄文由来の石棒や、蛇信仰…

様々な古層の信仰が交錯する
富士山西麓には
まだまだ、秘密がてんこ盛りにありそうです。

この後、下見が終わり、解散したあと
たったひとりで
ずっと気になっていた
ある場所に行ってきたよ。

ここから
わずか4キロの
ある場所とは…。

(6月27日のお話は、続きます)







山羊座の満月と 富士山に虹! 0629

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夜中、
カーテンを半開きにして寝てしまっていたので
ものすごい月明かりで目が覚めた。

窓の外には
富士山の真上に
まん丸お月さまの半端ない光!

(残念、画像は撮りませんでした。)

やがて、朝目覚めて
バタバタ支度をしていると

窓の外!





富士山に虹🌈がかかってる!

8;45の事でした。


移住して17年、
初めて、富士山にかかる虹を見た!

夢のようだわ。
きっと、他の方も見ているに違いない、
と思って調べてみると
思いのほか、少なくて、
しかも過去記事ばかり。

一番多いのが
『富士山に虹がかかる夢は大吉祥!!!』
てな記事でした。

夢じゃないよー!
夢のよう?だけど
夢じゃないんだよ〜〜

虹は思いのほか長くかかっていました。




そういえば、
あの、富士山の真上の満月🌕
どなたか撮ったかたはいないかな?
そう思い
久しぶりに山中湖のライブカメラ『絶景くん』をチェックしてみたの。

すると


3時くらいの画像には
やはり満月が写ってました!

わたしの家からよりお月さまはかなり左(南)に見えるのね。

そうして!

朝7時くらいの画像をみて驚いた!!!



わたしが見たのと同じ虹🌈🌈🌈!

だけど、1時間時差があったようです。


今日は山羊座の満月。

天候は不安定で
あちこちで、天体ショーが観測されそうです。


皆さまのところでも虹🌈などがでたら
教えて下さいね!


『アシタカ山 ノボレ! 0625』その一 大綱の道

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6月25日のお話です。


『アシタカ 水と巨石の山 vol.2』

なるタイトルてプロローグを書いてしまったのですが…


0625 プロローグ


改めて

『アシタカ山 ノボレ!』とします。


6月が終わる前に
絶対にアップしまーす(^.^)(誓い)




さて、

待ち合わせ
沼津カインズホーム駐車場。



珍しく、早く着いてしまった。
富士山と、手前に愛鷹山。


この日のメンバーは
探検隊
ハロちゃん、くみちゃん、リリーさん
&わたし
そして、初めてお会いする
oyaoyaさん。

初めまして〜〜!のご挨拶のあと
早速
アシタカ山を登ります。

飯綱神社を今日はスルーすることをお許しくださいね。

すると
『大森宮司さんのお墓があるんですけど』と
oyaoyaさん。

加茂喜三氏とともに
愛鷹山の謎を追った
飯綱神社の宮司さまのお墓が
なんと、この『大綱の道』(飯綱神社から位牌岳に至る登山道)沿いに
存在するのだと言います。

うわうわっ!
寄りまーす!



大きな銀杏の木の元に…

ハロちゃん、
たまたまお線香を持ってるの〜〜と!

ひとりひとつのお墓に捧げます。

うん、良いスタートだね!

この、大森宮司さまのこと、
本日、oyaoyaさんが
情報を送ってくださったので
公開させて頂きますね。

『飯綱の菊の意味は、大森氏が阿始長男命の末裔 。

阿始長男命は阿祖彦王の王子 。

阿祖彦王は阿祖山太神宮の副大宮司?大宮司か?二つある。

阿祖彦王を遡るとオオヤマヅミからの~ツクヨミからの~イザナギ~クニノサヅチって具合にタカミムスビに行き着く。が、オオヤマヅミの系譜のようです。』


ってことは???


アソヤマ大宮司

アシヒコ王

アシナガオノミコト

大森宮司


ってこと???


うむむむ…


大森宮司は亡くなってからも

この大綱の道で、愛鷹山を御守りしているのですね。


ご挨拶させていただいて

良かったです。


『大綱の道』をまずは車で、登ります。


最初に出会うのは

『三角石』



こちら!

そのあと、
駿河湾の見渡せる地点で車を降り

ひたすら登るのだわ。



すると、

点在する巨石群。



ちゃんと、oyaoyaさんが説明してくださるので
楽しいこと、この上なし!




それにしても、
ほんとうに、
愛鷹山は、巨石の山だ!


分かれ道。
かつては、ここに鳥居があったようです。
現在は鳥居が朽ちてしまって。


ここからしばらく登山道を行くと


かぐら石!




この時
わたしたちのテンションは
マックス〜〜!


先端まで行っちゃうんだもんね!



龍の頭にも見えるこのかぐら石は
高さ12m
長さが20mもあるそうで、
かつては、駿河湾や伊豆半島が
丸見えだったことでしょう。

(リリーさんのスクリーンショットをお借りしました!)

それで持って、この時間!

11;11
キャーキャー!
わーわー!!!

またしても、
テンションがあがる〜〜!




ひとりだけ、クールな
oyaoyaさん、

ここから先が
神路山ってなってます、
と。

なにしろ
ストーンサークルが満載の
聖なる山らしいのです。



だけと、
お腹が空いちゃった…

車まで戻るのに
30分はかかります。

では…
降りますか⁉️

女性4名の食欲には勝てないoyaoyaさん!
ごめんなさい🙏
降りまーす!

聖なる大綱の道よ、
また、リベンジします。
(位牌岳までいつか必ず必ず登頂しますね!)

で…

リリーさんがランチを予約してくれた場所が、
またまた、意味のある場所だったのでした。


この日

無駄な事など
ひとつもありませんぜ!





6月最後の日 (梅雨、開けて…) 0630

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朝起きたら、
まるで夏山の富士山だ!

って
梅雨開け宣言が出たのだから
夏山であることは間違いない。


昨日の梅雨開け宣言は
観測史上、もっとも早かった???


明日
7月1日は
『富士山お山開き』
いよいよ、
夏山シーズンの到来となります。



今日
わたしは西湖で、お仕事でした。




西湖のお空の雲がすごかった!


カヌースクールのお仕事。
まさにカヌー日和ですね。


スペアリブのスモークも
わたしのお仕事です。
スクールの参加者のために焼きます。



カヌースクール代表のワンコは
以前はカヌー犬だったけど、
代替わりのワンコは水が嫌い!

なので、
陸で一日中お留守番です。

退屈だよ〜〜。


だけど、大丈夫!
スペアリブの骨を、犬仲間に差し上げるので
西湖のドッグランに集結して頂きました。
16:00




本能むき出しで
思い切り走り回るよ。

オールスターズ

ゴン太、甲斐犬
マーキュリー、黒ラブ
リツ 、チョコラブ
コタロー、ミックス
もも、ミックス

(この画像は散々走り回った後なので、わりとまったりしてるかもです。)



18:00
やっと家路につきます。

途中で、思い出した!

今日は『夏越しの祓いの日』であったこと。


家の近くの(忍野村)浅間神社に立ち寄った。

だあれもいない。



芳しい
茅ノ輪くぐりを
ひとり、させて頂きました。


横8の字に、三回 まわる。




富士五湖地方にも

慌ただしく
夏が来ます。



『アシタカ山 ノボレ!』その二 根方街道(22号線)は導く

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6月の話は、6月のうちに!

そんな宣言をしたのだけど
もう、無理無理〜。
(いつもそんな事を言ってるし…)


やっぱり月をまたいでしまう、
ごめんなさい、
6月25日のお話です。



前日の、
ランチ、どうする?
の中で地元のリリーさん、おススメの
『美味しいパン食べ放題の店』

『35』



最初の写真がわたしの食べたBランチ!
美味しいパンが食べ放題で710円は
お得過ぎる〜❣️

だけど、
35(トレント サンク)って名前の
由来はなんなのでしょう。

こちらはまたしても
アノ、根方街道(22号線)沿いにあるんです。

こちらのお店の意図とは全く関係ないと思うのだけど
わたしたちは
35!!!
三五!!!
アナナイ〜〜!!!
妙に盛り上がってしまったのね。

アナナイ教ってあったよねえ…

その名前はどこかで聞いたけど
誰も詳しくは知らない。

調べてみたのね。

コトバンクでは…

『あなない〔あななひ〕

助けること。支えること。特に、高い所に登るための足場。あぐら。
「―にあげ据ゑられたり」〈竹取〉』
また、
こちらでは…

 『「アナナイ(麻柱)=高い所へ登る足がかり、足場」と広辞苑にある。大本教の出口王仁三郎著『霊界物語』には、「三五教」と書いてアナナイ教と読む教団が出てくるが、「麻柱教」という表現はない。
 王仁三郎の弟子で、土建屋の親分だった中野与之助は、第2次大本教弾圧(1935)の際はブタ箱に入れられたが、戦後「三五教」を開教して、信徒20万人を集めた。三五教の「三」は、紅卍字会(台湾)、パーハイ教(ペルシア)、道院(中国)、「五」はキリスト教、イスラム教、仏教、道教、儒教を意味するとか。
 中野与之助が「三五教」を開教したのは昭和24年(1949)、その前年に王仁三郎は他界し、大麻取締法が制定されていることから、三五教は大麻と無関係と思われる。では「麻柱教」とは何か?
 一万年に渡る縄文先住文化の燦然たる花々を咲かせた縄文大麻は、弥生稲作民の渡来と大和朝廷の出現によって駆逐され、その精霊は霊界に封印されてしまった。替わって朝廷のシャーマン忌部氏の渡来大麻が列島の野山を席捲し、やがてローカルな大麻の神々を統合して、国家一元の大麻の神格「神宮大麻」が、天皇家の祖神天照大神の属性として、伊勢神宮に祀られ、「大麻礼」にされて来たのである。』



なんと!
出口王仁三郎 著の『霊界物語』に出てくる名前なのだと。
三つの教えと
五つの宗教を意味する???

さらに現代では
“宇宙教”とも呼ぶ教えに進化しているらしい。

(こんなのもありました!)

『三五皇大神を信仰対象とする。天文即宗教という教義を持っており、天文学者山本一清の勧めもあって1957年(昭和32年)、沼津市香貫山に天文台を設立した(月光天文台。のちに函南町に移転)[1][4][5]。宇宙の摂理そのものが教えであり、天・地のもたらす農産物はそれを具現化するものとして重視しており、NGOオイスカを設立して東南アジアなどで農業活動を行っている[3]。また、現世利益を説かないという特徴がある[2]。』

沼津市香貫山に天文台???

なんとまあ、沼津との関連も出てきてしまった。

妄想は留まるところを知らない。

そうして、
この日の晩、リリーさんから驚きのLINEがあった。

シックス・ハンドレッド…
シックス(6)=『』!!!
(これはプレ愛鷹山探検隊の18日にランチしたレストランの名前)

今日のランチのレストランの名前は
35=『』!!!

なんと
アシタカのカミ〜〜❣️

まあ、
語呂合わせっちゃ語呂合わせなんだけど、
なんて上手く出来てるんだ???

と、ランチのレストランの名前で
グループLINEが
ここまで盛り上がるとは…(^。^)



さてさて、
当日のお話に戻ります。

ランチの後は
今日のもう一つの目的地を目指すのですが…


今年はなんだって
ここまであの根方街道(県道22号線)を
行ったり来たりする羽目になるだなんてね…


1月7日、
かぐや姫ミュージアムに行く途中に気がついた
やたら古びた神社や曰くありげな山寺が立ち並ぶ、
昔の東海道であったと思われる“根方街道”

(そのときの記事です)



あの、スルガの王の墓『高尾山古墳』も!
あの、北条早雲の城 『興国寺跡』も!
あの、古代文字が存在したという『飯綱神社』も!
あの、後醍醐天皇の三種の神器の掛け軸が存在したという 『東泉寺』も!
あの、『赤野観音堂』の十一面観世音が納められている、『廣大寺』も!
あの、どう考えてもミシャグジを祀ったと思われる黒い石祠のある『船津浅間神社』も!

すべて、すべて
『根方街道(県道22号線)沿い、もしくは近辺にあるのだわ!!!

さらには
この日
oya oyaさんは
『気になる場所があるんですけど』と言うんです。
それも根方街道沿いの、聖観音が祀られているところだと言う。

こうなったら
乗りかけた船です。

行きましょ!



そこはまたまた
不思議なところでした。


手前に神社あり。

何神社かわからないのですが
御神木が半端ないぞ!


その拝殿の裏には
初めて見るような7つの石祠あり。

これ、何???
(陽根?石神?)


そして
おそらくこの地方独特の『注連縄』
これはまさしく蛇だよね。



そうして
その奥に
聖観音像が祀られているらしい。


この御神木もすごい。

で、

ここにもこの注連縄が。

金龍山?

そうしたら、
oyaoyaさんがずっと探していた
役行者 由来の『青龍寺』が、実はここであったこと、
彼のブログに解説されていました。
不思議だ〜〜!





この小高い丘の後ろ
愛鷹山とこの場所の間に
東海道新幹線が通っていることが
わたしはものすごく
気になりました。

最近、新幹線がらみの事件や事故
そうして地震がらみの不通が度重なっていたもので。

新幹線が、
エネルギーを分断しているのだろうか?

例えば
愛鷹山と駿河湾
山と海のエネルギーの分断???


さ、次は
この旅のラストのお話になります。

ほんとにホントよ〜〜!












『アシタカ山 ノボレ!』最終回 アノ滝へ!

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アシタカはほんとうに
水と巨石の山。

この日のラストは
須津川を遡り
目的の滝を目指します。

須津川と書いて
すどかわ、と呼ぶのね。
その名が、富士内八海一番の
あの湖につながっていたことは
旅の、最後に知ることになります。



須津川沿いの巨石は
富士山では見られない光景。


だって、富士山には流れる川が無いのだし、
なにしろ、わたしにはとっても神秘的!



そうして、
ついに到着!


ここに来てみたかったのです。
水の生まれる山
愛鷹山といえば、

大棚の滝!!!



滝壺に向かう道にも
巨石がゴロゴロ。



やっと近くまで来れました。
感無量。


思い思いのポジションで
滝と対峙。



(この時、ハロちゃんが撮ってた画像。)






ハロちゃんが、滝に向かって
イワブエを吹きます。

わたしはこの時
完全に地球にグランディングしていた…


アシタカ山は
バリのアグン山のエネルギーや
ハワイのカウアイ島に似てる…,


この地球の火山の中で
わたしがそのエネルギーを感じた山
その二つを思い起こした。



(追記、
今 久しぶりにアグン山を調べたら、
なんと6月29日に爆発的噴火してました!
それって
満月の日???)


(なんてこった!)



(富士山そっくりなこのお山が、
6月29日、満月の日に🌕噴火???)



(ごめんなさい
話を6月25日に戻しますね。)





やがて、
ハロちゃん、位置を変えて
右手の滝壺に向かい
龍笛を吹きます。







oyaoyaさん
この日はなんと
ヤギの蹄で作られた楽器を持参して
ハロちゃんの龍笛とコラボする!!!



龍とヤギのコラボです。
なんなのだ〜〜!




水の生まれる山は
また
岩を産む山でもあるかのよう。



大棚の滝を後にして、

その少し上流にある
清水に水を汲みに。


この山はいったい…



どれほどの水を生むのだろう。


百の澤のひとつなのですね、
リリーさん。

百の澤があるので
アシタカのカミは
桃澤明神…。


アシタカの水は
甘い。

それは
十万年も眠っている龍の
吐息の甘露なのだろうか。




16:30に
愛鷹山探検隊は、解散致しました。



ハロちゃん、
くみちゃん、
リリーちゃん、

そして隊長のoyaoyaさん。

ありがとうございました。

なんと、わたし以外の全員が
静岡県民なのでした。


沼津の桃里にあるホームセンターの駐車場からの
愛鷹山と富士山。


ここから
わたしはこの富士山の反対側へ、
山梨県の忍野村に帰ります。

忍野村=カムアタツヤマの麓へ。


約2時間かかったけど、
夕暮れに、
間に合った!


ワンコ散歩の
トウモロコシ畑越し

いつものお顔のおやま。




オカエリナサイ…

アシタカ ハ
イカガデシタカ?




『アシタカ山 ノボレ!』
〈完〉


富士内八海 一番 須戸湖(すどのうみ)と泉瑞湖(せんずいのうみ)をつなげる

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6月25日の愛鷹山探訪記
『アシタカ山 ノボレ』は
昨日で完結したのですが、

まだまだ
わたしの中では続いていたことのお話です。

あくるあくる日の
6月27日、
わたしは日常の中に戻りまして
富士山五合目“御中道”ツアーガイドの日です。

あいにくの強風で
早朝6時、
コースの変更の連絡あり。

青木ヶ原樹海のツアーに変更し、
時間も短縮となりました。

自然相手の仕事なので致し方なし。
青木ヶ原樹海のガイドは
12時には終了しました。

さて、ここからが
またまた
ひとりミッションの話になります。



……………


車の中には
愛鷹山の大棚の滝で汲んだお水と
川の中にあった紅白の石ふたつが入っていた。

きっと
富士山のどこかにおつなぎするのだろうな、
漠然とそう考えていた。

アシタカは
フジとエネルギーがつながっている。
と、わたしは思っているのだけど
(パラレルの世界では、ツインの山なのだ。)


アシタカのお水と石かあ…
わたしはフジのどこにおつなぎするんだろう。


そう思いながら、忍野村に戻る途中
おとといのことを思い出していた。

大棚の滝の帰りのことだ。


『須津川と書いて
すどかわ、と呼ぶのね。
その名が、富士内八海一番の
あの湖につながっていたことは
旅の、最後に知ることになります。』

そう、
大棚の滝はそもそも
『須津川渓谷』と呼ばれているらしいんだけど、
その下流の
まさに駿河湾に流れ込むところに
『浮島ヶ原自然公園』
なるものがあったの。

そこはかつての
富士内八海一番『須戸湖(すどのうみ)の場所!




『浮島ヶ原自然公園よりの富士』
(画像はお借りしました)


『富士八湖
ふじはっこ

富士講で霊場とされる、富士山周辺の八つの湖。富士八海ともいう。また、後述の外八湖に対して内八湖ともいう。河口湖、山中湖、明見(あすみ)湖(富士吉田市)、精進(しょうじ)湖、本栖(もとす)湖、西(さい)湖、四尾連(しびれ)湖、浮島沼(富士市・沼津市)の八湖。浮島沼にかえて長峰(ながみね)の池(上野原市)とする説もある。また後年、浮島沼にかえて泉瑞(せんずい)(仙水とも。富士吉田市)としたともいう。富士八湖は富士信仰の行者である長谷川角行(はせがわかくぎょう)が仙元大日神の指示によって修行した場所といわれ、富士講信者は八湖を巡り禊(みそぎ)を行った。』



わかりにくいかもしれないけど、

『浮島ヶ原=浮島沼=須戸湖』

なのだ。

それが、後世には
富士吉田の
『泉瑞(せんずい)=仙水=泉水』

に、変化して行く。


わたしはこの富士八海“一番”の
沼津の“浮島沼”が.
富士吉田の“泉水”に変化して行くことに
不思議を感じていたけど
なぜなら
他の7つの湖は、現在でも湖、または池であるのに
“この一番”だけ、
現在は枯渇しているのだから。


ううむ…

アシタカの須戸川のお水と石をおつなぎするのは
やはり、
あの
“泉瑞”かしら???


青木ヶ原樹海のある西湖から
忍野村の自宅に戻る道を
ほんの少し
富士山側に上がれば
そこ
『泉瑞』にたどり着けるのだ。


行こう
行こう

お水と、石を持って。



吉田口登山道に平行した道沿いに
そこはある。


なんと
ここも“浅間神社”とある。


車を停めて
15分ほど歩く。


イタヤカエデの大木あり。




あたりには
オオルリのさえずりや
ハルゼミの声がこだまする。

だあれもいないよ。

この辺りは
かつては“泉瑞湖”と呼ばれる
池があったらしい。



ここもまたまた
源頼朝の伝説を持つ。

『山梨県富士吉田市上吉田の北口本宮冨士浅間神社を起点とする吉田口登山道を富士に向かって約3キロ、諏訪の上から遊境下へ進み左に分岐して約1キロ行くと泉瑞(別称泉津湖)に出る。泉瑞には、源頼朝にまつわる伝説が残っている。 

 頼朝が富士北麓で狩りをした際に、部下将兵ののどを潤そうと、神に祈って岩をむちで打ったところ、こんこんと水が湧き出したという。鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」には頼朝が幕府を開いた翌年、富士山麓で「巻き狩」を行ったことが記されている。

 江戸期以降、富士講中修行の霊場として内八海のひとつに数えられ、御手洗竜王(みたらしのりゅうおう)をまつり、御詠歌に「人山の水はあたえの不老水、よはいの水でふえへりもなし」とあり、講中巡拝の聖地とされている。』




紅い鳥居をくぐる。


ほんとうに小さな
小さな祠あり。

くぐった左側に
やたら立派な
手水鉢、あり。


なぜか、六芒星?
ダビデの星??



石祠の右側の
小さな石仏さん?


愛鷹山、大棚の滝で拾った
紅白石を奉納する。

まるで、お餅みたい!




スマホのカメラレンズめがけて
飛んでいる小虫は
『クロメマトイ』

ウザいけど、害なし。


自然が豊かな証拠だ。
(青木ヶ原樹海にもよくいる)


ひとりミッションが終了して
なんだか、安堵。

この『富士八海』と
聖なるフラクタルに導かれている話は
改めてまた書きますね!





この日の夕暮れは
龍の巣が出現した。

どなたかが、
喜んでおられるのかな?










明日も
明後日も
明々後日も

どうぞわたしをお使いくださいね、

アシタカとフジの神々さま。













霊獣 “オオカミ”と 青木ヶ原樹海のコト 0703

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久しぶりに、
今日の話です。
(記事が時間に追いついて来なかった!)


今日は
“富士ケ嶺”にいます。

富士ケ嶺からの富士山は
デカイ!


富士ケ嶺からみた
大室山も

デカイ!

大室山は
3500年前に噴火した
富士山の側火山。

久しぶりに大室山の麓で時間を過ごすので、

今日はその話を、書こうかな
と思ったんだけど…

違う話になりそうです。







今日は、青木ヶ原樹海の中の
とある天然記念物の
有名な洞窟の
監視員のお仕事。


こんな感じで
連日、たくさんの探検隊が押し寄せるようになってしまった
某 洞窟のため

安全管理やら適切な利用だのを
サジェストするお仕事なのです。


樹海のようすは
なかなか楽しいですよ。


フジゴヨウの松ぼっくりを
リスが食べた跡やら、


ツルアリドオシの花(白)や
実(赤)が
同時に見られたり…



小さな
小さな
赤いキノコが生えてたり…



で、
監視員のお仕事は
意外と楽です。

本を持ち込んで
読書も出来ます。

(もっとも、この洞窟の利用者が途切れる時間に限られていますが。)


今日は
こんな本を持ち込みました。


ニホンオオカミは消えたか?』


実はこの本は
先日(6月22日)に
信州の 大鹿村に行った時

『中央構造線博物館』で購入したものなのです。



あのとき、
学芸員の河本さんは

『あ、こちらは大鹿村在住の方が書いた本です。』
と、仰ったのね。

えええええ?

わたしは、
このアヤシイ大鹿村には
やはり オオカミを目撃したひとが
てんこ盛りなのでは?
と思い
ついつい、この本を購入してしまったんです。

読み進めたら…

アノ!
『ニホンオオカミを探す会』
八木博さんのお話となるではないですか!!!


おおおおおおおおお〜〜〜ん❣️


このかたの撮った写真は
あまりにも、有名なんです!


秩父山中で八木さんが撮った
このイヌ科動物は
のちに、『秩父野犬』と名付けられます。

これ!

完全なる、オオカミですよね〜〜!

わたしは以前、青木ヶ原樹海のガイドをして、
いつもの得意な
オオカミが生態系の番人であった、的な話をした時、
参加者の方が
『わたしの友人で、絶滅したはずのニホンオオカミを真剣に探してる人がいるんです〜。
“八木さん”って言うんですけど』
という話を聞いて、

ええええええ?
八木さんて
あの、八木さんですか?
そちらは八木さんとお友達なんですか?

と、
大喜びした経緯があるのです。



さてさて

この本の著者
宗像 充氏は
2014年、三峰神社で開催された『フォーラム
ニホンオオカミ二◯一四』の帰り道
『六十九人目』のオオカミ体験者となってしまうのです。



ふうーん
そうなんだ!


では、わたしは
七十七人目の
オオカミ体験者なのだろうか?
(というのは、著書の山中でオオカミを見たのは2014年、それから8人くらいはいそうだからね…)


不思議な話なのだけど、
オオカミは、オオカミの存在を信じている人、
オオカミを追い求めている人の前に現れる。

しかも、写真まで撮らせてしまうのだ。
わたしがオオカミを霊獣だと思うのは
そこなんだけど。


話をこの本に、戻しますと、



宗像 充(むなかたみつる)
1975年、大分県犬飼町生まれ。一橋大学卒業。ジャーナリスト。大学時代は山岳部に所属。登山、環境、平和、家族の問題などテーマに執筆をおこなう。
ニホンオオカミのほか、ニホンカワウソや九州のツキノワグマなど、絶滅したとされる動物の生存について検証したルポを雑誌に発表。著書に『子どもに会いたい親のためのハンドブック』ほか。現在は長野県大鹿村に在住、リニア中央新幹線の反対運動についての取材を続けている。


この著者は
いわゆるオオカミ体験者(オオカミとおぼしきイヌ科の野生動物を見た人)の話をルポし、ニホンオオカミとは何か?を学術的に探求するうちに
自分自身が体験してしまう、という羽目になるのです。

八木さんに『もう思い残すことはありません』と伝えると、
『何を言ってるんだ、これからが始まりじゃないか』と叱咤されるのですね。

確かにその後ますます精力的に
ニホンオオカミとは何か?を追求していくドキュメンタリー。


こちらの著書の中で
わたしが面白いと思ったのは
この記述だった。


なんと、
縄文時代以前には
大型のタイリクオオカミの化石が日本の各地で発見されるけど
縄文時代以降は
すべて、ニホンオオカミの骨なのだそう。
(タイリクオオカミとニホンオオカミの頭骨での見分け方、亜種が別種かの論争にも触れている。)


そうなんだ…

知らなかった、その話。
縄文時代になってから
完全に日本列島は大陸から切り離されて
独自のほ乳類層に分化していくのか。

縄文時代の人々と
ニホンオオカミは
共に生きていたのかもしれない。

北海道にいたエゾオオカミは
北アメリカのシンリンオオカミの流れを汲むという。
アイヌの人々は、オオカミのことを
“ウォッセ カムイ”
吼える神と呼んだ。

本州にいた縄文人はオオカミのことを
なんて呼んでいたんだろう。
わたしは、
ウォッセ カムイが
ウォッカムイ
ウォーカミ
オホカミ
となったのだろうと考えています。

青木ヶ原樹海の中で読書をするとしたら
ほんとうにベストな一冊でした。


『ニホンオオカミを探す会』の
八木さんはまだご健在なのだろうか。
メッセージを、送りたくなりました。

『わたしは青木ヶ原樹海を突っ切る国道で、
オオカミとおぼしき野生動物に目の前を疾走されました!』


話は脱線するのだけど
八木さんという苗字もここへ来て気になります。


八木氏は、楊貴妃の子孫である、と
イッピーさんの記事で最近読んだもので。

楊貴が
八木と当て字された、と。


(イッピーさんの記事)



マジですか?

ヤギにひかれて伊那に行き
その、帰りに
たまたま、
中央構造線博物館へ寄ることとなり
この本を手にしたわたしは
なんらかの因縁を感じてしまうのです。


本をパタンと閉じて
緑の魔界といわれる樹海を見渡すと



森の守り神“霊獣”であったオオカミが
西洋文明の導入とともに“害獣”となってしまった経緯を思う。



この富士山の作りたもう樹海の奥底で
オオカミよ、
また姿を見せておくれ…。



















ミナシロの日、富士三光大社へ (0628)

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7月になったというのに
またまた6月の話しでごめんなさい。

6月28日
そう
満月前夜のお話てす。

この日、陣馬の滝に行った話は
すでにアップしてました。


まったく、また
頼朝かーい!といった感じなのですが
この後のことは
頼朝とは無関係に流れて行くので
ご安心(???)を。

………


陣馬の滝の前に
また、例の
田丸屋わさび園に行くことになった。


田丸屋さんのマーク

◯十なんだよねえ…。








芝川のさらに上流の流れ
富士山の伏流水!

富士宮の、“猪ノ頭”というところにある。

猪ノ頭は
本来は、井の頭
すなわち、
湧き水の出る地であったのだ。





そうして
陣馬の滝へ行ってから
仕事は終了して
近くのお蕎麦屋で、ランチ。



すごく素敵な
隠れ家的お蕎麦屋を見つけて

いよいよ
これで解散となった。

だけど
わたしには
この近辺で、時間を潰さなくてはならない
理由があった。

また!
あの、コタローのことでだ。

実は
今日は1ヶ月に、一度の
保護猫、保護犬に
ワクチンや不妊手術を行ってくださる
ありがたーい!日であって

その話は以前書きました。


保護犬であるコタローは
この対象となるので
ワクチンを、打ってもらえるんだけど
なにしろ、1ヶ月でこの日だけなんだわ。

それが、それが
コタローの飼い主は
『この日は本栖湖にいるから
山中湖まで連れて行けないよ!』
などとのたまうのだ。

4時半に連れてきてね!
チハールに固く言い放たれているのに。


こうなったら、
『いいよ、わたしが、連れて行くから。』

まったく!そうなるんかーい(>人<;)

わたしは今度こそ
この友人と関わった自分を呪った。

チハールはわたしの友人なのだし、
知らないよ!てな感じでほっとくわけには行かない。

どうやって時間を潰そうか。

わたしは富士宮にいるのだし、
3時には、本栖湖にコタローを迎えに行き、
4時半には、山中湖にワクチンを打ちに行くぞ。

あ!!!!

そうだ!

でわでわ
ずっと気になっていた
富士宮市の人穴というところにある
アソコへ行ってみようか???



そうだそうだ!

そこは最近
いきなり整備されて
真っ赤な鳥居が建てられているのだった。

額編には
『三光大社』とだけ
あった。



実は
6月25日の
愛鷹山探検隊の日も
ここの話が出てた。

ハロちゃんは行ったことがあるといい、
車の底がつきそうだ、と言ってたので
よほどの悪路だと思ってたけど
なにやら、赤い鳥居の建立とともに
すっかり整備がされている。

『人穴浅間神社の奥宮みたいですよ、』
oyaoyaさんは言ってたけど
たしかにそんな位置関係でもある。

整備されてたのは途中までで
本殿に向かう階段は
すっかり苔むしている。




階段を上がり切ると

左右にオヤシロがあり、


あとから検索してみたら
こちらはニギハヤヒを祀る、
と、あった。



小さな石碑や祠あり。



この鳥居の向きは
富士山に向かっている。

ここもまた、
富士山を遥拝する場所だったのかもしれない。


また他の方のブログさんでは
ここはコロボックルがいるそうな。

ハロちゃんも、
見えなかったよ〜〜
と言ってたけど
わたしにも もちろん見えない。



三光社
とは
月、星、日

星はシリウスを表すのだという。




満月前夜であり
今宵は十五夜お月さんだ。



点在する溶岩石。



『富士三光社奥宮』とある。

では、里宮はどこにあるのだろう。


そう、
十五夜お月さんの日。


陰暦では
五月十五日。


なんと
新月 不二ミナシロの宴を行った日と
同じだった!
(あちらは西暦だけど…)



お参りして
帰り道、参道にて
大きなカタツムリに出会った。



コンクリートの道をノロノロ歩いていたので
道の端に移すと
すっかり引っ込んでしまうんだね。


こんな大きなカタツムリ
初めて見た。


フラクタルだわ…




この後、さらに朝霧道の駅に戻り
時間を潰してから
本栖湖のキャンプ場に行くと

仕事を早く終わらせたコタローの飼い主が
『わたしも行こうかなと思って』と。

なんだいヽ( ̄д ̄;)ノ
じゃあ最初から自分で行ってよ〜〜!
わたしの時間を返してくれ〜〜!!!


と、
思ったけど

この日もまたミナシロの日…

いつかきっとこの日に
三光社に行った意味がわかる時が来るのだろうな。

コロボックルは見えなかったけどね。
















丸16年の今日… (0705)

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今日
7月5日は
わたしにとって、記念日なのです。

なんの???

それは
東京から富士山北麓に
移住してきた日。

今日で16年.と思うと
感慨深いものがあるのです。

去年はこんな記事を書いていました。


16年かあ…

16って
どんな意味があったっけ…

そう思って検索すると
何故か、自分のこと記事が出てきてしまった。


ありゃりゃ〜〜!

数霊16は

『宇宙エネルギーと対応する
強いエネルギーを呼び込む年』


今年は観測史上最速の梅雨明けやら
真夏日の更新やら
さらに
今日は台風7号の影響で梅雨前線が刺激されて
富士五湖地方に150mの降水があるのだとか。

雨が降ったりやんだりの
不安定な気候の中で
丸16年、
17年目の日を過ごしています。


富士山は、今日はついに顔を、出さなかったけど

先週の画像を
どうぞ!

金曜日(0629)










土曜日(0630)




月曜日(0702)




今年のふたりは
すっかり成犬になりました。


宇宙は
スパイラル式に進化しているので

去年のあなたと
今年のあなたは
同じではないんです。




ともに進化して行くことを
約束した魂なのですね。



丸16年の今日は
やはり
感慨深い日です。





あれから23年 初めて書く オウムのこと 0706

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うーむ…

わたしは昨日
23年前に起きた
『オウム真理教事件』のことを
一度も自身のブログで書いたことが無いなあ、
思ったんです。

うんうん
いよいよ、書こうかな。
(それには、ちょっとしたきっかけがあったんだけど…)

そう思った矢先…

今朝、
テレビでびっくり仰天なニュース!!!

なんなんだ?
どうしてだ???
なんで、今日なんだ???


 『オウム真理教による一連の事件をめぐって死刑が確定していた教団元代表の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら7人の死刑が、7月6日午前に執行された。オウム真理教の事件に関しては計13人に死刑判決が下されているが、執行されたのは初めてだ。


 死刑が執行されたのは、松本のほかに早川紀代秀、井上嘉浩、新実智光、土谷正実、遠藤誠一、中川智正。いずれもオウム真理教のキーパーソンで、早川、井上、新実、中川の4人は今年3月に執行施設のある拘置所に移送されていた。

 確定判決によると、松本は「1989年11月に教団幹部らに指示して坂本堤弁護士一家3人を殺害」(坂本堤弁護士一家殺害事件)、「1994年6月に長野県松本市でサリンを散布させて住民8人を殺害」(松本サリン事件)、「1995年3月に東京の地下鉄車内にサリンを散布させて13人を殺害」(地下鉄サリン事件)など計13の事件で29人を殺害したという。』



わたしが昨日
(オウム真理教事件のことを書こうかな…)
と思ったきっかけは
あとで記します。




わたしは23年前
この事件にただならぬ関心を寄せていた。

と言えば
聞こえは良いかもしれないけど
いつもの、ミーハーな
野次馬的興味だったかもしれない。


1995年
わたしは、東京に住んでいたが
その日は、
信州の菅平で
スノーボードに興じていた。

あの
『地下鉄サリン事件』を知ったのは
その日の夕方
スノーボードの仲間たちと
上田駅の近くの居酒屋で
打ち上げをしていた時だった。

なんと
東京で
恐ろしいテロが起きている!

わたし達の会社のある
中目黒の駅近くでも
それが起きていた。


なんなのだ?


その記憶と衝撃は、
今でも鮮明だ。


やがて、連日
オウム真理教の幹部がワイドショーに出るわ
坂本一家失踪事件の真実が次々と解明されるは、
このニュースを見ない日は無い
という状況となり

ついには
当時の上九一色村の
オウム真理教の施設にて
麻原彰晃こと松本智津夫が逮捕される、
という流れで
いったんは収束を、迎えたんだね。


今回
“オウム”という言葉に
なんらかの意味があるのかな?
と思ったりもした。


オウム貝



聖音Ω.

(画像を、お借りしました。)



『オウムとはサンスクリット語でAUMという三つの聖なる音の
集合体で、宇宙の創造と破壊のもっとも根元的な力を表しています。
仏教では、阿吽と音訳され、阿は万有の始まり、吽は万有の帰着を
意味しています。でも始まりがあるから究極も訪れるのであり、
阿吽のなかでもとりわけ「阿」が重要とされており、それはヘブライ語の
アーレフとほぼ同じ象徴性を持っています。

アレフ(アーレフ)は、ヘブライ語のアルファベットの第一字から
取っていて、ものごとの創造・始まりを意味しています。』


1995年に話を戻します。

わたしは何故だか
この事件に並々ならぬ関心を持った。

それは、わたしのごく身近で起きた事件だったからなのだと思う。

地下鉄サリン事件では
知人や友人が
あの時の地下鉄に乗るはずだったけど、遅刻して乗らなかっただの、
遭遇したけど車両が違っていて九死に一生を得た
だの、

村井秀夫幹部が刺殺された次の日に
教団の渋谷本部の前を通ると
葬いの踊りを見てしまったり、

事件はごくごく身近なところで起きていた。


当時、わたしは自由が丘に住んでいたのだけど
渋谷でイベントがあり、その帰り
今日、死刑執行された中川被告が逮捕されて
目黒警察署の前で報道陣の、黒山の人だかりか出来ていたりしたのだ。




23年。

そんなに経つんだな。

まるて昨日のことのようだね。




23は
シリウスを、表すよねえ。



そんなことをぼんやりと思ってたら

ねこねっとのチハールからラインあり


『今日はシリウスの日だよねえ?』

ええええ?
そうなの?
なんで?

そうしたら
7月6日
シリウスの数霊は
76なのだそう。

キャー(>人<;)




さてさて
なぜ、
昨日 わたしがオウム真理教事件のことを書こうと思ったかというと、

23年前
連日のようにワイドショーにでてらした
オウム真理教と闘っていた
上九一色村の『Tさん』と
富士河口湖町のネイチャーガイドのお仲間となり、
例の、天然記念物の溶岩洞穴の監視委員で
これから3回もご一緒することになり、
ミーハーなわたしとしては
わあい!色々おしゃべりしちゃおう(^ν^)
と、手ぐすねを引いてたのね。


案の定
Tさん
今日はテレビ出演してた!


この方は当時から
気骨があって、好きでした。
お仲間になれて嬉しいです。

しかーし!

なぜ
今日なのか?

なぜ
7人もの死刑執行が行われたのか?

様々な憶測があるにはあるが

それを差し引いて

わたしには
やはりとてもショッキングな日でありました。




2014年11月1日
わたしは富士河口湖町から忍野村に引っ越すにあたり
かなりな断捨離をしたのね。

その時に
わたしの『オウム真理教事件』の関連書籍を
全て、捨ててしまった。


その時の画像、
取っておいて良かった^ - ^

ああ、惜しかったなあ…
この本たちはすでに灰になってしまったのね。



ダカラナンナノダ
とも思うけど、


たぶん
今日は、
また
一区切りな日 なのである。






















七夕 西日本豪雨被害 関東(千葉東部)震度5弱! 0707

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七夕さまなのに

西日本で集中豪雨…

まず始めに
今回の集中豪雨で犠牲になられた方のご冥福を
心よりお祈り致します。

(今 現在(22時)49名の方が命を落とされたようです。(気象庁発表による))

明日までにこの豪雨は続くそうで
被災された方へのお見舞いを改めて申し上げます。


そのことに心を痛めていたら

いきなり!

関東の地震でした。

20:23
震度5弱!



わたしの住んでいる山梨県の忍野村も
震度3で
けっこう揺れました。

この震源地は
プレートの『スロースリッブ』が起きた場所と言われて
最近も話題になっていました。



なんだかとても、気になります。

この震源地は
『安房(あわ)』なんです。




そうして
今日の
西日本集中豪雨の被害は
広島の安芸に集中しているように思えます。



安芸は、
愛鷹山の赤野観音堂にいったときに
『アケノオオカミ』の正体を探していたときに
広島の“安芸”にもたどり着いたのでした。


さらには
昨日の
“オウム真理教事件”の主犯者
七名の死刑囚の死刑が実行された件で

オウム=阿吽

阿=ア
アの神のメッセージがまたまた浮上したのかも知れない、
思い始めたところでした。


今日のアサマノオオカミ(富士山)


2004年から
2014年まで
10年住んでいた河口湖の北岸にて

今日は外来種駆除のお仕事をしてました。



ここから離れて早、四年
すっかり様変わりしていく河口湖。
(わたしが住んでいる時には、こんなに外来種は繁茂して無かったのです。)


袋の中身は
オオブタクサとアレチウリ。



アサマは
現れたり
消えたり


日本列島

何か
動いてますね。

今後とも
最新の情報に
留意して
過ごしましょう。


なんだかすごい
七夕の日です。







三十年後の君へ 0708

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7月は
わたしにとって、イベントが多い月でもある。

今日、7月8日は
父の命日なのだ。

わたしの父はとんでもない自由人だったと思うけど、
周りからたくさん愛されていた。
だから、この日は大抵
家族が集まって父を偲んだりすることが多い。

今日は父が他界して
丸、三十年になる、という節目の日だ。
平成三十年。

あともう少しで昭和が終わる、という時
父は、あの昭和天皇と同じ症状で亡くなった。

だけど、その平成も
来年の命日には
平成ではなくなっている。

ややこしいけど、
とりあえず、今日は平成最後の
父の命日だ。

今年の命日は、なんと日曜日と重なる上に
わたしの仕事はぽっかりと空いていた。
だから、母のたっての頼みもあり
二人して、富士宮にある 父の墓参りに行くことになった。

まだ雨のぱらつく
河口湖を10時に出発する。

朝霧に差し掛かった時
素晴らしい富士山がどおんと出現した。




んあんと!
富士山が作りたもう母船雲が左側に!

こちらから見ると
雪が全くないのね。


幸先いいぞ!
父は富士山をこよなく愛していたのだ。

だから
紆余曲折はあったけど
父の眠る地は
富士山の見える富士宮市の墓苑となった。


もっとも、わたしは
あの父がお墓の中にいるなんて思ってもいない。

母は、お塔婆を立てるのが好きで、
今日もお塔婆を立てた。
『祥月命日なんですよ。』と
お寺さんに言っていた。

お塔婆の立て方を覚えてね。
わたしにもお塔婆を立ててね。

わたしは
はいはい、と言ったものの
反抗したくなった。

『わたしはお塔婆いらないからね。』

お塔婆を立てるのに二千円かかる。

わたしは子供がいないので
わたしの没後三十年後にわたしのお塔婆を立てる人はいないとは思うのだけど、
一応 言ってみる。

『お塔婆を立ててもらわないと成仏しないような生き方を
わたしはしてないからね。』


わたしも、父のように
たぶんお墓にいないので
千の風となって
飛び回っているのだろうな。

父なら、こう言うと思う。
『お塔婆なんかいらないから、三千円のワインを買いなさい』
(わたしはいつも千円くらいのワインを飲んでいるのだ)


わたしは父親似な性格を持ち
だからわたしは父を愛したし
父はわたしを愛してくれてたのだ。

わたしと父との愛情は
むしろ、同志のような、
風のようなものだったことを思い出す。


墓参りは、12時には終わり
さて、
そのあとは
食事をしながら故人の思い出話をする
という楽しい時間だ。

どこで何をたべる?
というのが
女性の関心ごとであるのだけど
あらかじめ決めていた、お蕎麦やシラス丼なとあるお店は
なんと駐車場がいっぱいで
停めるところがない。

別の店にしようよ。

父が好きだった鰻を食べるのがわが家の決まりごとだったのに
母は先週から
『なんか鰻は食べたくないのよ』と言っていた。

『パパは、お蕎麦が好きだったのよ。江戸っ子だから。』

え?
そんなこと、聞いたことがないよ。
第一、『江戸っ子だってね〜、寿司喰いねえ』
じゃないの?

お寿司はちょっとねえ…
(母はお腹の調子が悪くて今生物は控えているのだ。)

それに天麩羅が好きだったのよ。
浅草の天麩羅屋さんに連れていかれて
並んでまで食べたのよ。

んんん?
その話も聞くのは初めてだ。
父が天麩羅を食べているのを見たことがない。
父は蕎麦よりもラーメン
天麩羅よりもトンカツが好きだったのではないか?

母にはボーイフレンドがたくさんいたので
誰かと間違ってないか?

まあ良い、
今日は母は
天麩羅蕎麦が食べたいらしい。
何だかんだ言って
絶対に自分の食べたいものを食べるのだ。
そんな母を
目を細めてワガママを聞いてやっていたのが父なのである。
(父と母は23歳も年齢が違う)

わかったよ、お蕎麦ね?

天麩羅蕎麦があるところはないかしら?

はいはい。

わたしはスマホで検査してみた。

すると、
山梨に帰る方向に、幸いなことに
『静岡で一、二を争う名店』てのがあった!

ナビをセットして
そちらに、向かう。

えええ?
そっち??

なんだか逆方向に連れていかれてるみたい。

ほんとに?
合ってる?

すれ違いが出来ないような、
細い道をクネクネ行く。

ナビを、信頼しているけど
半分不安になってくる。

すると…

うわあ!!!

こ、こ、こ…

ごめーん!
と わたしは言い
車を停める。

『千居遺跡じゃないのー!』


あの!
縄文遺跡が
こんなところにあったの???


わたしは金網にへばりつく。

母はわたしの行動を全く理解出来ない。



わたしはキツネにつままれたような気になる。

こんなところ、
父の墓苑のすぐ裏手に
これがあったの?

(千居遺蹟には、2013年の4月に訪れています。)

いつも墓参りに行くルートと
全く異なるルートを走ったために
たまたま、気がついたこの位置関係!

この遺跡は
ただの縄文遺跡とは違いますよ!
(ただの縄文遺跡なんてものは無いんだけど…)

富士山そのものの祭祀跡と思われる
ストーンサークル(石組遺構)が発見されているのだ!

しかも
しかも
それが夏至の日に
かつてツインピークスであった富士山の
2つのピークの真ん中から太陽が昇るのだという!

きゃーーーー!
狂喜乱舞〜〜!!!

え?
富士山がツインピークスって
何?

ご存じ無い方は
こちらをどうぞ。


この2つのピークの間から
夏至の日に太陽が昇るのを
祭祀したストーンサークルが
この千居遺跡だって???

(こちらのブログさんより)

そうして
ここの位置も意味深だ。


富士山の東北と
南西に位置する
三つの縄文遺跡!!!



うわわわ…
こりゃ、
今日の話は今日中に終りませぬ。

タイトル『三十年後の君へ』
父がわたしを導いてくれたと思われる
この日の記録なのですが

三十年どころではなくなってきた。


縄文の?
レムリアの???

地霊が
父とともにわたしを導いてくれたのかもしれません。

続きます。
(ごめんなさい)








『二つの宇宙野』 (三十年後の君へ 0708)

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母はわたしを、
全く信用していないのだな。

いちいち、
自分が死んだら、ああして欲しい、こうして欲しい
と、注文をつける。

父は逆だった。

『あなた方の好きにしていいよ』
それが父の口癖で、
お墓のことも、お寺のことも、
 どうでも良かったみたいだ。


あの世とこの世は
どんな仕組みになっていて
あの世に行った人達は
どう過ごしているのだろう。

わたしの所感で言えば
あの世は、ワンネスの世界なので
お墓だの、宗派だの、宗教だの
すでに超越してしまっているので
それこそどうだって良いのだと思うのだけどね。


さて、
どうしても、天麩羅蕎麦を食べたいらしい母のために
静岡で一二を争う蕎麦屋へ向かったのだけど、
初めて通る道は
白糸の滝のロータリーを、通過する。

ナビは面白いルートにわたしたちを誘う。

何度も富士宮に来てるのに
このルートでは
初めて、こんなすごおい富士山を拝した。

思わず、車を停める。



うわっ!
撮ったすぐ後に
母に画像を見せた。

『富士山の上空に、タツノオトシゴがいるよ!』

わ!ほんと!!!
母は言ったあと
白鳥に見えるわ、
と訂正した。

この日の空模様はほんとうに不思議。

そうして
そのあとの展開も。

くだんのお蕎麦屋さんにあと少し
という時

ええええええ?



『西富士オートキャンプ場』???


ちょっと待て!

ここって
ここって

富士山ニニギさんのとこだよねえ〜〜?』

車を停めて、写真を撮るわたしに
またしても、母は訝しげだ。

わたしがひとりであれば
おそらく、中に入って
あの天の岩戸だの
ライオン岩だのに行っていただろう。

もっとも、わたしがひとりであれば
ここは通らなかったはずだ。

母の望みを叶えるべく
今日はここを通ることになった。

あの、
千居遺跡と同じく
なんで今日なの?
なんでココなの?
と言う思いが去来する。

(わたしがブログを始めたきっかけとなった
富士山ニニギさんのブログと
初めてここを訪れた時のまだ拙いブログ記事です。)

探したら….
あれれ?
2011年9月に、ここを初めて訪れたときのブログは、あまりにも拙いため、削除してしまっていました。
ここを3回目に訪れたときの記事が
ようやく見つかりました。
(2012年2月9日でした。)



この日から
わたしは、ただの一度も
この前を、通ったことが無かった。

この時から、6年半も経っている。

なんで今日なの?

こちらのキャンプ場の案内図



このキャンプ場の中にある
“天の岩戸”


(以上、二点
画像をお借りしました。)

ここの住所は
なんと、『富士宮市 内野』

わたしの住んでいるところは
『忍野村 内野』

富士王朝があったという『 高天原』には
宇宙湖(うつこ)があったと言われ、
宇宙湖が干上がって、うつの(さらに転化して内野となった)と言われています。

富士山ニニギさんは
このキャンプ場の地が、宇宙湖であった場所と主張していて
だから、高天ヶ原は、ここにあった
と言っている。

そおんなバカな!

宇宙湖は、忍野村だよ〜〜。

ずーとそう思っていたわたしも
『どっちも、ありだよ…』
と思うようになってきた。

全てには
裏と表があるようだ。

どっちが表でも裏でもいいんだけど

ふたつの“内野”は
富士山を挟んで対角線上に位置している。

そうして
ここまでわたしを連れてきた
『静岡で一二を争う蕎麦の名店』
は、
ここから徒歩3分の場所にあって、
やはり、富士宮市 内野。

しかも、しかも〜〜〜〜!

『本日、蕎麦が終了したので、閉店致しました』
の、看板が!!!

なぬ〜〜!

まったくもって、
あの、千居遺跡と
富士山ニニギさんのキャンプ場の前を通るために
導かれた?としか思えない。

母は、
お腹が空いちゃったわ〜
と、不機嫌になる。

じゃあ、まかいの牧場のビュッフェに行く?
というと

洋食はちょっとね、
と宣う。

まてよ?

ナビを見ると
“猪ノ頭”
とある。

ええええ?
先日、陣馬の滝の下見に行ったところに近いんでないかい?

じゃあ、
あの下見の後に行ったお蕎麦屋さんに行くことにした。




あの日は雨が降ってたけど

今日はお天気が良く
お外の席で。


天麩羅の盛り合わせと
ざる蕎麦を!




ヒグラシの声がして
気持ちが良い。

『久しぶりに美味しいお蕎麦を食べたわ〜』

母はすっかり満足だ。

なあんだ、最初からここへ来れば良かった!

でも、だとすると
千居遺跡の前も
富士山ニニギさんのキャンプ場の前も通らなかった。

なんともまあ、
不思議である。


あとは家路につくだけだけど
旧上九一色村の
富士ケ嶺のトイレに寄って

すごおく大きな富士山を撮った。





すると、
またまた不思議な富士山の上空の雲たち。


父の墓苑は
ほんとうにわたしの家から
ほぼ、富士山の対角線上にあるので

墓参りのたびに、
富士山を半周することになるのね。


これもきっと
エネルギーの運び屋としての
わたしの仕事なのかもしれない。



自宅に戻り、
改めて、そう思う。


これもそれも
父の采配なのかもしれなくて。


家の窓から外を見ると


羽衣のような茜色の雲に飾られてた。





父の
没後三十年の日。

わたしをここまで導いてくれて
ありがとうございます。














水を巡る女神たちの… 0710

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日本列島、
ほんとうにすごいことになっています。

『 西日本を中心とした記録的な豪雨被害はさらに拡大し、毎日新聞の集計で10日午後0時半現在、13府県で死者が131人、安否不明者は少なくとも84人に上った。生存率が急激に低下するとされる「発生から72時間」を既に経過。真夏日が予想される被災各地では、救助、捜索活動が続いている。』


連日、数を増してくる
被害者の方々。

これ以上、被害が拡大しませんように。
祈ります。

(すでに、死者の数は160人だそうです。)

そんなとき
関係あるかどうかはわからないのですが
気になるニュースです。


築地の水神様のことは存じ上げませんでしたが
今年になって
昔から暴れ川であった富士山の
河岸にあった『水神社』にお参りしたことを思い出しました。



縄文の女神であったという『瀬織津姫』は

祓戸の神に姿を変えた後

荒ぶる水の神と

変容したのだろうか?


『水神の森』は

今なお、太古の記憶を漂わせていた。



この水神社です。

この日なぜ、暴れ川であった水神社にお参りすることになったのか、不思議です。

この話はまた改めて
書かせていただきます。



台風8号が近づいています。


















今日も “農”します。 0711

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昨日、アップし損ねた
昨日の富士さまからお届けです。


山頂にて
何かが、遊んでいます(^。^)


わが忍野村も
ようやく、夏本番となり

畑も、大変なことに。


雑草の中で
肩身の狭い思いをしてる
レタスたち。

はいはい。



毎年 わたしを悩ませる
ズッキーニ(ゴールドトスカ)

なぜかというと
一日見ないとあっという間に巨大化するからなの。



あれれ?
一口喰べて、ぺっ!とした奴がいるぞ!

わたしはイノシシだと思う。

口が小さいね、
彼は、ハクビシンでは?と言う。

とりあえず
お口に合わなかったらしいのです。



ちょっと オシャレに撮ってみました。
なんと、ツイン?親子?のズッキーニだよ!

なんだか食べるのがモッタイナイ。


毎年、ジャガイモを掘るのは
彼の役目だったのだけど、
先日のお休みに
『掘るヒマなんてないよ!』
などと言うので
ものすごく久しぶりに
わたしが掘ってみた。


去年 収穫した残りの小さな芋(キタアカリ)を
すっかり芽が出ちゃって、どうするよ〜
てな小芋をわたしが植えた場所を
掘ってみたら
出るわ、出るわ…
一株から10個くらいの大きなジャガイモがゴロゴロ。

ジャガイモは、掘っておいても収穫できるから
ラクよね、
と思ってもいたのだけど、

今年初めての、

ニジュウヤホシテントウの大発生!!!

キャーーーー!!!

(画像はありません)

捕殺、捕殺、捕殺!

無農薬、有機野菜を作ろうしたら
ほんとうに大変な闘いの毎日だ。


『ワンネス〜〜❣️』
とか言いながら

雑草(雑草という草は無い!はずだが)
害虫(害虫も害獣も、人間本位の考え方だ!のはずだが)
との闘い…

こういうところが
『キミの言ってることは、矛盾だらけだ〜〜!』
とか言われちゃうんだろうな。

では、
ひっそりと、

戦い、争いのない世界、
を夢見ながら…


(自己矛盾を感じながら)

今日も
“農”
します。




(この時期の辛さは
コンパニェーロが不在なことなんだろうな…)







7月13日 蟹座の新月 ミナシロ再び…

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明日、11:48から
蟹座の新月となります。

お月さまを中心とする、陰暦では
明日から、水無月が始まるのね。



今年は
水の配分が(地球の水は常に一定だといいます。)地方により多すぎたり
少なすぎたり…

去年の今頃は、
生まれて初めて、
“雨乞い”なるものをやったことを思い出します。


去年はほんとうに雨が全国的に少なくて
連日のニュースでは
各地のダムが干上がったり、と
水不足が心配されていたんです。

(去年は真剣に、こんなことをやってた!)



(去年の五合目よりの富士山。)




なのに
なのに
今年はほんとうに、奇妙です。

観測史上最速の梅雨明け?
と思ったのもつかのま…


中国地方を中心とした
西日本豪雨被害。

平成の時代の
最大の被害となってしまいました。

.局地的な豪雨、
そうして巨石(花崗岩)が山から住宅地を直撃し、(コアストーンと真砂土)
たくさんの人命を奪った事実には絶句致しました。


それでも、毎年
ちゃんと新月はやってくるのです。
(当たり前と言えば当たり前 なのですが)




“星はなんでも知っている”
のであれば
星読みの方々の意見を聞いてみたいものです。




『2018年7月13日、かに座で新月が起こります。

今回の新月は、日食を伴う新月になるためリセットの力、新しい始まりのパワーが非常に強くなる新月になります。

また、かに座を守護してくれている惑星が月になります。

月が自身の場所、ホームグラウンドに帰ってきた時に起こる新月なので、よりいっそうパワーが頂ける新月なのです。』



ふむふむ〜。




また、
こちらのブログさんは、


お、ここ、大事です。

【新月が起こる場所】蟹座

【新月になる時刻】71311:48

【ボイドタイム】71311:49142:32


新月になった途端に
ボイドタイムが始まるらしいのです。

 『ボイドタイムとは、月の力が弱くなり人間の判断や決断に迷いや間違いが起こりやすくなる時間のこと。この時間帯はお願いごとの発信に適していないため、避けたほうがいいといわれています。

 今回は、新月後すぐに半日以上のボイドタイムに入ってしまいます。8時間以内の最大パワーを得たい人は、自分の願いに迷いがないならば、お願いごとをしても大丈夫です。迷いがちな人は、ボイドタイムを避けたほうが吉。』




ボイドタイムに関しては、
わたしは結構影響受けてしまっているのでね。

“え?ナニソレ?
全然関係ないよ〜〜”

そんな方は、
ぜひ笑ってお過ごしくださいね、
(個人差があるので…)



だけど、
考えてみたら
もうだいぶしばらくの間、
.(新月の願い事)なるものをやってなかった。


2016年4月6日に
愛犬ONEが亡くなったあと
心にポッカリと穴が開いて、

わたしにはお願い事が無くなってしまったように思えました。

その年の12月に
保護犬“もも”がやってきたら
わたしの願い事は
うんと小さいことに変わっていった。

曰く、
“ももが早くトイレを覚えますように。”

わたしは自分でその変化に
ほんとうにビックリ❣️したのです。

願い事が小さくなるのは
自身が幸せだからなのかも知れません。



さてさて
表題の
『ミナシロ 再び』
なのですが

ほんとうに、ビックリ!!!
なことに
気がついてしまったんです。



不二のミナシロ”の日
5・15 新月

先月の自分の誕生日
6・14 新月

明日
7・13 新月


そうして


5+15=20

6+14=20

7+13=20


ミナシロも


3746
3+7+4+6=20


ええええええ〜〜(*´Д`*)




蟹座新月

水無月 朔日の
明日。

それもこれも
またしても
ミナシロの日。

あなたの
わたしの
いる場所が

御名代(ミナシロ=大切な場所)
となる日なのだわ。


明日
一人一人が
自分のいる場所で

地球にグランディングしませんか?

11:48

どこに、いようと
そこが聖地となる。



わたしはたまたま
その時間
青木ヶ原樹海にいます。

たくさんの木たちと共に、

地球とつながろうと思います(^。^)


みなさまの中で
なんとなく
“ピン!”と来る方がいらしたら

ぜひぜひ
明日の11:48

アース💌コンシャスをいたしましょう^ - ^














新月のアースコンシャスは “龍宮”にて 0713

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今朝、ベランダから
なんだか久しぶりに富士山を見た気がするのだけど、


なんだか
『龍団 集結〜〜!』
的な空でした。

今日は
青木ヶ原樹海のガイドです。

途中の
東恋路の交差点にて、


鱗雲に変化していた。


今日、ご案内する方々は
ガイド事務所に行かなくてはどういう方かわからない。

個人のお客さまで
四名の申し込み。

なんと、富士市の“今泉”の方だという。


今年になって
何度、富士市に行ったことだろう。

暑いところからいらっしゃるのね。

標高千メートルの避暑を、楽しんでくださったら良いんだけど。



到着したら
富士市のご夫婦と、岡山からいらした友人の四名だった。

西日本豪雨災害のことをお尋ねしたら
幸いにお住まいのあたりは被害が無かったそうだけど、やはり親戚の方が被害に遭われたそうだ。

『富士山に来れないかと心配したんだけど、もう決まってたし、何とか来れたんです。』

そうなんですね〜。では、お楽しみくださいね。


ガイドツアーをはじめると、
富士市のご夫婦のご主人が、なんだかやたら富士山のこと、詳しそうだ。

それもそのはず
なんと、『ガイドをやってるんです』
と、奥様が。

ええええ?富士山ガイドですか?

いやいや、竹取塚や、吉原や、岩本山あたりですよ、と。

うっわ!
めちゃくちゃ今年わたしが気になるエリアではないか。

じゃ、かぐや姫とか?
わたしの住んでいる忍野村にも、かぐや姫伝説があるんですよ。
というと
そうですね、と
淡々と…。

マジ?
なんという展開なの?


こんなところからいらしているらしく
愛鷹山の麓ですよね〜、と聞くと
ご主人は、愛鷹山には何度も登られているのだと!!!


あー、そちらのお話も聞きたーい、と思ったけど
こちらがガイドなのでひたすらガマン。


大雨の後なので、樹海は
タマゴタケなどのキノコがニョコニョコで
皆さま、写真を撮るのに忙しい。

(わたしは撮らなかったので
去年の画像の紹介です。)


(去年の8月19日の画像です。約1ヶ月早いのだわ!)

岡山のお二人は、ブラタモリをご覧になったそうで、
道なき道を行くものと期待をされていたみたい。


昨日は四名で、富士宮口から富士登山されたようです。

山頂で、なんと!
『富士山の噴火レベルが3になりました。すぐに下山してください』との一斉緊急メールが!!!

慌てると、なんと
防災訓練だったそうです。

訓練だって言ってくれればいいのにね〜。

ごもっともです。
その話はわたしは全く知らなかったので
静岡側だけの訓練だったかも知れません。


今日の樹海は

ナツツバキの花がたくさん落ちていた。
今年は特に花の数が多い。

台風のせいなのかな?

ナツツバキの木の皮が鹿に食べられてて
そこから、鹿の一夫多妻の話。

ミソサザイが高らかに囀り
オオルリやキビタキも
ゆく季節を惜しむように。

ツアーは2時間で終了した。

Kさんご夫妻と岡山からいらしたおふたり
ありがとうございました。

わたしもご案内できて楽しかったです!


11時半に
ガイドは終了して
ガイド事務所にて、記録にサインして

車を走らせる。

そうだ!

予定より早く終わったので
あそこへ寄ろう。


5月15日の新月には
みなさまをお連れした
龍宮洞穴、
豊玉姫命を祀る。

ちょうど
11:48には
こちらに間に合った。



白龍さん、
出てるし…



この画像の上三分の一くらいところに
白い水蒸気の帯。


これは、洞窟内との温度差によるものだけど、
いくつかの気象条件が合わないと出ないの。


このアンパンマンみたいな岩がかわいい。



うわっと!
スゴイ光だわ…



(この動画では、ミソサザイが
右手から左手へ飛んで行くのがみえる。
地鳴きと、ともに。)


深呼吸をしながら


たくさんの
苔、木々、野鳥たちとともに
アースコンシャス!!!
ひとりで対峙する。




車に戻る。


去年の新月には
なんと、
氷池 白大龍王へ行っていた!
(昨年の新月は7月23日でした!)

なんとも
龍つながりの
7月の新月なり。



忍野村に一目散に帰る。


畑仕事をした後に
買い物を済ませて
家に帰ると

山中湖の友人から電話あり。


『家の周りが紫色なんだけど!
こんなの初めてだよ〜!』


うちもだよ。




なんなの?なに?
こんなこと、初めてだよ!

騒いでる友人に

うんうん
何かが、起きるかもね〜。

とだけ、
言っておいた。


2018年
7月13日、


ここもまた
御名代(ミナシロ)なのだ。
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