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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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イナからスワへ 『山羊にひかれて ゼロ磁場まいり』 いちおう ラスト!

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これで終わりになりそうに無いんだけど
いちおうのラスト!とします。

なぜなら
6月5日に、亀にひかれて伊豆へ行った話と
6月10に、山羊にひかれて伊那へ行った話とが、
実は裏表であることに、気がついちゃったからなのです。

あ、
5と10の連動なら、
5月5日と10月10日に
朝鮮半島の南北に関して書いていたのもスゴイ!



『山羊にひかれて….』のお話は

このお話でラストと一旦なりますが、
また近いうちに再開することになりそうです。

ああ、
大御神(オオミカ)の話も書けてないのよ〜。
ここもまた、スワにつながるのだけどね。


でわでわ
ラストのお話です。

6月10日、
台風5号と逆行するように
山中湖から、伊那へ!

伊那の〇〇ファームを下見して、
ゼロ磁場の分杭峠へ。

その後、中央構造線をこの目で見た後

富士山麓へ、戻ります。

どう帰る?

すると友人は
下道を諏訪を経由して帰ろうかな
と。

つまりは、152号線(秋葉街道)を北上する?

え〜〜っと、

わたしはあることを思い出した。

以前、山形のKちゃんが、諏訪から分杭峠へ行った時
『物部守屋神社っていうのがあったのよ〜!]
と言ってたのを…。

モノノベ・モリヤ…

お、行ってみなくては!!!

ググッて、みたら
確かに、152号線沿いにあった!

しかし、スマホの電池が切れそうだ。

友人の車にはナビが無くて

なんとかたどり着けるのか?

それとも、通り過ぎちゃうのか?



伊那谷は
川が中央に流れているので
川は緩やかに蛇行して神社が川のどちら側にあるかだけを確認して
電池が勿体ないので、スマホを切った。

ドキドキ…

すると、
うわっと!

あった〜〜!!!


『守屋神社』とな?



おおお!
この特徴ある注連縄は…

(諏訪大社 上社 前宮と、おんなじだ!)

(諏訪の四社は、上社と下社で注連縄が異なる。
こちらは下社で、出雲式の注連縄だ。)


額編には
『物部守屋神社』と!



拝殿。
これは守屋山を御神体とするらしい。

中を覗いてみると
窓の形が、梶紋を模してる?


2枚目の画像は不思議!!!

さらに奥には
本殿?
いやいや…


なんとも、不思議な形態の社…。
(これが伊那谷独特の形態であること、あとから発見する)


左右に、石祠あり。


なんて、書いてあるの?
読めない。

三柏紋。



狛犬さん、
迫力あり。

そうして

車に戻るとき
参道の灯篭に
ある文字を発見する。




『社宮司』!!!

ミシャグチじゃないの〜〜!!!




(だからナンナノダ?
当たり前しゃないの。
ここは、縄文のカミ
モリヤ山を御神体としているのだから…)


ああ
やっぱり終われません。


とりあえずのラストね。


またいずれ続きを書きますね。






雨に煙る 樹海 0615

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今日は樹海のガイドの当番日。


小雨が降ったりやんだりの
優しい雨模様の樹海です。


山法師(ヤマボウシ)


名前の由来は
法師の白い頭巾だそう。



ネジキの花。
たっくさんぶら下がってる。



ウツギ
こちらもたわわ。
『夏はきぬ』の冒頭の
卯の花の匂う窓辺に〜
の、卯の花なのです。
ウサギに似てる?からだそう。




コアジサイ。
森の下部にひっそりと咲く。
楚々としてカワイイ。

梅雨の時期に白い花が多いのは
雨の中でも虫に目立つように、だそうです。
雨降りでも花粉を運んでもらえるように。
(虫たちには紫外線が見えるので、白は目立つ)



痛そうな尖った葉!
ハリモミです。


先端は“芽鱗”に包まれてる新芽。
これが剥がれて下に落ちると
セミの抜け殻みたいに見えるの。



ヒノキノオチバタケ。
妖精みたい。



ビニールを捨てたのはだあれ?
いえいえ、こちらはギンリョウソウの成れの果て。

森には不思議なものがたくさん!

これ、なんだ?

ロクショウグサレキンというキノコの菌糸が木に入ったもの。
分解者、これ大切な働きです。


ガイド事務所の近くで
ここ数日、こんな姿が見られます。

オオルリ!
(画像はお借りしました)
幸福の青い鳥!
一昨日、ツアー中に現れて
参加者と一緒に大騒ぎ!

今日もひとりでひっそりと観察しました。
ラッキー!



しあわせの黄色いハンカチ、ならぬ
キビタキ!
こちらも画像をお借りしました。

一昨日は参加者の前に来てくれた。
ほんとうにラッキーな日でしたね。

今日は、声だけ。





シカがリョウブの皮を食べたあとを撮ろうとしたら
キビタキくんが歌声を披露。

天は二物を与えたね。

オオルリくんと
キビタキくん。


わが世の春を歌ってる…



小雨、時々曇り、
こんな日の樹海も悪くない。

地母神のほほえみ ①ガイア

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生きている
地球…


その息吹を感じることは
いつだって出来たはずなのに…


わたしたちは、
また、忘れている。





遠い、遠い
昔のこと
と思ってしまうから


余りにも早いスピードで
人類が変化してしまったから


わたしたちは
また、忘れてしまう。


地球が生きている
ってこと。


ガイア理論(ガイアりろん)とは、地球生物が相互に関係し合い環境を作り上げていることを、ある種の「巨大な生命体」と見なす仮説である。ガイア仮説ともいう。




長いスパンでこの惑星を見れば
陸も海も
けして同じ形を留めない。


ひとつの大陸だったものが
ゆっくりと分裂していく。





青=沈み込み帯
赤=浮かび上がり帯








『世界の尾根』といわれる
ヒマラヤ山脈は
この
インドプレートと、
ヨーロッパプレートとドッキングで出来て
今なお、隆起を続けている。


そうしてまた


伊豆半島も…




フィリピン海プレートと
ユーラシアプレートのドッキングによって

中央構造線は曲がり


隆起したのが
南アルプス山脈。


このようなところには
聖地などと知られている場所が存在する。

そんなひとつ
ネパールの
パシュパティナート。



そうして
長野県伊那市の
分杭峠。



ガイア
とは、
ギリシャ神話の大地母神だという。


そうして


インドでは
プリティヴィー。


そうして


世界中の神話に
大地母神は存在する。

日本神話では、伊邪那美(イザナミ)だというけど
果たしてそうかしら?


縄文時代から
ビィーナスは存在する。


5日前
中央構造線に沿って
伊那から諏訪に抜けたとき
最後の場所が
『杖突峠』

そこからの眺め



ここにも…

ちゃんと左上には
ビィーナスが!



このように

地母神は
ほほえみ続ける。

わたしは
ふと
伊豆の先端の白浜に祀られている
『イコナ(イクォナ)姫』は
イナンナなのでは?という仮説を立てた。





そうして
伊那谷に祀られる
『イナツヒメ』も

イナンナなのでは?
と、思えてきたのです。




















いくつになっても… 0616

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サプライズは楽しいものですね。

たまたま、久しぶりに行った
友人宅には…


実は
バースデーケーキが用意されていました。



土日しか富士山麓に来れない友人が
『ダロワイヨ』のcakeよ〜、と!

ダロワイヨ???

東京から離れて17年
存じ上げなくて申し訳ありません…

ググッてみた。

『ダロワイヨは、その歴史が1682年のヴェルサイユ宮殿にまでさかのぼる、パリを本拠とする食品会社である。家族経営の独立企業で、ナディーヌ・ガヴィヨン・ベルナルデが1993年以来社長を務めている。2001年からフランスの高級ブランド70社によって構成されているコルベール委員会の会員である。 ウィキペディア

なんだか
ありがたーいモノらしいのです。


ほかにも
色とりどりの、トリュフなど。





いくつになっても
こんなサプライズは嬉しいものだなあ、
と、実感した一日でした。

友人宅の薔薇も、





なんだか
咲き誇っていて

嬉しいなあ…。

いくつになっても
女性は
スウィーツと
お花が好き。



地母神のほほえみ ②火の神 石の神

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これは全くの
わたしの仮説なので
流して読んで頂いてけっこうです。


伊那谷に行ってからというもの
どうも何かがおかしい。

蠢く大地が
わたしをなにか急かすような感覚…。


わたしは
大地母神なるもののエネルギーを
美しい女神の形をしているとは感じられない。


もっと
パッショネイトなもの
感じられのです。

例えば…
まさに今日も噴火している
ハワイのキラウエア火山の

『女神ペレ』






そうして
火の蜥蜴
『サラマンダー』


『サラマンダーは、四大精霊のうち、火を司る精霊・妖精である。サラマンデル、サラマンドラとも呼ばれる。手に乗る位の小さなトカゲもしくはドラゴンのような姿をしており、燃える炎の中や溶岩の中に住んでいる。炎を操る特徴からファイアー・ドレイクと同一視されることもある。 ウィキペディア


地中からほとばしる溶岩が
冷えて固まると
石神』となる。






なぜ、そこに行き着くのかはわからないけど
石神は
時折
御石神(ミ・蛇口)となり
蛇神と同一とされる。

ミシャグチ

『御頭御社宮司総社には鹿の頭蓋骨・栗・米・お酒などがお供えしてありました。境内にある小祠は稲荷と天神と神明だそうです。』





これらの全てが
つながっているように
今のわたしには思える。


諏訪
スワ
すわ…

こちらに思いを馳せると…


中央構造線が南北に割れている。

すごいよなあ…。

東南からの力(フィリピン海プレート)により
ものの見事に広がっている。


諏訪湖の出来た年齢は
7千万年前!
日本列島の出来るずっと前だ。




(あの日(6月10日)
まさに、中央構造線を北上し、
前宮の正面に出たのだったね。)


ここには
を感じる。

マンジは
スワスティカ。


スワ、そのものではないかしら?


スワの方たちは
富士山が重要なんだよねえ、と仰る。


富士山に住むわたしは

やっぱり

スワがすべての源なのだはないだろうか?
という仮説を立てている。


古さでいえば
七千万年前に出来た諏訪湖は
一万年前に出来た富士山と
比べようがないよ。



さらに古いのは



この
一億年前の地層(赤)
七千万年の地層(黒)の
ドッキング!!!




火の神
石の神の
ドッキング⁉️




時空を越えて
抱き合う姿は
すでに、美しい女神の様相を越えている。



地母神などというものの存在は
足元の石ころから沸き立ち
そうして
抱きしめられることなど想定していないのかもしれない。
































天地 境 0617

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今年初めての
富士山五合目(吉田口)

梅雨期だということで
山頂の眺望は期待して無かったんだけどね…


標高2400mの
五合目ロータリーにたどり着くと



うわーい!

山頂が拝めるとは
思っても見なかった!

だけど
今年初めての
五合目ロータリーに降り立って
びっくりしたのは…



展望台の
この混雑ぶりでした。

外国の方が
95%???



赤いポストを左目に見て
お中道を行きます。


今日は下見です。
ゆっくりと
自然を味わいながら
お中道を楽しみます。



スギゴケ。


コケモモ!



ダケカンバ!


シラビソの若葉!




右、カラマツの新緑、


ベニバナイチヤクソウ




またまた、
コケモモ


わあい!
カラマツの雌花=カラマツぽっくり。



三代付いてます。




鹿道です。

今日はカモシカに会えるといいねえ


Tちゃんとお喋りしながら
進みます。



画像がぱんぱん…


続きます。

天地 境 0617 その二

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お中道を進んでいくと


うわっ!

大好きな
溶岩流だ!

溶岩流、
なんでこんなに心が動くんだろう。

いつの時代なのかは知らない。

ただ
富士山は、溶岩流を流し続け

爆発的噴火を繰り返した。

雪代も毎年のように流し続けたので
直撃したダケカンバの森の下部にあった
コケモモの森も
いまや野ざらしに。

(どっこい、生きているぞ。)



フォッサマグナ要素植物の、
フジハタザオ。


お中道は霧に、包まれて



お決まりの
石積み。




オンタデ



雪代の痕
痛々しい。



すでに雲の中




この辺りは
まだ地上の四月末な感じ🎶



そこに急に
ミヤマハナゴケ!
高山なのだなあ

ミヤマハナゴケは
地衣類です。



突然
お中道に噴火口が出てきます。

赤い溶岩!



それまで雲に包まれてた
富士山山頂が出てきた!



白龍さん
出たーー!!!


4時間に渡った
お中道の下見が終わり
帰路につきます。

本番は、3日後。

当日のお天気は大丈夫かしら?







地龍 動く!!!“緊急奏上のお願い”

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今朝
7時58分

ほんとに驚きました。

何が起きているのでしょうか?


被害に遭われた方の
心よりのお悔やみ、お見舞いを申し上げます。



昨日は
群馬で最大震度5弱。





言霊うたいびとのよしゆきさんが
あわのうたの
一斉奏上を呼びかけられています。


わたしも参加させて頂きます。


午後9時より。






アシタカのカミへの邂逅 0618 プロローグ

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6月18日は
特別な日だ。

愛鷹山のことを綴られている
oyaoyaさんが
案内してくださる日を設定するのに

三嶋探検隊のみなさまにお尋ねして
陰暦の、五月五日にあたるこの日を
縁起の佳き日して、
この日に決めた。


前日、
oyaoyaさんからメールあり。

天候が雨の予報なので
延期したらどうでしょう?
と。

うむむむむ、

この三嶋探検隊は
2月8日に、端を発してるのだけど

その後
沼津市民のリリーさんが加わって
4名に進化して

さらに
愛鷹山にフォーカスして
oyaoyaさんを、隊長に任命して
5名になったところだった。

(oyaoyaさんのブログです。)
(スゴイ マニアックでしょ?)


ところが
雨天なら延期しましょうね、と言ったのはわたしだったけど
陰暦5月5日は、特別な日なのだ。
(なにしろ、とあるブログさんで読んだのだけど
沖縄の沖宮という神社さんでは
旧暦の五月五日に、宇宙から来た二柱の龍神が
三柱の龍神(火、風、水)を産んだとして
祭祀を行う日であるらしい。)

火、風、水…
ひふみ  じゃない?


雨が降るから延期
とは
モッタイナイ…。

雨がふったら降ったなりに

ね、せっかくのお休みだし
ランチだけでもしない?
わたしはメンバーに、呼びかけた。

(そして、あわよくば、一箇所か二箇所くらい
どこかに寄りたいな…)

メンバーの、くみちゃん、リリーさんは、
賛成してくれて、
最初は不参加だった、ハロちゃんも参戦する!と。

oyaoyaさんは来れなかったけど
5月14日の龍宮ゲートウェイのメンバーが揃う!

おしゃべりだけでも楽しそう^ - ^


と言ったわけで
少しゆっくりの
11時に
沼津に集合します。

先に合流したくみちゃんから教えてもらったのは

今日は『一粒万倍日』であること、
マヤ暦の折り返しの日であること。

今朝の大阪北部の地震の話とともに
なんだろう、今日って
首を傾げることしきり。


途中で
LINEあり。

『シックス・ハンドレッド、予約出来ましたよ〜^ - ^』
と リリーさん。

え?
それ、どこだ???

メンバーとのやりとりの中でわかったことは

なんと!
愛鷹山山中にある、レストラン???

やったね〜〜!

だけど
シックス ハンドレッドって
どういう意味なんだ…


集合したあとに向かった
愛鷹山山中のレストランは

『愛鷹山600』という
ゴルフ場の中の
ビュッフェスタイルのレストラン。


駿河湾が、一望だ〜〜!
とは言え
今日は雨で
眺望はよくわからない。

ともあれ



女子(???)好みのブュッフェスタイル!

おしゃべりがつきません。

デザートまで平らげたところで

『精麻、あるよ〜』
と、ハロちゃん。


半紙に包んだ お清めのお塩とともに
精麻(せいま)を三人に配ってくださったの。


実は
実は

これがとんでもないタイミングで。


愛鷹山は、
わたしのホームグランドの富士山とは異なり

やはり、生半可な気持ちでは
行ってはいけない場所もあり

これがかなりの御守りとなったのでした。


続きます。











その一 『阿気(アケ)大神とは? 』(アシタカのカミへの邂逅 0618)

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昨日のお話の続きです。

愛鷹600のレストランで
ビュッフェを堪能した後は
お決まりの

どこへ行く?
てな話になり

すでにここの立地の“とんでもなさ”を
四人は理解していた。

あの
赤野観音堂の
すぐ上に
この施設は位置していたのだ。


『赤野観音』と書いて
アケノ、と読む。

ここのことは
沼津在住のくみちゃんからすでに聞いていたし…

(この辺りのひとたちは、赤野観音の元旦の朝に行って初日の出を拝むんです。
赤野って書いてアケノって読むんだけど
“ア”の神ですよねえ…)

ふうん、そうなんだ。
とその時は流していたけど
その場所には結局、関わることになるのだな。

5月10日、
赤野観音である十一面観世音の立像が安置してある
ここのすぐ下の
廣大寺に
なぜか、寄ったのです。


(我ながら、なんというタイトルなんだ!)

この時も
まさか、赤野観音堂に行く日が
こんなにも早く訪れるとは思わなんだ。

到着したそのとき
唖然として
開いた口が塞がらないほどの…


大地から畝るように存在する
御神木!!!

なんじゃ、これは‼︎


すごおい…

富士山北麓では
御神木といえば
杉かヒノキで
すっくりと天に向かって伸びている。

なのに
南麓にくると
たおやかに
自由に
うねる、御神木。




お茶畑が広がるのも
わたしには、あまりに新鮮で。



ここは
観音霊場だそうです。



江戸時代中期の建築物は
沼津市でも珍しいそうです。




カヤの大木もあり、
廣大寺にもあったけど
温暖な地域にしか存在しないのか
またまたわたしには新鮮。、


ズラリと並ぶ
石仏。


月と太陽?


観音堂の背後にある
三十三観音。


『赤野観音堂
 駿豆横道33霊場第15番。
 場所 沼津市柳沢字赤野
 本尊 十一面観音
 宗派 真言宗
 由緒 
この辺りの地名を阿気野といい、もとは阿気大神が祀られていたと伝えられている。
此の神社は現存しないが、その本地位と考えられる寺院の観音だけが残り、現在は広大寺で管理している。

 観音堂は寺から2kmほど登った愛鷹山の丘陵上にある。本尊は、天正9年(737)行基菩薩作と伝えられている。萱葺きの精巧な観音堂は、江戸時代中期の様式を伝えている。

寛永14年(1637)に再建されたもので、左甚五郎が日光東照宮からの帰途に、藁人形を使い3日3晩で仕上げたと伝えられている。

山号額は、幼少の頃此処に参籠し、出家の誓いをした といふ白隠禅師晩年の書。境内に大栢がある。
広大寺はかって愛染院(廃寺)の末寺だった。

この赤野観音堂は沼津市内数少ない江戸時代の建築様式を示す 建物で、市指定有形文化財となっている。

木造、茅葺き、寄棟造りの平屋建てであり、内陣は唐様式の鏡天井で、天井には龍、正面両面の壁面には飛天(天女)の舞う姿が描かれ、外陣・外
回りは化粧天井になっている。

屋根の茅葺きを除き創建時其のままなのでかなり老朽化し、極彩色の絵画も薄れているが、よくまとまったお堂である。
(沼津市資料)』




飛天(天女)!


そうして
中央には
龍!
(わかりずらい….)


うわうわ〜〜!

そうして


説明文に

やはり
『阿気大神(アケ オオカミ)』の記述が!


なにものなの?

これを検索してみたら
またまた、ドツボにハマって行きます。

伊豆から来た
『新しい神』らしい。

また?
伊豆?

そうして
出雲にも
『伊那阿気神社』なるものがあるみたい。

また?
出雲?
伊那???



きゃー!




その二 『ミシャグチ…自然万物に降りてくる精霊』(アシタカのカミへの邂逅 0618)

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アシタカ(愛鷹山)の南麓は
富士山の噴火の影響がなく  

古代の神々や精霊が
ひっそりと
眠っているのです。


昨日UPした記事の
“阿気大神(アケノオオカミ)も
おそらく…

そうして
アケノオオカミとおそらく
ここもリンクしているのだ、
そう今日は思いました。

5月31日という区切りの日
リリーさんがこんなレポートをしてくれた。


たまたま、検索で見つけてしまった
『船津浅間神社』の
『御社宮司社』!!!

こちらのレポート記事にも紹介をしている
アシタカ南麓の
ミシャグチ。

『1.ミシヤグチ神とは

ミシヤグチ神は、自然万物に降りてくる精霊と言われます。

 ミシヤグチ神は洩矢神の後裔の神長官(守矢家)邸の一画に祭られています。守矢家で現在78代目となっています。 一子口伝の秘事として伝えられてきていましたが、2~3代前に多くが失われたようです。

守矢神長家の話 守矢早苗 (「神長官守矢資料館のしおり」より)

 諏訪大社の祭政体はミシャグチ神という樹や笹や石や生神・大祝に降りてくる精霊を中心に営まれます。家ではミシャグチ様と呼んでいましたし、多くの呼び名や宛字のある神様ですが、ここではミシャグチ神とします。そして、一年に七十五度の神事が、中世までは前宮と大祝の住む神殿、そして冬季に掘られた竪穴である御室や十間廊、八ヶ岳山麓の御射山(現・諏訪郡富士見町)で行われました。  そのミシャグチ神の祭祀権を持っていましたのが神長であり、重要な役割としてのミシャグチ上げや、ミシャグチ降ろしの技法を駆使して祭祀をとりしきっていました。

 ミシャグジ、ミシャグジ様、ミシャグチ、ミサグチと呼ばれます。またそれを祀っていた諏訪の氏族、守矢(洩矢)氏の姓から、モレヤの神、モレヤ様などとも呼ばれます。漢字では、御社宮司や御射宮司等と書かれます。

 諏訪湖の土着神で、縄文時代から祀られてきたともされています。現在でも諏訪大社(特に上社)に祀られ、蛇神、また御射山をご神体とする山神で、ミシャグジ降ろしの祭祀において憑依託宣(ひょういたくせん)する神です。

 この地方の伝承によれば、元々は何柱かの土着神がいたようで、それが次第にミシャグジに集合されていったと考えられています。現在は神格として、蛇神(山神)兼、狩猟神となっています。

 古くはモレヤ神が木石の神、チカト神が狩猟の神、ソソウ神が蛇神などとして、別々の神格として祀られていたようです。


(カムナビさんのサイトよりの転載です。)



『船津浅間神社、近いですよ。
行ってみますかぁ?』

こともなげに提案する
リリーさん。

うええ〜〜!
行きたーい❣️

今年になって、なぜなのかしら
駿河國への探訪が急に多くなって
かぐや姫ミュージアムに行く時に
ナビに連れていかれた
『根方街道(22号線)』

そこを通るたびに
[船津]という地名が気になった。

ここにも、船津ってあるんだあ…!

河口湖にも 船津地区があり
古くは“舟津村”

なんだか、人ごとと思えないのだけど
 そこになんと
ミシャグチ神を祀る???

行きまーす❣️

というわけで



『船津浅間神社』へ




あとから
伊勢神明神社が祀られているのね。



簡素な拝殿?

だけど
やはり…



大きな楠木が!





そうして
その傍らに、


会いたかった〜〜!
この注連縄に注目です。




浅間神社の注連縄は
普通です。


でもないか…

手水舎の傍らに
アヤシイ石組みが…




シンプルに考えれば

御・石神
ミ・シャクジ

このような場所(愛鷹山南麓)に
スワのミシャグチが祀られてるって

感無量でした。







夏至 琉球“太陽の門”と 富士 (追記あり)(2018・0621)

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陽、極まりて…

今日は夏至の日。


こんな画像が飛び込んできた。


 『21日は「夏至」。二十四節気の一つで、北半球では1年のうち日の出から日没までが最も長い。琉球最古の城跡とされる沖縄県南城市の玉城城跡では、夏至の前後、朝日が独特の楕円(だえん)形の門から城内に直射する幻想的な光景が見られる。』

こちらよりの転載です。



今朝は早くから
こんなところへ。


昨日の大雨があがり
すっくりと姿を現した
富士。


五合目
御中道へ。

陰陽のバランスの日に
天地境の御中道とは
なんだか不思議だね、って
仲間と話しながら。

4日前に下見したときの記事です。


雲海のはるか向こう
南アルプスが見える。


ダケカンバの森




数多ある富士の噴火口のひとつより。


今日もまた
まさしく
陰陽和合の日でもあらんことを
祈ります。

(追記)

夕方はべつのプログラムで
鳴沢村へ。


鳴沢村からのおやま。

すると
日没に遭遇。





鳴沢の森の中から
ハーフムーン!

森を出ると





鮮らかな
夕焼け!


陽極まりて
陰となる
その
会えやかな
会えやかな
時間。







その三 『記憶する太古の石』(アシタカのカミへの邂逅 0618)

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ミシャグチが祀られていた
『船津浅間神社』から
さらにアシタカ山登山道に登っていくと

『十三石がありますよ』

この話は、oyaoyaさんから情報を頂いていた。


わたしはこの日
この十三石をこの目で見てみたいと思ったのです。
だけど
探検隊のリリーさんは
『わたしは車で待ってます』
と宣う。

きっと、何かを感じてるんだろう。

世界一の鈍感力を持つわたしは
なにも感じない。

はじめは
『じゃあ、みんなが行きたいとこに行こう!
愛鷹山探検隊は、来週もあるんだから^ - ^』
と太っ腹を見せていたわたしなのだけど

ねえねえ
春山川に沿って、
愛鷹山の登山道があるって。
登ろう?

結局、その登山道を行ってもらうことに。
(ここんとこ、強引だ。)

すると…

うわぁっ!
ここ!
アヤシイ〜〜
好きっ!

という『こんもり』を見つけてしまった。

そこが、なんと
『十三石』のある
祓石稲荷神社だったこと
通り過ぎてから気がついた。

なんだって???

とりあえずは
春山川に沿った愛鷹山登山道を
グングン登ってもらうことにした。

すると….

素晴らしい眺望が!

駿河湾と
あの、烏帽子岩(石長比売を祀る)が
一望だ!


狂喜乱舞する
探検隊の4名。

そうして
ここから踵を返して
ひたすら、下山する。

目的は
もちろん…。

あのアヤシイ
祓石稲荷なんだな。


人の訪れを拒むような
小さな狭い鳥居。


ふたつあり、
それを潜って

さらに小さな鳥居あり。


この時点で
リリーさんはついてこないし、
くみちゃんは
『重い…』と呟き
そこから上がらない。


わたしとハロちゃんだけが
グングン進む。

ハロちゃんは
『笛を吹くときは白い布を被るといいよって言われたの』
そう言って
用意周到
白い布を被る。




わたしも
クリスタルチューナーで
まわりの石を共鳴させる。

すると
不思議なんだけど、


空気が軽くなった。


下の段にあった『十三石』

すると
くみちゃんも
リリーさんも
『ハロちゃんの笛の音で来れましたあ』
上がって来れるようになった。


わたしは密かに
あの
精麻のお陰もあったのだと思っています。






こんな不思議な石もあった。

ここにある石は
すべて安山岩で
十万年前の、愛鷹山の噴火の記憶を
それぞれに留めているのだろうな。






続く、お茶畑。


巨石と水の山
愛鷹山の麓には
さらなる重要なポイントがありました。

続きます。


『休日は、断層に います。0622』プロローグ

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先ほど
また、ディープな日帰り旅から帰ってきました。

たまたま
ポッカリ空いたお休みの日、

たまたま
今日が休みの友人と
お出掛けすることになりました。

目的は
あの、白◯たちに会うため。

国道20号線(甲州街道)を
ひたすら
西に移動します。


甲斐駒ヶ岳をいつも左手にみて
諏訪方向に行くのですが…

気になるお山
“甲斐駒ヶ岳”




(こちらの二点の画像を、お借りしました。
下は、甲斐駒ヶ岳と富士山!)


梅雨の晴れ間の
甲斐駒ヶ岳の入り口
『白州道の駅』に
“たまたま”
立ち寄ることに。




ここで
犬たちのためのお水を汲もうっと。

友人にワンコを、任せて
わたしは地場野菜のお買い物などを。



おおお!
ズッキーニのゴールド トスカ!

わが家のズッキーニちゃんは
あと3週間はかかるかな?

買っちゃお^ - ^

わんこのお水を汲んでいたら
散歩をしてくれた友人が来て


そこ、面白いよ。
古い神社があるよ、
いつもは神社などに興味のない友人のコメント。


んんん?
実はわたしも、気がついていた。

何度かここに来てるのに
なんだ?あそこ???

妙に気になる…


さてさて
すでにマジカル トリップは
はじまっていたのでした。





雨でも“農”します。 0623

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久しぶりの
忍野富士です。


下半分、
雲の中。

これから
鳴沢村オルタ農園の農道塾へ向かいます。

ジャストに着いたのに
皆さまはもう、色とりどりのウェアに身を包み
ニンジンの間引きをしています。


ものすごーい
量!

間引きニンジンの食べ方を教えてくれる
塾長。
チビニンジンは味噌漬けに、
葉はかき揚げに。
ニンジン菜は、冷凍保存もできるよ!

作業が終わり
ハウスに集まります。
収穫したニンニクを乾かしているところ。



あとは
ネギの植え方を伝授。


雨が野菜をみずみずしくします。


塾生の畑。



オルタの畑。
土地は立体的に利用しよう。
キュウリが伸びる前に、ネットの中で育ったコマツナの収穫を。
キュウリの外側ではレタスも植えられるよ。



キュウリの仕立てを伝授。
葉っぱ3、4枚を下から取ってしまう。
親づると子づるを切ると、孫づるが出るので
孫づるを伸ばす。
すると、一苗で40本のキュウリが成る。
なぁるほど!


オルタの畑のニンジンったら…
塾生が蒔いたより遅く種まきしたのに
きちんと雑草を抜いてるものだから、

ほら、こんなに大きくなっています!
全然違う!
手をかければ手をかけるほど
育ってくれるニンジン姫❣️


われら塾生の種まきしたニンジンは
鉛筆より細いものも!
だけど、甘い良い香り。

みんなでお土産にいただきます。


他にもお土産を頂きました!
月一回の 農道塾のお楽しみ。

さあ、
今から家に戻り
チビニンジンとニンジン葉っぱで
何を作ろうかな?

こんなサイトを見つけました。



梅雨もなんだか楽しい
田舎暮らしです。

『休日は 断層にいます。』その① “白”

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『休日は 断層にいます』
山梨のキャッチコピー
『休日は 山梨にいます』
の、アドリブです。

もしかして
ローカルネタ?かしら???

で、
この日は
またしても
ヤギにひかれて旅に出たのです。

ああ、こんな話をすると、全くいやんなっちゃいます。

6月10日に、ヤギの永住場所の下見に
生まれて初めての『伊那』に行き

では
6月14日に、ヤギ達を伊那に連れに
と思ったら

その日は、なんだか登場人物の都合により
行かない、22日にしようとなり、

二転三転して
結局は、ヤギ飼いは、ひとりで
伊那に二頭のヤギを連れていったのです。

で、
22日。

わたしは伊那に行きたかった。

そりゃそうだ、
わたしは伊那のことを色々調べていたので
このまま、伊那に行けないのは
どうしてよ〜〜d( ̄  ̄)
てな感じだったのね。

すると
ヤギ飼いであった友人(すでに過去形)は
伊那に譲渡したヤギのことが
実は気になっていたらしく

う〜〜ん、
伊那に行こうかなあ
と言うのです。

マジ?マジ?
わたし、付き合ってもいいよ!( ̄▽ ̄)

てな感じで
富士五湖地方を
20号線(甲州街道)を突っ走って来たのね。
 
前回(6月10日)は高速で来ちゃったんだけど、
この日は下道を通る。

だから、
20号線の
『白州』で、お水を汲めたりしたのね。

『なんだかさ、下道は
色々寄り道できて、楽しいね!』

わたしがそういうと
友人は、少し得意げだ。



で、
くだんのアヤシイ神社を見つけたのも
野犬二頭(もも&コタロー)を 連れて散歩に行った、友人の手柄だ。



わたし、行ってくる!
ほとんど叫んで
わたしはそこへ急いだ。

やっぱりだ。
アソコはアヤシイのだ。


なぜか、ドキドキする…

なぜ???


『白須若宮八幡宮』

なあんだ、八幡さま?



ん?
だけど、なんだか異質な、感覚。








おや?



こりゃこりゃ
甲斐駒ヶ岳だね。


大きな樅の木があり
このパワーもすごいんだけど





すると
拝殿?本殿の背後に
ズラリとならんだ石祠は

なんだ???



アヤシイ…。




そうして
これが
ど真ん中?



『白神』???

その隣には
さらにアヤシイ神社があったのだけど
こちらは、信仰宗教かしら?






『白州』
『白須』
『白神』


白州は、はくしゅう?

白須は、しらす??

白神は、しらかみ???


なんなのだろう。


同じものなの?
異なるものなの?


白州と書いて
しらす、とも読めるし

白須と書いて
はくしゅう、とも読める。

ここを後にして
車を走らせながら
友人も解せない、と行った感じで
調べてみて!とわたしに言う。

うんうん

ちょっとまって!

白須、で調べてみるね。


すると

『白須神社』なるものがヒットした。

うん?
どれどれ…,




え?


キャー!

琵琶湖が出てきたよ!

しかも…

白鬚(しらひげ)神社だって???



『白鬚殿(しらひげどの)』?




続きます。








その❷ “黒” 『休日は 断層にいます。0622』

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そういえば
、と
駒ヶ岳の神社に行ったことを思い出す。

あそこは
白い岩、花崗岩で出来ていた。

オジラ
と呼ぶのだった。

尾白川…。

5年も前に
ごんな旅をしたのでした。



尾白川と、駒ヶ岳は
やはり花崗岩の白い川…








えええ?
今回、久しぶり過去記事を読んだら
ヤバイなあ…

黒白龍神???

まあ、良い。


白州を、あとにして
諏訪湖に到着する。

“州羽ノ海”
と古代は表現された『諏訪』は
いつからこの字を当てはめられたのだろう。


やがて
諏訪大社の鳥居の真ん前に道は向かい

諏訪大社には寄らず
(失礼いたします)

なにしろ、
またしても
伊那の◯◯ファームへ向かいます。

なんと、そこは
『小黒川』という川のそばだった。



『尾白川』!
『小黒川』!








覚えているかなあ…

友人は、不安だ。

ヤギたちが自分のことを覚えているのか
心配なのだ。

きっと、覚えてるよ!

わたしは励ますが
もちろん、自信はない。

犬や、猫や
アヒルを飼ったことはあるけど、
ヤギの記憶力に関しては
皆目、検討がつかない。



だけど、

友人のヤギは
思いのほか
元気にしていた。


この、黒白のヤギと
仲良しになっていた。



あらまあ…



弟のほうは、
まったく振り返りもしなかった。



具合でも悪いのだろうか…


友人は、心を痛めて
またヤギを引き取りたいと言い出した。



お兄ちゃんヤギは
なんで連れてってくれないの?
そんな目をして
友人を、いつまでも見ていた。

帰りたいのかなあ?


このヤギの話は
まだ、続編がありそうな予感。


さて、
帰ろう。

この時点で
すでに2時過ぎている。

寄って、一箇所だね。


どこへ行こうか?

この時点で、ノープランだったのだけど、
やはり、この後

とんでもない展開となるのです。








シェアしたくて… 0624

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ブログを始めたきっかけは

移住した富士山周辺の自然が
あまりにも美しくて、

皆さまとシェアしたくなったのです。

今日は久しぶりに
instagramもアップしました。

見ていただきたくて。

わが家のベランダからの風景です。













同じような画像ばかりで
ごめんなさい。

とても選べない。


動画で、鳴いているのは
ホトトギスです。


皆さまに
さまざまなことが
伝わりますように。


その❸ “青と赤” 『休日は 断層にいます。0622』

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6月22日のお話、
ひっぱります…


富士山北麓を出発して
20号線を西に走ったとき
(まだ、白州へ行く前です)

なんとなく、なんだけど
『大鹿村、行きたいなあ』
と、
わたしが呟いた。

なにそれ?どこ???

うーん、と。

わたしは大鹿村のことに関して
あまり詳しく知らなかった。

都市生活者だったころ
憧れの『田舎暮らしの本』で
大鹿村の名前は知っていた。

『なんだかさあ、都市生活者が移住するのに、人気がある村らしいよ〜。』(それはわたしの想像だ。)
だいたいが、都市生活者が憧れる土地は
出来れば電気もガスも水道も来ていないほんとうの田舎である。
今時、この日本に そんなところなどあるはずもないのに。

ふーん、なにがあるの?

友人の問いに、わたしは答えられない。

(あの、海老原よしえさんが
大鹿村の猟師さんだかに頂いた?
鹿の皮で作った太鼓を叩きながら歌う歌があったよなあ…)

それと、
先日、富士山の五合目、御中道の下見のとき、
一緒にいったT美ちゃんが
『大鹿村、なんども行ってるよ!友達がいるから。』と言ってたのを思い出したからかも知れない。

曖昧な答えをして、友人の興味をキャッチ出来なかった。
すると、

『そんなとこ、行かないよ!』

ただちに却下された
『大鹿村』

まあ、いいや。

わたしはこの日
どのような流れになるのかは
まったく、天に任せていたのだ。


ところが…

ヤギに逢いに行き
目的を達成して
あとは帰るだけとなったわたしたち。


『あと一箇所くらいは寄れるね。
あと一箇所だけだよ。』
友人が…

じゃあさあ
と、
わたしは提案する。

この前行けなかった
中央構造線の場所に行こうよ〜〜!

ふうん、
どこ?

にべもない友人。

わたしは確か
ミュージアムがあったなあ、と思い

『中央構造線ミュージアム』を検査したのだった。

すると!!!

ええええええええええ〜?

『大鹿村にあるよ⁉️』


これはまったくの
『青天の霹靂』であった。

あわてて
ナビをセット!

すると
その、大鹿村の『中央構造線博物館』は
16:30で閉館となってしまうとのこと。

ヤバイ!

ナビは、16時に大鹿村に到着の予定だ。

30分しか見れないんだ。
だけど、そのことも友人には告げず
とりあえず、行こう、行こう!

(行ってしまったもん勝ちだよ)

ところが、ところが
そこはとんでもない場所で

富士五湖地方の西湖などを
『陸の孤島じゃーん( ̄▽ ̄)』などと言っていたわたし、
ごめんなさい🙏
というくらい
そこは
そんとうの、陸の孤島であった。

なにしろ
諏訪から70キロ?

グネグネした山道を
肝を冷やしながら走らせる。

うーん

到着したのが
16:23

あと、閉館まで
7分しかないじゃない?

とぼけて、その門を叩きます。


実は
ナビで見たとき
驚いたのは
ここ、大鹿村を流れる川の名。

『青木川』

えええ?
なんだって???

だって
ここは
赤石山脈(南アルプス)の
赤石岳を望む土地にあるのでは無かったの?


『青木川』!
『赤石岳』!


赤石岳を臨む
青木川(大鹿村)



いいですか?

わたしはいつも、自分のフィールドである
『青木ヶ原樹海』にて
こんな話をしてるんです。

『なぜ、ここが“青木ヶ原”と呼ばれているか、なんですが、
古代の日本語では、色を表す言葉が
四つしか無かったことに由来します。』

『白い、黒い、青い、赤い。』




この日の旅は
これが全て揃っちゃった???


気を取り直して
博物館のドアを開きます。

ダメ元です。



すると…

ここからが
この日の奇跡でした。



続きます。











『アシタカ 水と巨石の山 vol.2』0625 プロローグ

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はい、
わかっていますよ。

6・18の『アシタカのカミへの邂逅』
6・22の『休日は断層にいます。』
まだ、中途半端です。

実はね
今日までに終わらせたかったのに
まだ終われません。

今日
6月25日は
6・18のリベンジの日だったんです。

あいにくの雨で
延期となった
『愛鷹山探検隊』のリベンジの日。


今日のお話を、先に書いてしまうことを
お許しくださいね。

オムニバスで綴ります。




6月25日


ピーカンです!

これから、2時間かけて
富士山の裏側へ。

途中で、不可解なことが!!!

今日は代車で向かったのだけど、
代車のナビの使い方がよくわからなくて
少しいじったら
こんな画面でフリーズしてしまった!


愛鷹山の位牌岳になぜか標準がセット!

今日はそこには行かないよ〜〜!

位牌岳は、高皇産霊の神去りたまふ地なのだという。(宮下文書による)

高皇産霊さま
今しばらくお待ちくださいませ。
(いつか必ず登頂いたします)


愛鷹山は
およそ10万年前の最後の噴火で
山頂が吹っ飛んでる!

だから、ピークがいくつもあり、
わかりにくいのだそう。





珍しく、早めに着いちゃったわたし。


南麓からの富士山(手前が愛鷹山)は、
まったく雪が無いのね。


愛鷹山探検隊
今日の隊長は、oyaoyaさん。

隊員は
ハロちゃん、くみちゃん、リリーさん
そしてわたし。

隊長、はじめまして。
隊員も次々と到着します。

いざ!

最初に隊長に連れて行ってもらうのは
飯綱神社から始まる
『大綱の道』

(綱とは、龍のことで、すなわち
大龍の道???)


巨石の森を登りますが、
加茂先生の著書の説明通りに
oyaoyaさんが指南してくれる。


次から次へと現れる巨石の数々に…


コーフンの隊員。

龍の背中に登ります。


その後
いったん山をおりて
ランチタイム。

これもまたまた

35…
アナナイ!!!
って
出来すぎてる。


ただ、美味しいパンの食べ放題に
惹かれただけだったのに。



さらには
ちょこっとoyaoyaさんの気になる場所に
寄ることになり、




金龍山!!!

目の前を新幹線が通り過ぎる立地もヤバい。


その後いよいよ
須津川(すどがわ)沿いを登ります。



苔生す
南国のような森を抜けて、



そうして
目的の、滝へ!!!


滝の下には
虹が!


まったりと
うっとりと
至福の時間が流れて、


ここで、
ハロちゃんの龍笛
出ました。


ミュージシャンでもあるoyaoyaさんが持参した
ヤギの蹄の楽器。


こちらの、ハロちゃんの龍笛のシーンは
後ほど、動画でお伝え致します。



今日はほんとに
ディープな一日でした。

わたしは
単純に
『アシタカにいだかれたい!』
と、思って臨んだのだけど

まさしく
アシタカと
地球に抱かれた
一日となりました。


oyaoyaさん、
そして、
隊員の皆様。

さらに、読んでくださった方々、

ほんとうにありがとうございました😊

また、ゆっくり報告を致します。


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