五月十日のお話の
最後になります。
ひょんな事から
甲斐国
一宮 浅間神社
二宮 美和神社
三宮 玉緒神社
おみゆきさんと呼ばれる
毎年4月15日に行われていたという
暴れ川の治水のお祭り通りに
この日、巡ることになったchiaさんと
お子さんのMくんと、わたし。
そして、やはり締めくくりは
おみゆきさんの最終地点。
甲斐市 竜王の三社神社。
信玄堤の脇にあるという、そのお社に向かったのでした。
竜王というのは地名。
しかし、やはり
この土地の水を司る龍王さまへの信仰が
色濃いものだったことがわかりました。
釜無川に降りる階段にも
竜の図案が。
着地点である三社神社は
一宮、二宮、三宮を合わせてお祀りしていた。
そして、こちらの住所にびっくり!
『甲斐市 竜王 一八八八ー一』
これ、1888ー1を足してもやはり8になる!
これ、1888ー1を足してもやはり8になる!
釜無川は
まるで青い龍さんのようです。
緑溢れるこの季節
この惑星、地球が
オーラソーマの88番
緑と青で出来ているボトルであるという
本当にそれを感じさせる一日となりました。
水の旅、は
大海に出てから
それで終わりではない。
富士山の雪融け水は
山中湖、忍野八海、河口湖に注がれ
桂川となり
相模川となって相模湾に注ぐ。
一方
西側の湖、西湖、精進湖、本栖湖
それから御坂の北側、甲府盆地に降った雪や雨は
笛吹川や釜無川を経て
富士川の流れとなり
駿河湾に注ぐ。
相模湾と駿河湾
それらの水が出会うところ。
それがまさに昨日訪れた
伊豆半島の下田、なのです。
富士の水やミサカの水は
また、そこで出会うのです。
それだけではなく
ガンジス川や
ナイル川
アマゾンや
チグリス、ユーフラテス川
みな、大海で出会うのです。
なんだか、とても愛おしい
水の旅。
地にある時はさまざまな生きとし生けるものを潤し
空にある時は地球の衣となり
地球もわたしたちも水と共にある。
五月十日のお話はこれで終わりますが
その二日後
新しい物語が始まりそうです。
それはやはりここ
富士山から八紘一宇で発信して行くのでしょうか?
ただ、ただ
動かされているわたしには
シナリオを書いている方の御心が
全く検討もつかないでいるのです。
というわけで
一二三 は一応
<完>