また、何かが動き出した。
朝起きて
いつもしない方向に正座した。
何したいの?わたし・・とぼんやり思いながら
そうしたら左目の端っこに
薄藍色の本が見えた。
それはパソコン台に使っていた机と
父の遺影の飾られたお仏壇の間の隙間にあったので
手を伸ばして見た。
四年ほど前に出会い
つねに枕元においてあった
イハレアカラ・ヒューレン著の
「ホ・オポノポノ」の一冊だった。
「ごめんなさい」
「許してください」
「ありがとう」
「愛しています」
四つの言葉を繰り返し唱えるだけで
潜在意識の中の情報をクリーニングしてしまうという
いわば、魔法の言葉。
古くはハワイの問題解決の方法だという。
その四つの言葉はすでに口癖になっていたが
あまり意識はせずに日々暮らしていた。
本を手に取るのは
どのくらいぶりかしら?
その場で数ページ読んでしまった。
「今日からまたこれだね!」
富士山がきれいだったので
河口湖畔の好きな場所に行き
この言葉をたくさん唱えたかった。
河口湖
やっぱり好き。
あなたのためならなんでもするよ。
そういうと
漣(さざなみ)が立った。
水と風と太陽がつくるキラキラ
なんてステキなの!
ここはわたしが「君が代」の浜と名付けた場所
細石の巌となりて・・・
君が代を三回歌った。
だあれもいない。
岩は露出した地球そのものなんだ。
美しいね。
どんな宝石よりも。
聖なるお山も。
昨日の「どおおおん」を思い出した。
「ごめんなさい」
「許してください」
「ありがとう」
「愛しています」