最後にわたしがたどり着いてしまったのは
大国主命とその別名である
オオナムチの足跡がここにあったことでした。
いったいこの方はなにものなのだろう。
そして
翡翠の里
「ヌナカワ大国」とは
記紀神話にも出てこない
初めて聞く名だった。
古代の神話の足跡は
この不思議な大国の翡翠という宝石と
それを巡る当時の列強たちの争奪戦の足跡。
この旅の前に
朝、見送ってくれた富士の姿
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そして
甲斐駒
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八ヶ岳
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永遠に白いと見間違う
妙高の雪原
この越の地の三つの「黒姫山」
それらが囲む土地のただなかに
この「斐太の里」は存在した。
奴奈川姫(ヌナカワ姫)=黒姫であったのだろうか???
こんな記事を見つけてしまった。
「奴奈川姫は色が黒く、その姫が統治したクニの範囲が3 つの黒姫山に囲まれた範囲だ」とい
うことを聞いたことがある。弥生時代中期に信州系の土器を持つ人たちによって営みが開始され
た吹上遺跡は、ヒスイを求めてきた人たちの前線基地であったのではなかろうか。その後、弥生
後期にいったん埋まった周溝墓に沢山供えられた北陸系土器は、北陸集団の地域奪回の証しなの
ではなかろうか。北陸集団の奪回前に出現する斐太遺跡はどのような意味を有していたのか。舟
運の基地と推測される釜蓋遺跡の舟の行先はヒスイの里だったのではなかろうか。などなど、そ
の解明は奴奈川王国そのものの解明につながっているようにも思えるのである。
うことを聞いたことがある。弥生時代中期に信州系の土器を持つ人たちによって営みが開始され
た吹上遺跡は、ヒスイを求めてきた人たちの前線基地であったのではなかろうか。その後、弥生
後期にいったん埋まった周溝墓に沢山供えられた北陸系土器は、北陸集団の地域奪回の証しなの
ではなかろうか。北陸集団の奪回前に出現する斐太遺跡はどのような意味を有していたのか。舟
運の基地と推測される釜蓋遺跡の舟の行先はヒスイの里だったのではなかろうか。などなど、そ
の解明は奴奈川王国そのものの解明につながっているようにも思えるのである。
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わたしはこの黒い人びとが
誰だったのかに思いを馳せてしまう。
そして
竹之内文書にでてくる
(おそらくはレムリアの)
五色人のなかの「黒い人」がこの越のあたりにいたのでは
という大胆な仮説をつい考えてしまいます。
黒姫や
バラバラにされた九頭龍のお話しは
またしても寓話の中に眠っています。
いつかどなたかが
このパンドラの箱を開けてくれるのを夢みて。
妙高の摩訶不思議な時間のお話しは
これにて
<完>