6月7日
朝から雨。
朝7:45集合で
富士山五合目に向う。
今日の子供たちは可哀想だね~
今日は大所帯、
ガイドが18名もいる大型のツアー。
でも
学校の名前が
「カイセイ」だ。
快晴になっちゃったりして?
まさか~?
10:10
予定通り
四合目「御庭入り口」から
ツアーはスタート。
その前にはものすごく霧がでた。
ほんとうに晴れるよ!
ベテランの登山ガイドが言った。
ほんとうに?
まさかね~
登り始めてすぐに
目の前に!!!
霧がす~っと引き
どおおおんと!
富士山の
お化粧直し!
やはりベテランの女性ガイドが叫んだ!
昨日もご一緒だったかた。
わあ~!
富士山だ!
富士山だ!
子供たちも喜んでいる。
雨の中を登るのだと覚悟していたのだから・・・
朝からの雨が
八合目あたりから上は
雪!
昨日の同じところからの山頂
そして
今日の山頂
自然はすごいなあ~
こどもたちよりもわたしたちのほうが
感動してしまったかもしれない。
連日見ていても
ほんとうに飽きない。
飽きる暇なんてない!
カラマツの旗棹樹形は
偏西風の話しをするところ
(この木をみて方角がわかるでしょ?)
遥か雲海も見渡せる。
朝霧の牧場地と
右手には雲に半分隠された本栖湖が見える!
こんなに天気が回復するとは!
カイセイなだけに快晴?
ツアー終了後
お昼すぎまで
ずっと山頂は顔を見せてくれた。
美しいおやま・・・
ありがとう!
雲がもくもくと上がってきた。
とても大きくて
カメラに入りきれない!
これを表現するのは
やっぱりあのフィルターを使おう・・
このあと
夕方には
またどしゃ降りとなった。
その雨は
また山頂では
雪になったのだろうか?
ともにガイドで一緒だった
写真家のくりさんは
五合目以上は女神の体だから
踏んではいけない、と
「おつげ」があったのだという。
「遠くから美しい姿を撮ってください」
だから彼はそれより下から
女神の姿を撮り続ける。
だから「登山ガイド」は出きないのだという。
わたしも「自然ガイド」であり続けよう。
五合目より上に行くときは
特別な思いをもって
上がらせていただく。
そのように
この女神に敬意をはらいつつ
今日もおそばに行かせてください。
さあ
今日も今から
五合目です。