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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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陰暦321 河口湖 鸕鷀嶋神社(うのしま神社)稚児の舞 0425

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富士五湖地方にも
本格的な春の訪れ…

河口浅間(あさま)神社では
毎年4月25日の例大祭にて
無形文化財『稚児の舞』が奉納されますが

お隣の大石地区では
『稚児の舞』を、鵜の島の『鸕鷀嶋(うのしま)神社』に
奉納致します。

初めて、それを見に行って来ました。

今年初の鵜の島上陸!


昨年の冬至の日
『あうわの祭り』以来となります。




今日は、大石の桟橋から
参加者をボートでピストン輸送してくれるのです。

上陸!


すっかり春めいた鵜の島は、
なんだか南国チックでしたが、


やはり
ミツバツツジやブナの新緑などなど
山地帯の青葉若葉が芳しく、


まずは、女神さまにご挨拶。


富士河口湖町の紹介ページ

こちらでは
祭神は“豊玉姫命”となっています。


『稚児の舞』が奉納される 『鸕鷀嶋(うのしま)神社』は
ウガヤフキアエズが祭神となっているのだけど、
大石の法被を来た、世話役のような方が
こちらが『豊玉姫命』で
向こうの祠が妹の『玉依毘売命』なんです、
と、説明をしていました。



地区の偉い人の玉串奉納を経て

いよいよ
稚児の舞が始まりました。

[扇の舞]









[劔の舞]






わたしは、
この稚児の[劔の舞]を見るたびに
なんだか複雑な気持ちになります。

西暦864年
平安時代の貞観六年の富士山大噴火を
鎮めるために始まったといわれている
浅間(あさま)神社の稚児の舞は
劔を大地に突き刺すような仕草を見せるのです。

わたしはつい、
武甕雷(タケミカヅチ)を思い浮かべててしまうのです。


ナマズの頭を劔で押さえつける
武甕雷(タケミカヅチ)

実は
ここ、鵜の島の豊玉姫伝説では
彦火火出見命に、見ないでくださいとお願いした出産シーンは
なんと、大鯰(大ナマズ)に姿を変えてのたうち回り、
それを、見られた恥ずかしさのあまり
河口湖に飛び込み、ここの主になった
というものなのです。


しかし、
奉納舞が終わり、
わたしたちが目にしたのは、



ボケボケでごめんなさい。

なんと、
太陽が顔を出してる!!!


これには
ほんとうに驚きました❣️

同じ時間には
河口の浅間(あさま)神社でも
本家本元の『稚児舞』が奉納されていたので、
河口湖の神さまも
お喜びになったのかも知れませんね。


ボートに送られて
鵜の島を後にします。



ローカルのお祭りなので、
同乗者は、大石地区の学校の先生たち。


そして
ありえな〜い!!!

富士山まで
姿を現した!!!


たくさんの
龍雲に囲まれて…

いえいえ、

鯰(ナマズ)雲かも知れませんね。

わかりやすいメッセージ(^。^)


大好きな河口湖、
そして、
鵜の島の
女神さまたち

ありがとうございます😊

また、訪れることが出来ますように…


陰暦3月21日。









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