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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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321 宇宙元旦 バビロンへ その③ “わが青春の“Q””

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間が空いてしまったけど

3月21日
春分の日
天秤座満月の🌕お話です。


新橋を後にして
有楽町へ向かいます。

JRでひと駅。

目の前が
目的の、

有楽町マルイ
◯I◯I



聳え立つ
バベルの塔のようです。


この日の
こちらの目的は…



『ウドー音楽事務所が日本に招聘した海外アーティストの貴重なサインやギターなどの記念品、秘蔵写真などを通じてスターたちの素顔と足跡、日本のファンに愛された「洋楽」の歴史をたどる。』

相棒のチハールのおススメのイベントに
ふたりでやって来た。


展示された、
懐かしの
ミュージックシーンの数々は…


1967年を起点として、
時代別に展示されているのだけど、



メチャクチャ、懐かしかったのが、

『スージー・Q』こと!
suzi quatro


この方の『キャン ザ キャン』
1973年リリース。
ドーナツ盤(お若い方はご存知ない???)
持ってたわ〜。


進会場のパネル展示は
年代別。

それぞれの世代によって
懐かしいブースが異なるのね。

たくさんの(昔の)若者が押し寄せていたけど、
会話がオモシロイ…

あるところで饒舌に喋っているかと思えば、
あるところから、
全く知らない世界になってしまう。


次に
わたしが釘付けになったのは…



キャーーー❣️

『ザ ポリス』

これは渋谷公会堂に行ったわ〜〜‼️

この辺りになると、
外タレ(外人タレント)は
なにもUDOと限らないから
よくクラブでかかってた曲のアーチストも
このチラシの中に見つけられなかったりする。

(あの、Queenもありません)

そして



トーキング・ヘッズ‼️

いずれも
武道館やら、
東京ドームなどでは無くて
この頃(70’S終わり〜80'Sはじめ)は
サンプラザホール、
渋谷公会堂などでの
中ホールでのライブコンサートでした。



その後
80年代後半になってくると
ビックアーチストの再来日が目立つようになり…




あの、
トーキング・ヘッズの
デビッド・バーンも
ソロになってから
何回か来てたのね。


ほかにも、


コンサートのチケットや、


スタッフジャンパーやら、



アーチストの使用したギターのピックなどなど…

洋楽ファンにとっては
延髄モノの数々で
展示会場は熱気に包まれてた。


3月31日まで行われている
この、『UDO音楽事務所の50年の軌跡』というエキセビションは
何十万人集めるのかはわからないけど、

何十万分の
懐かしさが散りばめられるのだろうな。


わたし的には
この時代、
(70’S終わり〜80'Sはじめ)
懐かしさがフォーカスしたのね。


それは、
青春と呼ぶには
少し烏滸がましいのだけど、

去来した思いは、

東京の空とともに
もう一度、ココロに焼きついた。

次第に思い出してきた
10代から20代へと音楽にどっぷり浸かっていた
わが青春の時間…。

パンク
ニュー・ウェーブ
ニュー・ロマンティック…
ネオ スカ、
ファンカラティーナ!!!

さまざまな
UKのクラブシーンから生まれた
新しい音楽…

なぜ、この頃
わたしがQueenを聴いてなかったのかがわかった。
わたしのよく行くディスコやクラブでは
別のジャンルがかかっていたからだ!

70年代の終わりには
60’sが流行っていたんだった。

そう、
モッズルック。

女子はミニスカートで、
男子は細身のスーツのいでたちで、
スカで踊ってた!


『ザ・ポリス』と言えば、
ネオ・モッズのバイブルとなった映画…
『さらば青春の光』

ハマったわあ…



原題は
『QUADROPHEN IA』






このころ回りの男子は
みんなモッズコートを着てた!


これも“Q”だった!!!


そうなんだ!
イギリス空軍のマークが
同心円だったんだね。



そして、
“アフロ・ファンク』と呼ばれた
トーキングヘッズは
40年前とは思えないほど新鮮だ。




これが、
1979年❣️

ライブも行ったし
このミュージック・ビデオも
繰り返し観てたなあ…


歌詞も全く
パラレルワールドだわね。


『Once in a lifetime by Talking Heads

ふと気づけば、
君は見たこともない部屋続きの豪邸にいるかも知れない
ふと気づけば、
全く違う異国にいるかも知れない
見知らぬ大型車のハンドルを握っているかも知れないし、
美しい妻と美しい家にいるかも知れない
そして自分にこう問うかも知れない
『え? ・・・どうやってこんな具合になったんだ?』


月日の過ぎ行くままに、水の流れに身をまかせ
月日の過ぎ行くままに、水は地下を流れ行く
金が底をつくと、再び落ち込むものさ
でも、ごくまれに
運気の水は地下を流れているのさ

自分に問いかける
『なんでこんな風に事が運んだんだ?』
自分に問いかける
『あのデッカイ車はどこだ?』
自分に語りかける
『こんなキレイな家、俺んちじゃないよな?』
自分に語りかける
『俺にこんなキレイな女房がいるわけない!』



昔と同じじゃないか!かつてそうあったように!
昔と同じじゃないか!かつてそうあったように!

溶け出した水は、動き出す
大海の底に、幸運の水は存在する
水を持ち去れ、水を運べ
水を持ち去れ、海の底から!




また気分が落ち込む
そして、再び静寂なる水の中へと
岩石の下に、水は存在する
月日の過ぎ行くままに、静寂なる水の中へ
ごくまれに、
幸運の水は地下を流れ行く

自分に問いかける
『あの美しい家は何なんだ?』
自分に問いかける
『あのハイウェイはどこへとつながって行くんだ?』
自分に問いかける
『俺は正しいのか?間違っているのか?』
そして自分にこう言う
『ああ!俺は何をやってのけたんだ??』





昔と同じじゃないか!かつてそうあったように!
昔と同じじゃないか!かつてそうあったように!

時は我々を支配などしていない
我々は時に追われているわけではない
時は我々を妨げたりしていない
時は我々を支配などしていない
ああ、何て素晴らしいことだろう!

時の過ぎ行くままにしておけばいい
時の過ぎ行くままに・・・
一生に一度あるかないかのチャンス (どんなものだろう?)
時の過ぎ行くままにしておけ
時の過ぎ行くままに・・・
一生に一度あるかないかのことが
起きるかも知れない』




時のない世界から

40年前が
わたしに押し寄せている。

40年先も
空はこのままだろうか?




お堀端。

この先に
今年即位を迎える
新天皇がお住まいなのね。

元号が変わるという
果てしない
区切りの年…


日比谷公園では
花桃?
花蘇芳?
が、咲いていた。



バビロンのお話は
まだ、続きます。

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