昨日に引き続き…
以下は
世界の農地の70%は
持続可能な開発目標とは、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲットからなる、国連の開発目標である。 2015年9月の国連総会で採択された『我々の世界を変革する: 持続可能な開発のための2030アジェンダ』と題する成果文書で示された具体的行動指針。 ウィキペディア
というわけでも無いのですが
昨日と今日は
わたし的には、見事につながりました!
昨日は、みつばちハニーさんの映画
『みつばちと地球とわたし』を
富士山の西麓に観に行ったのですが、
今日は
『協生農法(シネコカルチャー)』の勉強会へ
富士山の東麓の山中湖へ。
今日の勉強会のことを教えてくれたのは、
昨日に引き続き
ソラの家のSちゃんでした!
彼女のご縁は今まさに的確で、
知りたいこと、今知らなくてはいけない情報が
ピンポイントでやってくるので
ほんとうにありがたいことです。
山中湖の『三角』さんへ行くと
30名くらいの参加者の中に
知っているお顔もチラホラ。
本日は
有機農法を行っていた『山中湖ファーム』の方々が、
今年から、『協生農法』に移行しようと、
この勉強会を開いたもの。
登場するのは
野人さんのブログによく登場する
彼らのお仲間の
若き『太田農学博士(候補)』(^。^)
『協生農法』って
ナニ?
という方は
こちらをどうぞ!
以下は
太田農学博士(候補)のお話。
『農業と環境問題』
今のままの農業(慣行農業)を続けて行くならば
『生態系レジームシフト』が必ず起こるだろう。
(レジームシフト=急激に変化する現象)
すなわち、
全地球での、生態系の崩壊だ。
その算出は
今から26年後の、
2045年。
人間による、生物の大量絶滅…。
このまま行けば
それは必ずやってくるのだと。
世界でも、農地から
それは広がっている。
(不思議なことに、それは都市部からではない。)
慣行農業は、
土地を耕し、
石油系の肥料を投入し、
農薬を散布する。
畑の写真を見ると、
自然がいっぱい❣️と思うけど
世界の農地の70%は
モノカルチャー(単一野菜の畑)だ。
経済効率のために
早く収穫する石油系肥料を施し、
農薬を撒く。
農地から
生物多様性は失われ、
昆虫などの突然変異や大量死を巻き起こす。
ここ、数十年で
急速に。
そこで
『協生農法』の登場だ。
①耕さない
②肥料を施さない
③農薬を使わない
有機農法と異なるのは、
①と②だ。
協生農法は
有機肥料すら施さない。
生産量は最初は落ちるし、
成長も遅い。
収穫時期も、野菜の大きさもまちまちとなり
流通に乗せるには、解決しなくてはならない問題も多いのだけど…
とにかく
やってみよう!
そんな人たちが
富士山の北麓に、急速に広まって来た。
まずは、耕作放棄地から???
耕さなくて良いので
女性でも出来るし、
重機を揃えるお金もいらない。
(最初は雑草を刈ることも必要だけど、根っこから抜かない。草の根が大地を耕すし、土の水分を保ってくれる。)
マルチも敷かないし、
ポールも立てない。
夏には夏野菜
冬には冬野菜を食べれば良いので
温室も必要ない。
(しかし、冬の寒さが厳しい富士五湖地方では
昔ながらの冬の保存食なども復活させなくてはならないかもね。)
なんだか、
希望が見えて来た。
北と南のでは
適した野菜が異なるので
物流は必要だろう。
実のなる木を野菜の間に植えるのも
協生農法の必須条件。
鳥が来て糞をすることも
虫が葉を食べて糞をすることも
肥料を施さない農法には必要なのだから。
ひとつ、問題は
山からの水が必要ということ。
富士山北麓では、
それを課題としなくてはならないね。
そうして収穫した果物や野菜は
味が濃くて美味しいだけではなく、
栄養素もダントツなのだそうで。
それは、自分の舌と身体で
人体実験してみたいものだ。
あと、たった26年?
いやいや、
今すぐ始めれば、
まだ間に合う。
未来は、今
作るのだったね。
勉強会の最後に
『sdgsカード』なるゲームを
オリ女史が行ってくださった。
持続可能な開発目標とは、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲットからなる、国連の開発目標である。 2015年9月の国連総会で採択された『我々の世界を変革する: 持続可能な開発のための2030アジェンダ』と題する成果文書で示された具体的行動指針。 ウィキペディア
ふたり一組なので
わたしはSちゃんと組んで、
引いた、30年後のカードは…
世界を変えて行く。
最終的なゴールまでには
『時間』のカードを15枚以上集めなくてはならなかったけど、
5枚で、
ゲームオーバー‼︎
なのだけど、
時間も無し、
お金も無し、
だけど心が豊かで…
悠々自適!であることは
今も変わらないでいる
最終ゴールかも知れません。
未来は、今!
作りましょう。