321のバビロン行きのお話が、
佳境に入っておりますが…
本日起きた出来事を
先にしてしまいたいと思います。
最近、方々のブログさんなどで話題になっていた
みつばちハニーさんこと
船橋康貴さんの映画
『みつばちと地球とわたし』が
今日!
富士山麓の朝霧で上映されて、
それを観せて頂ける機会を得たのですね。
ここのところ、
“健全なる生態系を取り戻す”
“生物多様性”
“(地域的 絶滅危惧種)であるツキノワグマやニホンカモシカなどなど”
などがキーワードとして押し寄せているわたしには、
この映画は最も観たかったのですが、
なんと、富士山麓の富士宮で上映されるとは!
教えてくださったのは、
またしても、読者さんで
ソラの家にあったこの映画のチラシを見て
3月9日!残念、行けない〜〜
と、嘆いたことを読んだ読者さんが
ソラの家のSちゃんを通じて、教えてくださったの!
(ありゃりゃー!前回の満月の日の話だ‼︎)
今日になって
実は、正確にどこで上映されるのかを
全然聞いてないことに気がついた。
ま、いいか。
ソラの家のSちゃんのところまで行けば
一緒に連れて行ってもらえるみたい。
『富士宮』とだけしか聞いてなかったけど…
田貫湖の辺りみたいですよ、
と
車を走らせながら
Sちゃんが。
ふうん、
田貫湖なんだあ…
4月20日と8月20日頃に見られることで有名です。画像はお借りしました。)
田貫湖のどこで映画を上映するんだろ…
そう思いながら、Sちゃんの車が滑り込んだのが、
『日月倶楽部』???
上映会らしいのです。
こちらは
ヨガのワークショップなども行われるという館内で、
山本竜隆先生の
ご挨拶。
なんとなんと!
本編が始まると、
ご本人が映画に出演してる!!!
『自然欠乏症候群』だって!!!
みなさーん!
思い当たる方は
ぜひ、富士山麓にいらして
一日、のんびりされてくださいね!
さて、
映画は96分間でした。
【映画あらすじ】
みつばちが一生をかけて集められるはちみつ、ティースプーン1杯。
みつを集めるために1日に飛び回る花の数、3000。
私たちが口にする食べ物の70%が、みつばち達の受粉のおかげ。
そしてみつばちは森をつくり、森が豊かな海を育て、すべての命が繋がっていく。
今、みつばち達が世界的に減っている。みつばち絶滅は人類の危機。
みつばちをめぐって今、地球がひとつになる。』
ずっと、観たかった!
みつばちが、この世から突然姿を消すという
蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん、Colony Collapse Disorder, CCD)
が、たいへん気になっていたので。
この映画を観せていただいて
わたしが感じたこと…
『みつばち』は、
誰にでも愛されるキャラクターとして
環境指標生物のシンボルなのだと思います。
わたしは自然の中で暮らしているので、
自然の花々を見る機会が多いのですが、
(また、畑もやっているので)
花粉を運ぶ役割をしてくれる昆虫は
みつばちばかりでなくて、
ハナバチの仲間(マルハナバチなど)
ハナアブの仲間、
ハナムグリなどの甲虫、
また、蝶類など、
たくさんのお客さんを花々が受け入れていることを知っています。
また、
昆虫だけではなく
早春に咲く椿などの花々は
昆虫がまだ活動できない気温のため
メジロなどの鳥が、花粉を運ぶ役割を担うことを知っています。
だから、
それらの昆虫や、あるいは鳥たちなども
農薬の影響を少なからずも受けているかもしれない事実は
心を重くします。
また、みつばちの巣がハニカム構造であることも
みつばちに特化したものではなく
アシナガバチ
スズメバチなどの
時にはみつばちの天敵になりうるハチたちも
同じようなハニカム構造の巣を作ること。
愛すべきキャラクターのクマのぷーさんは
実は
ハチミツを、食べる時に、ハチそのものや幼虫も食べること。
それは、クマにとって 食べ物の無くなる夏の終わりの時期には、
大切な蛋白源であることなど。
(彼らも生きるためにミツバチなどの社会性昆虫そのものを食べていること。)
映画には出てこない、
おそらく皆さんがご存知ない
生態系のつながりのことも
知識として知っています。
だから
『みつばち』は
生物多様性を代表するシンボルとして
捉えたら良いのだと思いました。
みつばちが絶滅したら
森が無くなる、というのはいささか誇張された表現で、
全ての生き物は
生態系の中で
全てが大切で
誰もが、絶滅したら
誰かが困るのだ、という事実を
全ての人々が感じてくださったらありがたいなあ…
そんな風に思いました。
わたしたち、人が
真の意味での
この星の生態系の守り手となる日が
一日も早く来ることを
祈ります。