最後に訪れたのは、
伊豆の“宇佐美”にある
かなり、古式ゆかりな神社でした。
舌を噛みそうな
この神さまの名前は
もちろん、初めて聞く名前。
加理波夜須多祁比波預命
“かりはやすたけひはよ”は
女神なのか、男神なのかもわからない。
伊豆の伊東市にある
宇佐美という場所の
産土神らしく
『生土』という住所に
それは鎮座ましまして…
この御神木。
『ホルトの木は、南関東沿岸部以南の本州 から台湾・中国南部・インドシナ半島にわ たって広く分布する高木で、常緑樹である が、いつも緑葉のなかに紅葉した古い葉を 混じえているので人目をひきつける。その ためか、神聖な木とみなされ、神社の境内 に大木が多い。
この木は、県下でも有数の巨木であり根 の部分が露出している(根上り)のが珍し い。』
この木は、県下でも有数の巨木であり根 の部分が露出している(根上り)のが珍し い。』
(看板より)
様々な方向から撮ってしまいます。
“かりはやすたけひはよ”って
どなた???
この神さまは
海から来たことを物語る。
(これは大きなヒントね!)
ホルトの木以外にも、
巨木がたくさんある。
並んでいて、
甲府にあるような丸石道祖神も。
ホルトの木に戻ると、
と!
ほんとうに、不思議な樹。
神津島の
『あわひめのみこと』の神社に似てるよねえ…
なんとも不可思議な
この神社を最後に、
3月13日の
プチトリップは終了しました。
その後、自宅に戻ってから
グループLINEでは
“かりはやすたけひはよ”はどなた?
というテーマで
喧々轟々…。
Hちゃんが、
こんなのを調べて送ってくれました。
(裔孫(えいそん)とは
遠い子孫だそうです。)
大山津見ですか‼️
そして
例の『龍学さん』の記事では
こんな推定が出てきています。
『ついでというなら社殿は正確に三宅島を捉えている。この点からしても三島溝橛耳神云々の伝は付会であり、古代伊豆三嶋信仰の一端に連なる神社であると考えるのが良いだろう。』
やはり、
三嶋明神だ‼️
そして、
例の道祖神に関しては、
『また、境内にはいくつかの道祖神さんが集まってきているのだが、ここは大変「姫型」であることが見て取れる造形が多い。伊豆型の道祖神はその型が僧型なのか姫型なのかという問題があるのだが、「姫型派」には大変心強いところだと言える(私は姫型派)。手に「笏」を持つことがはっきりと示されていることも特徴となるだろうか。』
うむむむむ…
この神はやはり、
三宅島から上陸した
古代三嶋信仰の女神???
南の女神にどっぷりとつかり
その洗礼を受けながら
わたしたち4人の旅は
これで終わりました。
だけど、
旅の終わりは、
新しい旅の始まりでもあります。
ありがとう!
一緒に旅をしてくれる友、
そして、読んでくださったみなさま。
先ほど、フォロワー数を見たら、
なんと、今日で1000名になっていました‼️
もちろん、これは連日、変動するのですが…
命続く限り、
ブログを書き続けたいなあ、と
今日は思いました。