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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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陰暦2月9日 宇宙ノ森(うつのうみ)へ (0315)

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やっぱり、こうなるのだな…


太陽暦の1月11日に、富士山麓で新年会をしたわたし達の様子を見て
シアさんが、陰暦の1月11日である太陽暦の2月15日にインスピレーションを得て、

その様子を太陽暦の2月15日にご自身のブログでアップされたのだけど…

陰暦の2月9日が
新暦では3月15日と知った日に、

お花見に行かない?
と、お誘いしたのだけど、

イロイロな都合にて、
お花見は、3月13日に変更となり、
決行したことは、
ただ今 連載中なのです。


(なかなか進まない、この日のコト…
ややこしくてゴメンナサイね。)


だけど、
陰暦の2月9日、
つまり今日、新暦の3月15日は、
やはり、特別な日でもあったこと、
今日は改めて思いました。






鳥海山のKちゃんが、
3月15日に
富士山北麓に、やってきた!



(宇宙湖(山中湖)からの富士山、過去記事より)


森歩きなどを所望して、
そのリクエストは、

あの、
宇宙森、とわたしが呼んだ森。

わたしも長らく足を踏み入れていなかったのです。
これは、有難い。


Kちゃんの友人の
東京からいらした“きぬちゃん”と
三人で、

『宇宙森』
に向かいます。

途中、
山中湖の花庵というほうとう屋さんでお茶をすると、



こんな看板を
Kちゃんが発見したのは、
『ありがとうございます』の文字を
『感謝』で表現したご挨拶文でした。





さてさて、
最初に、迎えくれるのは…



ハルニレの大きな樹。

季節が季節なら
素晴らしい木陰をこの場所に作ってくれる
シンボルツリー。

ご挨拶して
森に入らせていただきます。


宇宙森をそぞろ歩くと、



昨年10月の台風の爪痕が
思いのほか、激しくて…



だけど、
その時に倒れたミズキの倒木の幹をかじる
ニホンジカの歯の跡。


自然は必ずしも
そこに住まう動物たちにとって
不利になるわけではないんだな。




ほかの倒木にも
地衣類がビッシリと。

そうして
この森の主人公に出会います。


わたしたちが、『ハリモミ太郎』と呼んでいる
推定500歳ほどの、ハリモミの長老。




見上げます。




大きなハリモミが横たわる
その根っこから
エナジーを感じるKちゃん。




3月とはいえ、
ほとんど冬枯れの森を
気持ちが良いと、
周波数合わせをする、きぬちゃん。





野鳥たちは早くも
春の歌を歌い始め、


齢、千年の
富士山の作りたもうた
この森にも、

確実に、

春の気配。



森を抜けると、

富士山の山頂には、

たくさんのユーモラスなお顔が出現してた!


3月15日、

標高千メートルの
宇宙ノ森。






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