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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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“南”は女神の住まうところ 0313 その②磐長姫の胎内

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およそ四千年前に噴火した
東伊豆最大の
“スコリア丘”である

『大室山』



サクラ🌸🌸🌸に誘われて行ったのだけど、

やはり、

大室山のエナジーの洗礼を
受けざるを得ない展開に。


(昨年の11月17日には、やはり大室山に包まれてた…)



先ほど、寝転がっていた、その下には
大室山の溶岩洞穴が広がっていたのかも知れなくて…

富士山の溶岩洞穴は、
木花咲耶姫の“胎内”と呼ばれて
信仰の対象となってたけど、

大室山にもこんな大きな溶岩洞穴があるだなんて…

初めて知ったのです。

駐車場に戻ろうとするとき、
なんだかものすごい、『こんもり』があって、
とんでもない、巨木!!!




の、下には

大きな
溶岩洞穴が、
ぽっかりと口を開けて…



こんな看板が!!!



『穴の原溶岩洞穴』!!!

『穴の原溶岩洞窟
今から三千七百年前に大室山が噴火したとき、地下に空洞を残したまま地表の溶岩が固結し、のちに地表部分が陥没して、この溶岩洞穴ができたと推測されます。

この洞穴はタテ穴状で、最大直径24m・最深で15mです。横方向への広がりは落盤などにより不明ですが、富士山方向に横穴があいていて、かなりの奥まで入れたといいます。』





こちらの説明は、駐車場の近くの
ジオパークの看板にありました。

富士山周辺の『溶岩洞穴』は
わたしには身近な存在なのだけど、
大室山にも溶岩洞穴があったこと、
初めて知ったのです。


大室山は
『スコリア丘』

富士山の西北にある『大室山』も
スコリア丘。
噴火の時期も、ほぼ一緒。

こちらの大室山とも、
双子の感じがするんだわ。


(山梨県の大室山。画像はお借りしました。)



さて、
大室山のでき方も
さくらの里の看板にありました。






ででで…

こちらにあったジオパーク看板には、


『スコリアラフト』
という聞きなれない用語があったので、
興味津々…

それは、すぐ目の前にあったので、
みなさまに付き合って頂く形で
こちらも拝見することに。




大室山が噴火した際に
面白い現象が起きて…

こんなものが残されたらしいのです。

スコリアラフトは、大室山の溶岩が西のふもとから流れ始めたとき、スコリア丘の一部を崩して運んできたものです。
ラフトは英語で「筏(raft)」の意味。スコリアは気泡が多くて軽いので、筏のように溶岩流上に浮き、溶岩流の表面をころがるうちにその周囲に溶岩がまとわりつきました。
ラフトの内側にはガサガサした赤黒い軽石(スコリア)が観察できます。





こちらよりの転載です。







まるで、“風の谷のナウシカ”の
オームのようです。

このそばにもサクラが咲いていて、



横たわるオームの近くにも
春の気配…


荒ぶる火山の女神と
たおやかな桜の女神

どこがどうつながるのだと思いつつ、

次なる場所に移動します。








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