神津島の
アサマヤマの神社
連載の途中なのですが、
今日は、
軽井沢へネイチャーガイドの研修へ
日帰りで、
アサマと会ってきました。
そのお話を、少し…。
群馬県と、長野県のサカイに位置する
浅間山(アサマヤマ)!
富士山の古語の“アサマ”と一緒なので、
わたしには、他人?と思えません。
しかも、
この
“アサマ”は
限りなく噴火を繰り返している
とても元気な火山なのです。
(今日の“アサマヤマ”左手 と、鬼押し出し。)
この火山の有名な噴火は
やはり、
『天明の噴火』ですね。
大爆発を、起こした!
あさまの“山焼け”
と、呼ばれています。
江戸時代、
その時の記録が残されていますが、
なんだか、
龍が山頂から湧き出したかのように表現されています。
さてさて
今日の
二百年以上も前の
天明の噴火で形成された、
“鬼押し出し”の画像です。
この溶岩を
“鬼が押し出した👹”
と考えたのは
然もありなん…
と、検索すると、
浅間(せんげん)神社
が、出て来てしまいます。
だけど、
不思議だね。
群馬県と長野県のサカイの
アサマヤマの祭神は
イワナガヒメノミコト
富士山の神とされる
浅間神社の神は
コノハナサクヤヒメノミコト…
あさま
と
アサマ
5年も前の
過去記事です。
なんだか
繰り返し
繰り返し
自分が同じことを書いていることに気がつきました。
軽井沢の追分のこちらは…
『案内には「本殿は室町時代のもので、町内の木造建築としては最古のものである。浅間大神遥拝の里宮で大山祇神と磐長姫神の2神が祀られている。明治2年5月より浅間山の鳴動が特に激しく鎮静祈願のため同年9月明治天皇の勅祭が行われた社として有名である。」と有ります。
磐長姫神は大山祇神の娘で、木花開耶姫命の姉神にあたります。普通、「浅間神社」と書くと「せんげんじんじゃ」と読み、木花開耶姫命を御祭神とした富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)を総本社としていますが、ここは「あさまじんじゃ」と読み、磐長姫神を御祭神としています。
磐長姫神は大山祇神の娘で、木花開耶姫命の姉神にあたります。普通、「浅間神社」と書くと「せんげんじんじゃ」と読み、木花開耶姫命を御祭神とした富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)を総本社としていますが、ここは「あさまじんじゃ」と読み、磐長姫神を御祭神としています。
「あさま」とは火山を示す古語とされ、富士山の神を祀る神社が浅間神社と呼ばれるのも同様の理由であり、阿蘇山の「あそ」も同系のことばであると言われています。現在、浅間山は富士山の周辺や富士山が見える関東一円を中心に点在していますが、山頂から富士山が見える山を「浅間山」と命名したためといわれています。ここ軽井沢の浅間山も他の多くの山々と同じく、古代から信仰の対象となってきました。』
富士山の祭神は
美しい
コノハナサクヤヒメ
とされて、
醜い、とされた
イワナガヒメノミコトは
鬼、とされる。
このパラドックスを
どれだけ、見てきただろう…。
神津島の
アワヒメは本后なのに嫉妬深く?
白濱神社の
イコナヒメは、ミシマの寵愛を受ける???
それは
真実だろうか?
大國主の息子の
コトシロヌシは
国譲りにおいて
話のわかる長男で
やがて朝廷に重宝されて、
次男の
タケミナカタは
最後まで抵抗して、
諏訪地方から出れなくされる???
御柱に結界されて?
それは真実だろうか???
今こそ
わたしたちが
都合の良い神話を作ってきたことを思い出し
その神話から
新しい神話へと
踏み出そう。
小さな噴煙を上げていた
アサマ、
あなたは
生きている。
アソウマ
アイヌ語で、
“燃えるヤマ”
あなたはほんとうに、
美しいのだから。