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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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陰暦 師走 晦日 『オオヤマツミと天狗さま 0215』

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駒門風穴(こまかどかざあな)

溶岩トンネルから

印野胎内(いんのたいない)
(お胎内洞窟)
溶岩樹型へ

この日は、そんな流れになりそうな…

だけどね

なんだか、気になる地名があるの、
わたし。

先日、(わずか一週間前だった)
246を、三島に向かって車を走らせたとき
『神場山→』という看板を右手に見た。

えええ?
神場山?
なんて、読むの?
カミバ?
ジンバ???

そうして
『神場山神社』と。

なんだろ。なんだろ…

その時は、タイムアウト
いつか、行ってみよう。

今日です!今日‼︎

ふうん、近いよ、とチハルさん。

駒門風穴から、いつ通ったことのない、
工業団地みたいなところをクネクネ。

そして
ゴルフ場の、只中へ!

なんなの?こんなところに神社があるの?

結構広い駐車場に
車は一台しか停まってない。

『山神宮だよ!』

ええ?
神場山神社じゃないの?

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スタスタと歩いて行く
チハルさん。

だけど、看板には
『神場山神社』

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(ジンバ山と読むのだった)

この名前になぜか引かれたので
ただの『山神社』だったら
来なかっただろうな。

なんだか、妙な感覚に囚われる。

鳥居をくぐると
階段があり
下に降りて行く。

すると



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『神光乃池』


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『よろこぶの木』

なんだろ、ここ。

やがて拝殿に向かう鳥居あり。

しまった!写真を撮らなかった。

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画像をお借りしました。
季節が全然違うね。
この、右手の手水舎奥の
藤の花が有名らしい。

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こちらも画像をお借りしました。


わあ!いいな
この時期にまた、お邪魔したい。

祭神は
『大山祇之命』

拝殿、右手に、天狗さんの大きなお面!
(画像、撮りませんでした)

で、
左手に、
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烏天狗さん!
どちらも
大きな鋏(ハサミ)あり!

なんとここは
おお!
厄を切り、悪縁を切る
ハサミを奉納する神社なのだそうだ。

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そうして、
お守りも…ハサミ。

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やくきりせんべい
なるものがあるのだと。



チガウヨ…

木こりが、山仕事の斧や木引きを奉納した、という由来は

大山祇が、製鉄の神だったからだ。

だから、ここは
アタ族の社なんだよ…

小さな、小さな
声にならぬ声…

いつしか
縁切りの神社となった。


わあ!なに?
これ、
と、チハルさん。

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木にびっしりとついた
これは、苔?
シダの仲間?


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わたしも見たことのない、これは
暖地性の苔かシダ植物なのだろう。

胞子嚢も見える。

ここが、湿度の高い証拠だ。


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孟宗竹も聳えていて
暖かい地方なんだな。


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湧水もあった。

この流れが
はじめの『神光乃池』に注いでいた。


半端なく、
エネルギーの高い場所だったんだ!


藤の花の咲く頃
また、来ようねえ
と、チハルさんと約束した。

わたしは
あの
桂川溶岩流沿いの、
『山ノ神神社』の
山ノ神の藤、を思い出した。

上暮地の、あの
藤の木のことである。

富士山の溶岩流は
水を運び
藤の木を育てるのだな。




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