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『一富士、二鷹、三茄子 』三嶋と三保の謎を解く

2月11日

建国記念の日に
『三保ノ松原』へ行っちゃったお話はしたのですが
その次の日の話。


友人Mと
Sちゃんと
三人でランチをした。
最近なぜか
この三人で会う機会が度々あって。

『昨日もどっか行ってたの?』
わたしのインスタを見てくれたMは
早速、その話。

そうなんだよね〜〜
なぜか
旧東海道を、西へ、西へと行ったら
『三保ノ松原』へ行っちゃったんだよねえ。
わたし、初めて行ったの。

そうしたら
浜松生まれのM
あそこは遠足で行ったよ〜〜
と。

おお、さすが、浜松っこ!

するとSちゃんが
『そう言えば、お正月に、ブラタモリでやってましたよねえ、三保ノ松原』

Mも、
そうそう!
と。

えええ? 
わたし、見てない〜〜。

『人はなぜ、山頂を目指すのか』と称して
富士山のことをやっていたのは見たんだけどなあ…。

同じ日の夕方に
ブラタモリの『三保ノ松原』を放映してたんだって!

『初夢スペシャル』
見たかったなあ…

ん?
なんで、『初夢スペシャル』なの?

調べてみたら
それはそれは
不思議なシンクロが浮かび上がって来た‼︎

検索してみた‼︎



ブラタモリは、静岡県の三保松原からスタート。鶴瓶の家族に乾杯とのコラボとなります。三保松原は、7キロもの長大な海岸線に、3万本の松がある雄大な景色です。

鶴瓶さんは、少し遅れて、神の道につながる羽衣の松(松林)から登場。

ブラタモリ三保松原編のテーマは、一富士二鷹三茄子です。三保松原を舞台にした美人画(浮世絵)を確認すると、富士山に加え、鷹も茄子も登場しています。なぜ、縁起の良い初夢は、一富士二鷹三茄子と言われるのでしょうか?

徳川家康は、幼少時と晩年、駿府城で過ごしています。一富士二鷹三茄子は、いずれも徳川家康が大変気に入っていたもの。このことが、一富士二鷹三茄子の原点と言われます。徳川家康は、晩年には、三保松原の内陸部にあたる現在の清水区に、別荘である清水御殿を建て、三保松原をたびたび訪ねていたと考えられます。


うむむむ
三保ノ松原が、
初夢に出てくる演技が良いと言われる
『一富士、二鷹、三茄子』と
どんな関係があるのかしら?

徳川家康との関係は、聞いたことがあったけど
ただの迷信?
だいたいが、茄子の夢なんて、みるわけないじゃんか、
そう思っていたわたし。


ところが
見ていくと
わたしか全く知らなかった
地形的な史実と、信仰との関わりが…


現在の、三保ノ松原。

それが、かつては
島だったと!
この緑色の陸地。

ここからみた図は

一富士、二鷹、三茄子
なんだ、との説‼︎

久能山だよ!
家康が没後最初に葬られていた場所。

一富士、は良いとして
二鷹、は
愛鷹山‼︎
三茄子(なすび)が
なぜ、三保ノ松原なのか…

それは、驚いたのは
三保ノ松原へ行く前に、訪れた
『瀬織戸神社』
あの近くに、『折戸の渡し』なるものがあり
三保ノ松原が島だったころ
舟で渡ったそうなのだ。

て???

茄子はどうよ、茄子は。

ブラタモリでは
その謎も説明してくれる。

なんと
『折戸の茄子』というのが
このあたりの名物で
家康の大好物だったというのだ。





そうして、
三保ノ松原は島でなければならなかった。

最後まで
島として、描かれていた。

16世紀の
『富士山曼荼羅図』


この、一番下に描かれているのが
『三保ノ松原』
島だ!


こちらが
補陀落浄土としての
島‼︎



三島大社は
三島ではなく
三嶋だ。
なぜなら
あそこは島ではないから。

山へんに鳥を当てるとは
どんな意味があるのだろう。

そして

ミシマが
三つの島ではなくて
『御シマ』

三保ノ松原も
神社は、『御穂神社』

御は、尊いものを表す。


うむむむ…

かなり、いいセンいってるわ
ブラタモリ…

そして、わたし、

地霊たちは確実に
誘ってくれている。


『一富士、二鷹、三茄子』

これもまた
家康が仕掛けた
天下泰平のための、咒であるのかも知れません。













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