朝…
寒い。
忍野村の朝
それは、半端なく寒い。
2月8日
下弦の月
二十三夜さん。
今日は、あそこへ行くんだ。
ずっと行きたかった場所。
➖11℃
今日の最高気温の予想は
➖1℃
ここ数日、最高気温がマイナスという
いわゆる真冬日で
雪が溶けないのは当たり前の世界。
ここから
富士山の向こう側へ行くんだ。
山中湖の籠坂峠を越えても
まだ、雪が残っている。
国道138号線、
御殿場へ入るころ
いつのまにか雪は消えている。
国道246号線。
今年に入り、どれだけここを走ったのだろう。
何故だかわからない。
ともかく、ご縁あり。
20代の頃
国道246号線沿いのマンションに住んでいた。
通称、青山通り。
南青山三丁目。
大いに遊び、
大いに仕事をして
大いに恋をした。
仕事場は、青山キラー通り。
歩いて通った。
あの、青山通りと
ここが繋がっているだなんて
なんだか、信じられない。
それにしても
246って、意味深だ。
369(ミロク)が男性性だとすると
246は、女性性だ。
走りながらそんな気がした。
女友達と三人で
今日は、『みつの嶋』を巡るのだ。
待ち合わせの『長泉』は
そこかしこから湧水があふれて
水と縁が深い場所なのだそうだ。
なるほど、それで長泉。
愛鷹山からの水
富士山からの水
豊かな伏流水。
早く家を出すぎてしまって
待ち合わせ場所に30分も早く到着してしまうよ。
どこか一箇所寄って行こうかな。
『黄瀬川』がとても気になって
今日は、その川の上流と下流を巡る予定。
さらに、その源流はどこにあるのか、が
気になってきて
調べて見たの。
すると
黄瀬川を遡ると
『水神社』があり、溜池があるようだ。
寄ってみることにした。
黄瀬川の源流は
いくつかに分かれていて
それはあった。
こちらも、湧水が吹き出す土地につけられる名なのだなあ。
湧水の溜池に
不動明王さまがいらした。
愛鷹山‼︎
上が吹っ飛んで見える。
手前に、東名。
エネルギーが
遮断されているなあ…
だけど
水は清い。
飲んでみる。
甘い‼︎
そして、柔らかく、優しい‼︎
これは、富士山の湧水ではないな。
(説明文にはそう書いてあったけど)
富士山の水は、もっとキリッとして
ソリッドなんだ。
これは
古い古い山体の
山の水。
愛鷹山の水だ‼︎
さて
すっかり道草を。
待ち合わせ場所の
『長泉』に急ぐ。
ここで…
9℃!!!
なんと、家を出た時と
20℃もの温度差が‼︎
まさにここは
乳と蜜が流れる地…
待ち合わせの10時半
三人がジャストに到着する。
三つの
蜜の
水の
嶋の
三人旅
始まります。