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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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リフレイン ②七百年の時空を越えて

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驚いたことには、
今日は
昨年、護良親王が祀られている
『鎌倉宮』を
わたしたちが訪れた日でもあったのです。


今日は、大塔宮 護良親王の月命日。

なんという不思議!!!

なんという
偶然?







この日、お会いした
Yさんが、何故
護良親王や、雛鶴姫と
関わっていったのかのお話を
今日、聞きました。


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護良親王の神紋、
吉野桜。




10年ほど前の話。


奈良の、『吉野山』

吉野の桜は有名だけど
そんな時期でもないのに
夫婦で訪れた。

吉野神宮、なるものがあり
ご主人は、そこに行きたいという。

奥さまは、あまり気乗りがしなかった。

バイクで旅をしてた彼女は
気持ちが良い場所と
そうではない場所を感知して
そこは、車から降りる必要がない、と感じて
ご主人だけで行くように促した。

車から見ていたら

参道を、歩くご主人の足元に
つむじ風が、拝殿までついて行くのを見た。

目の錯覚かも知れないし
その話は、五年ほどご主人にもしなかった。


それから、五年ほど經過して

再び、奈良県の吉野を
今度は、桜の時期に二人で訪れることになった。


すると
前回は気がつかなったのだけど

大塔宮、
大塔村、
護良親王の名が
行く先々であるではないか。

都留市に住んでいるので
富士吉田に、護良親王の首塚があることは知っていたし
雛鶴姫伝説も聞いたことがあった。

だけれども
ここ、奈良の吉野では
ここまで、尊敬され、崇められている存在とは
知らなかった。


そのとき、
初めて
あの話をした。

ご主人の足元のつむじ風の話。

そうしたら…

ご主人も気がついていた、という。


すると
あのときに、降りる気がしなかった
吉野神宮の駐車場は
護良親王の重臣たちが亡くなった古戦場跡であり
吉野神宮は、後醍醐天皇を祀ってある場所と知った。


それから
都留に戻って来てから
ある因縁で
下吉田の浅間神社に行くことになった。

そこでは、慰霊祭が行われていて
主催者は
あの、W夫妻だった。

一生懸命、椅子などを出している夫妻に感動して、話をする機会を得た。

つむじ風の話は、頭がおかしいと思われると思ったら
すんなり受け入れてくれた。

そこから
W夫婦とのご縁がつながった。


2016年の10月

W夫妻から
雛鶴姫が亡くなったのは、
柘榴(ザクロ)が実る時期だったと聞き

庭にある柘榴を、雛鶴神社に供えよう、と
突然、ご主人が言い出したので
ふたりして、雛鶴神社に向かう。

すると
参道の真ん中に、車が止まっている。

珍しいなあ、
きのこ狩りでもしてるのかな?

すると
小さなお子さんを連れた
二人の、若い女性が…

声をかけた。


雛鶴姫が気になって御参りに来たという。

珍しいこともあるものだ。
検索とかすれば
秋山村の雛鶴神社が真っ先に出てくるはずなのに。


お二人と話をして
それから、
富士吉田の下浅間神社にも御参りした。

すると
ずいぶんと、時間が経っているのに
あの女性ふたりがまたしても、いるではないか!


……

Aちゃんと、その友人。

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(このときに、Aちゃんが下吉田の浅間神社で撮った写真)


『今日ね、都留の雛鶴神社へ行ったら
不思議なご夫婦にあったんです。
そのあと、下浅間に行ったら
そこでもお会いして…

護良親王と雛鶴姫のことが知りたかったら
Wさんのブログを読むといいよ、って
教えてくれたんです。』



巡り巡って


七百年の時空を超えて


ものがたりが新しく始まる。

それは
どこに導かれるのだろう。









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