今朝は
ちょっぴり早起きして
西湖へ向かいます。
貞観の噴火(西暦864年)以前まで
精進湖とつながっていて
“せのうみ”と呼ばれていた話は何度かしましたね。
本栖湖とも現在、水位を同じくすることから
西湖、
精進湖、
本栖湖
三つの湖は、古代はつながっていたのでは?
という説があります。
西湖、といえば
“クニマス”
現在、この西湖にしか生息していない
『奇跡の魚』
クニマス、のお話は
先月も書いています。
というか
クニマスに導かれ
書かされているのでは?と
ほんとうに思ってしまいます。
今日は、たまたまなのですが
また、『クニマスからの招待状』を受け取った気分なのですね。
とあるホテルさんが主催の
『クニマスの謎をとけ!』というツアーの
モニターとして参加することになったのです。
この日は、またしても
面白いご縁にて
ある女性の方を龍宮洞穴にご案内して
その後、ランチをするということになっていたのですが
この、クニマスツアーの終了後に
時間を変更して頂いた次第です。
ん???
西湖の龍宮洞穴の話が
またまた出てきましたが
そのお話は
次に、書かせて頂きますね。
いつもはツアーを行う側なのですが
参加するのは立場が違って、ワクワクします。
最初は
スライドが映し出されて…
クニマスが、なぜ
故郷の 田沢湖から絶滅したのか、
そして、絶滅前に、発眼粒を
西湖、本栖湖、諏訪湖、などに放流したのに
なぜ、西湖だけにクニマスは生き延びたのか…
1940年、
田沢湖に、玉川の強酸性の水が流し込まれる。
2010年
西湖で『クニマス』が発見される。
2017年、
クニマスは、故郷の 田沢湖に帰る。
77年ぶりに!!!
ク
ニ
マ
ス
の数霊は
なんと、77
だから
今年のこんなにも終わりに向かうとき
再び、書くことになるのだ、と思った。
なぜ、クニマスが西湖で生き延びたのか…
それは
『扇状地』
こちらが、重要なキーワードになっていました。
生息場所が、扇状地であったこと。
扇状地は、山から流れる川がいったん消える!
そこからは水は伏流する。
そして、西湖の水深30〜40mで
湧き水となる。
それが、クニマスの生育環境を作ったという。
まさに
奇跡がいくつも重なって
70年以上も命をつないだ
まさに、ミラクルな魚!
このあとは、扇状地を遡り
ここ、『くわるび川』の源流を目指します。
まだまだ、水の無い川です。
ここから、くわるび川は伏流するらしいのです。
西湖の湖底へと!
水が清い。
わあお!
富士山と
西湖!!!
たくさんの命を育む
ミラクルのしくみ、
恐るべし。
すべての命は
ほんとうに、生かされているのだね。
山に
川に
雨に、
湖に、
森に。
太陽に、
この、大地に!
このあとは
すでに約束していた
とある女性との待ち合わせで
西湖の対岸へ向かいます。
今日中に、今日のお話を
書き終われるのでしょうか?
明日は、新月さん、
月がアラタマル。
イソゲ
イソゲ…