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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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陰暦八月八日〜 『セノウミ・セノーテ・地下世界』

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『樹海って、行ったこと、ありますか?』

龍宮へ向う車の中で
訪ねたのは、なんと!
わたしではなく、マダム。

T美さんの運転する車の助手席でナビをするわたしは
???わたしに聞いているのかしら?
まさかねえ…

するとさらに

『樹海を案内するガイドツアーがあるんですって。行ってみたいわあ』

え?
そうか!

先発の車を運転するSちゃんと
そこに同乗しているタエちゃん以外
わたしの正体をご存知ないのだ!

お昼の一時間の濃いおしゃべりの中でも
そんな話題は出なかったのです。
富士山に住んでてアヤシいブログを書いているらしい、くらいは薄っすらと?

わたし、樹海のガイドをやってるんですよ!

そういうと、マダムはびっくり!

昨晩、名刺が必要だからと云われた集まりがあり
結局使わなかった即席の名刺(町が作ってくれた観光課の名刺の裏に、自分のメアドと電話番号を手書きで入れたもの)を、車内の三名さまに手渡しますと、

まあ!『公認ネイチャーガイド』さんなんですね?と
心底、驚かれたようすで。





八乙女とは言い過ぎ?

いやいや、わたし以外のみなさまは
乙女と表現するにふさわしいのだけど、

龍宮洞穴へ到着すると

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何人かのかたは、すでに
『よく来た』
とのメッセージを頂いて、

口々に
祠の周りに、水が溢れているのを見てらして…

え?

20年くらい前まで、ここは桶で水が汲めるほど水を湛えていた、お話をすると
どちらさまも、さしてビックリしない。
だよねぇ〜〜といった感じ。


『大分の、祖母山っていう豊玉姫のお墓がある洞窟があるんだけど、そこに似てる!
あ、でも行ったことないんだけど…』
と、タエちゃん、不思議なことを。

T.Tさん、一拍おいて

『つながっています。』

えええ?
わたしはその場所のことを知りませんでした。

そこは、大分県と宮崎県の狭間にある山で
ほんとうだ!
ウエツフミや日本書紀にて、豊玉姫との関わりの深い土地であるらしいのです。


こりゃ、ハマる!

さらに、T.Tさんは続けます。

『アカシャ…

赤い龍

アカシャという名前、』

(河口浅間神社のみはしら杉の前でもその名、
アカシャは、赫夜姫(かぐや姫)でもあり
アーカーシャ
アカシックレコードとのつながりか?)


さらに、T.Tさんは続けます。

赤い龍は、
マグマ…。

うんうん
わかります!

西暦864年
貞観六年
この辺り一帯に
富士山の地下にあるマグマが流れ…

巨木の森
大きな湖(セノウミ)
全てのものが溶岩流に飲み込まれ
リセットされた…

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(エトナの溶岩流)

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(ハワイ、キラウエア火山の溶岩流)

赤い龍、

アカシャ。


さあ、
祠の前までいって
お詣りしましょう。



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洞窟内には雨垂れが雫となって落ちて来ています。

それを見上げて
みなさま、歓喜に沸いています。


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みなさまには
こんな風に見えているのかな?

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ここでもヒカリノ雨、フリソソギ?


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Sちゃんが祠の前から見上げて撮ってくださった一枚。
地上界と地下世界(シャンバラ)の通路?


メキシコシティともつながっていますね
と、T.Tさん。
あそこは、色々なところとつながっているんです。

そうなんですか?

そう、
セノーテ、

え?
セノーテ?
(セノウミ、に、似てる!)
噴火以前に、ここには大きな湖があって、 
溶岩流に埋められてしまった。
あ、でも
この龍宮洞穴の神社名は
『セノウミ神社』なんですよ!

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(はい!劇画タッチです!遊びすぎ?)

そう、
別々の車で移動したので
T.Tさんやタエちゃんには、セノウミのお話はしていなかったのです。

セノーテ…

『地底湖』

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(セノーテの画像三点、お借りしました)


『だけど、不思議だなあ。
セノウミは、『石花海』とも書くんです。
(万葉集では、こちらの表記になっています。)

石花は『セ』と読んで
それは、カメノテを表すんです。
なにかつながりがありますか?

セノウミ
石花海
カメノテ

セノーテ…』

するとT.Tさん、

『どれも、龍宮に関係ありますね。

故事では、亀は長生きすると、石になるとされています。
石となった亀は、水を湛える、と。』

そうなんですね〜。

亀、
石、

地底湖
セノーテ
セノウミ

アカシャ
赤い龍
赫夜姫

またしても
頭がグルグルになる〜

情報量、多すぎ!


さ、そろそろ
Sちゃんがみなさまを促して

『魔王天神社に少し寄りましょう。』と。

おお!
ここも摩訶不思議な場所でもあり

龍宮洞穴がわたしのホームグランドとすれば
魔王天神社は、Sちゃんのホームグランドというべきなのかしら。

ではでは…。























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