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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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閏皐月 満月 三女神へ 0709

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それは、

今朝、突然決まった。

“龍宮洞穴に寄りましょう!”

昨日、本栖湖周辺の清掃活動をしてくださった45名の皆さまを、
今日は、樹海と足和田山の三湖台にご案内する日。

(昨日の記事です)
“29”の日0708

朝の樹海と龍宮は気持ちが良いし、神秘的。ここをスルーするのはもったいないね、と
急遽、コースに組み入れられた。

木洩れ陽の樹海は清々しく、
龍宮の祠の前の霊気をみなさまに感じていただき、
そこで、『豊玉姫尊』のお話。

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『ここに祀られている“豊玉姫尊”とは
大海神(おおわたつみ)のむすめ、
また、
噴火以前に存在した“セノウミ”の龍神の娘であると伝えられています。』



この記事を書くにあたり、
改めて、豊玉姫とはなにか?を考える機会を頂いた。

トヨタマヒメなどというブログネームを
不遜にも使わせて頂いている意味はどこにあるのかしら?

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などなど、
ベースに立ち戻る機会を与えていただいたこの日、


そのあと、
一行をお連れして
足和田山登山。


足和田山とは、

富士の三足と呼ばれていて、
アシタカ、
アシガラ、
アシワダ。
しかし足和田山は古くは
足機(アシハタ)山と呼ばれていて
機織りとの関連が指摘されています。
そして、なんと
かぐや姫伝説と結びついています。

竹取物語のラストシーンは
富士山だったって、ご存知ですか?


そう、
かぐや姫をお迎えに、月からの使者がくるのは、満月の晩。

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桓武天皇がモデルといわれている、帝とかぐや姫の恋は叶わず、
かぐや姫は帝に、不老不死の薬の壺を手渡すが、
帝は、かぐや姫がいないこの世など、生きていてもなんになろう、と、
天に一番近い“蓬莱山”の山頂でその薬を燃やす。

そののちに
その山は、不死(フシ)の山と呼ばれ、
山頂からは噴煙が常に立ち上っているのだと。

そんな話を
満月の今日、することになるとは。

三湖台からの眺めは
今日はこんな感じだった。

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右端に西湖、
樹海を一望。

富士山は雲の中、残念!


時間通りに下山。
お昼過ぎには
みなさま、家路に疲れた。

2日間、お疲れ様でした!
富士山の光と影、
堪能していただけたかな。


満月のツアーにて
豊玉姫と
かぐや姫と
二姫のお話がてきたことは因縁めいてるなあ、と思っていたら、
自宅にもどると
こんなニュースが!

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沖ノ島かあ〜!

宗像三女神‼

どひゃ〜ん‼

『宗像三女神は伊勢神宮・天照大神の御子神として誕生した三柱の女神で、お名前を
“田心姫神”(たごりひめのかみ)、
“湍津姫神”(たぎつひめのかみ)、
“市杵島姫神”(いちきしまひめのかみ)の
三姉妹の神様です。

長女の“田心姫神”は玄界灘の孤島、
“沖ノ島・沖津宮”に祀られており、
次女の、“湍津姫神”は“大島・中津宮”に祀られ、 末女の“市杵島姫神”は宗像大社境内の“辺津宮”に祀られています。』


なんと、こちらには、七夕伝説も!


『七夕伝説発祥の地“中津宮”

“湍津姫神”(たぎつひめのかみ)をお祀りする大島・中津宮には、湧き水の流れる天の川をはさみ、織女神社(織姫)と 牽牛神社(彦星)が鎮座しています。「七夕伝説発祥の地」と云われ、旧暦の七夕(八月七日)には島内で七夕祭りが行われ、夜遅くまで多くの人でにぎわっています。

中津宮七夕祭は鎌倉時代まで遡ることができ、古書「正平年中行事」(1346)には「七月七日、七夕虫振(むしふり)神事」とあり、境内にある牽牛社(けんぎゅうしゃ)、織女社(しょくじょしゃ)に参籠(さんろう)し、水に映る姿によって男女の縁を定める信仰があると記されています。

参籠(さんろう)・・神社などに一定の期間こもって祈願すること。』


むむむ…、

なんという、タイミング‼

おとといの七夕の日に
市杵島姫命と瀬織津姫のことを書いたばかり。
この日のキーワードは、
やはり
水、
水、
水…。

雨乞いの龍神洞穴から、
雨乞いの山へ

そして
九州北部の水の氾濫と
水の神の島の世界遺産登録。

多すぎる水と
足りない水。

バランスがおかしい、
狂っている。

満月への祈りは

『水が、自らのバランスを取り戻せますように』
『人々、生きとし生けるものが、水の恩恵を受けることができますように。』

縁ある
三女神に祈ります。

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(今日の夕暮れ、自宅より)





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