Sちゃんが
最初に夏至の日に
行かなくちゃ、と思ったのは
二合目に、富士山を遥拝する場所がある、と。
そこは気持ちのいい場所なので
今日そこに行きませんか?とのことでした。
もしかしたら…
夏至の前にそこへ行くことに
大きな意味があるのかもしれなくて。
半端ない、ひかり。
明日は太陽はすっかり雲に隠れてしまうのかもしれない。
だから、
やはりこれも
きっと、意味あること。
二合目は、まだ若葉が目に優しいのです。
だけど、溶岩流の後には
水の無い川が生まれます。
雪解け水が大量に流れる時期は
しばし、川が出現する。
そして、古の祈りの場所は
水のそばに設置されるのです。
祈りに、水は必要だ。
なぜ?
やはり禊の意味は大きいのだろうな。
このような林道を歩いて行くと
突然
標識あり!
ここを15分ほど
登って行きます。
途中
ルリビタキが頭上でさえずる。
こんな鳥だよ〜!と
いきなりネイチャーガイドになります。
説明板には
昭和五年の神仏分離令により
ここに来る人がいなくなったのだとか。
『 富士山は1872(明治5)年まで女人禁制だった。それまでは「女性が入峰すると修行の妨げとなる」などとされ、入山が許されたのは2合目の御室浅間神社までと厳しく規制。庚申の年、麓で7日間の修行をした者だけが4合5勺の御座石浅間神社まで登ることができたという。2合目付近は樹木が茂り山頂を拝めないため、山火事で開けた同所を遥拝所にし、そこから山頂を拝んだ。江戸時代の「富士山明細図」には、「女人御来迎場」として、大石と鳥居2基が立ち、山頂と御来光をそれぞれ拝む女性たちの様子が描かれている。』
再度、こちらが指定されたのは
昭和55年。
ということは…
108年!
108年もの間
ここへ行く道は、忘れられていたんですね。
ここからは“御来光”が拝めたそうです。
この場所の指定に役にたったのだろうな。
(画像はお借りしました。)
他のブログさんにも、こちらの画像が記されていました。
下りは爽やかな風が吹きぬける。
ハルナ探検隊の
レーコさんの言葉を思い出します。
『登りで流す汗は
全部毒素なんだよ〜!
だから
毒出し
デトックスなのよ。
だから昔の人は
聖なるおやまに登って
キレイな体になっておりて来たって思ったんだね。』
うむむ…
明日の天気は今だにわからないけど
夏至のゲートをくぐるためには
少なくとも
わたしは、毒出し(デトックス)をする必要があったみたい。
無駄なことはひとつもない。
また、ひとつ
気がつかされました。
Sちゃん、
Rちゃん、
今日はほんとうにありがとう。
さあ、
明日はどんな日となるのでしょう。