そもそも
きっかけは、なんだったっけ?
なんだか、思い出せない。
ああ、そうでした。
雨乞いの話でしたね。
そうして
恵みの雨を待ちわびていた村人たちの時代と
水道が完備され、いつでも綺麗な水が出てくる
現代のわたしたちの暮らしのギャップ。
そうして、忘れられた自然の神々…。
特に、龍神さまたち。
このテーマは、
そこにあるのです。
実は
紆余曲折しながらも
この場所にたどり着きました!
感無量でした。
一滴、一滴
落ちてくる水滴が
池となり鏡のように
空と森を映し出す。
がっかりした?
と、
案内役のTさんがわたしたちに聞くのです。
ううん、
全然…。
それは、池というよりも
確かに、水溜りに近かったのですが
霊験新たかだった
雨乞いの泉の様子を
現代に色濃く残しています。
そして
写真では撮れなかったのだけど
オタマジャクシが、たっくさん!
命が、ピチピチしていたのです。
『10年来の思いが叶いました。』
と
このツアーのきっかけとなったAさん。
そうなんですねえ…。
役行者の由来の『行者屋敷跡』も
レーコさんの10年来の思いが叶い、
そして、
榛名池…。
帰り道は
尾根道を直下山します。
すると…。
山肌に
大きな岩がゴロゴロ
足和田山も
1200万年前に隆起した
褶曲によって出来たおやま。
本家本元の
榛名山には敵いませんが
大きな
大きな
エネルギーを持ったお山なのでしょう。
下山したら
やはり、
あの、蓮華寺さんにみなで寄りたくなりました。
なので
ラスト一回
このシリーズは続きます。