金曜ロードショー
見ちゃいました。
『おおかみこどもの雨と雪』
２０１２年に公開された映画で
その時点では
リアルタイムには観ていないのだけど
『なぜ？今？』
おおかみ？？？
と思ったのを覚えています。
そして先週の金曜日
初めての地上波公開。
うわっ！
やはり、何故、いま？？？
雨と雪の
おおかみに変身するシーンは
まるでおおかみみたいにきかない
もも、を子育て中のわたしには
オーバーラップするところあり…
遠吠えをして走り回るは…。
そして
話は遡るけど
大学で１９歳の花が知り合い
恋に落ちる“おおかみ男”
ここでわたしは
大塔宮さまと
雛鶴姫を思い出してしまった。
大塔宮さま(護良親王)は
愛し合い
こどもを授かるとすぐに、
妻とこどもを遺して
旅立ってしまう。
ここ、
おんなじ。
その後は
雨と雪の物語。
人間の女の子として生きようとする雪と
先生(赤ぎつね)の後を継ぎ
森を護ろうとして、おおかみとして生きようとする雨。
兄弟喧嘩のときには
おおかみの姿になる。
ここが妙にリアリティがあって。
最後に、
母を背に
滝を登って行く雨の
その滝は
あの、那智の滝だった。
そこで遠吠え…
ひとり泣けた…。
映画というものは
ひとり、ひとりにハートに
それぞれのカタチで
鳴り響くものなのだ。
わたしは
ヤられた。
舞台はどこなのだろう。
立山連峰なのかしら？
なぜかしら
そう思いました。
