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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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ヤヒコの謎 ①男釜・女釜 (朱鷺いろの旅・番外編)

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先月末に

足早に訪れた越後の国。

これから書くことは
朱鷺いろの旅の番外編となります。



1月24、25日に
一泊で新潟へ行った。
それが、あまりにもタイムリーで
あまりにも濃い旅となった話は
すでに11話にもなってしまった。
(しかも、ラストの一話がまだ書けてない!)

にも関わらず
この旅の話はまだ終わっていなかった。

わたしが新潟に来ていたことに驚いた
寺泊在住のブログ友のメグちゃんが
わたしの旅の続きをしてくれたのだ。

旅を終えてからのメールのやり取りの中で
すでに
『上杉謙信が女だったら』
という記事を書いたのだけど


旅から帰り
またもや日常に埋没して行きそうなわたしに、
共に旅行に行った友人Yが
急に言い出したのが、

『あのヤヒコの神がさ、
海から上陸した場所が寺泊にあるらしいねえ。』

はっきり言って、
弥彦神社に参拝したのはわたしひとりで
友人は、相変わらず
『車で待ってる』だったのだ。



にも関わらず
珍しいこともあるもんだ。


へえ〜!

そのとき、寺泊の日蓮上人像の後ろ側に
聚感園なるものがあり
そこには南朝後醍醐天皇の第三皇子
“宗良親王”の碑などがあるとのメグちゃん情報があったものだから
寺泊は、アヤシイ!
もっと滞在するべきだった、と密かに思っていた。

どこなのかしら、そこ!

そう思って調べたけど
わたしは探し当てられなかった。


頼みのメグちゃんに聞いてみた。

すると…


『そこは
男釜・女釜です。

天香山命らが逗留していたと伝わる場所。
ここで、近隣の住民らに漁業や稲作を指導した後、弥彦を海側から上がっていったと伝わっています。』


というメールをいただき
二枚の画像が送られて来た。

{062122F1-F9C3-4FE0-8DE8-7A52B74E4BF8:01}

{B7925539-DA43-49F1-A10C-953EA3397027:01}


うわあ、ありがとう!
メグちゃん!
で、早速
調べてみると…



男釜女釜

珍しい海蝕洞内の波蝕台上に刻まれた波蝕鴎穴で、弥彦神社のご祭神がこの地に上陸され、村人に塩たきの術を授けられた跡とも伝えられている。 ●男釜(径170cm)・女釜(径130cm):洞内鴎穴9ヶ所 ※昭和59年実測

{F24131DB-D52B-4230-983B-F9009559A0E3:01}


弥彦山は634m
スカイツリーの同じ高さ‼

まあ、そんなことは単なる偶然か。



『塩たきの術を伝えた』とは
では、
男釜・女釜
塩釜なのか???


ここで、
のキーワードが出てくることも注目だ。

『上杉謙信が女だったら』

『弥彦神は女性?』
(こちらは、門前町で遊びたい男衆が、女房を連れて行きたくなくて、夫婦で行くとヤヒコさまがヤキモチを焼くから、と言い伝えたらしいのだが)

そして
『塩』もキーワード。


上杉謙信の
『敵に塩を贈る』

これは、越後の土地が、塩を生産できて
『塩の道』を通り
信州の『塩尻』や
甲斐の『塩山』とつながっていくことに結びついていく。


だけれとも
それだけじゃなくて

『ヤヒコの謎』
さらにさらに深く
わたしたちを誘う。





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