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豊玉姫命と 三つ足鳥居 (お江戸探訪 番外編)

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しかし、妙だねえ。


お江戸の浅草橋
鳥越神社の末社
『志志伎神社』を調べていたわたしは
なんだか解せなかった。

その神社は長崎にあり
祭神は、ヤマトタケルの御子であるらしい。


こちらの神紋をみて
また、どひゃーん!だ!

丸に三つ星!

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これもまた、
星紋だ。
しかも、オリオンの三つ星‼

もっとも
長崎の平戸島という場所にあり
昔は、志式島と呼んでいたらしいし

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(志自伎神社という字を当てることもあるそうだ。)

こんな場所にあるところを見ると
やはり、海人族の聖地。

航海する民が、星信仰をするのは
当然の成り行きなのね。

祭神は
『十城別命』
倭建命(ヤマトタケル)の御子。
どれだけ調べてみても
豊玉姫命のトの字も出てこない。

話を元に戻すと、
お江戸の、浅草橋な
鳥越神社の末社である。


鳥越神社の祭神が
ヤマトタケルなのだから、良いではないか。

ま、それもそうなんだけど…。
なんだか、解せないなあ。


それで、一週間も、この件はそのままになっていた。

今日、改めて
鳥越神社の話を書こうとして
改めて思ったのは…

『豊玉姫命は、どこからこのお江戸にやって来たんだ?』
という、素朴な疑問。

それに、
志志伎神社は
長崎にあるのだけど
対馬ではない。
(由緒書きには、対馬守か対馬から勧請、と書いてあったではないか。)

今日になり
朧げに思い出したことがあった。

ウン十年前、
あの天河で、明鏡さんから
『豊玉姫命のワケミタマ』と云われてから
豊玉姫命を祀ってある神社を
興味を持って調べたことがあった。

宮崎の鵜戸神宮がすぐに出てきたけど
やはり、黒潮に乗って来た海人族の姫であると見えて
海の近くに多かったのを覚えている。
そのなかに

対馬…
確かあったような。

それで、今日は
対馬・豊玉姫
で、調べてみた。

すると

あった‼

和多都美神社

 和多都美神社の祭神は、日子穂彦穂出見命(ヒコホホデミノミコト)と豊玉姫(トヨタマヒメ)

長崎県 対馬市 豊玉町 仁位55
式内社論社であるとのこと。

そして
対馬にも、『志々岐神社』を見つけた。
ホッとした。

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 厳原町久田(いづはらまちくた)の志々岐(ししき)神社。志々岐は神功(じんぐう)皇后関係の神社ですが、祭神は豊玉姫。
 豊玉姫の出産の際、産屋に入ってくるカニをほうきで掃き出した、という故事にちなみ、ほうきを奉納すると安産に恵まれるとか。


お江戸の浅草橋
鳥越神社の境内社にも
ほうきを奉納して安産祈願をする話が載っていた。

ああ
良かった!
ここから豊玉姫命は、お江戸に来たんだなあ。

しかし!

こちらのブログを読ませて頂いて
驚愕した‼
 


なんと、なんと!

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境内には奇岩が多いって!
かといって
なんだなんだ
この、三つ足鳥居‼

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豊玉姫命の墳墓⁉


そして
神社の左側にあるという

『磯良の霊石』⁉

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 和多都美神社の境内にある「磯良」(いそら)の霊石。
 磯良は、神功(じんぐう)皇后伝説に登場する海神で、古代の有力な海洋民族・安曇(あずみ)氏の祖神ですが、豊玉姫の子=磯良という伝承があるようです。
 ちなみに安曇氏の拠点は福岡の志賀島(しかのしま。金印で有名)ですが、遠く信州まで勢力を伸ばし、安曇野(あずみの)という地名を残し、対馬にも大きな影響を与えた白村江の戦いで戦死したと伝えられる将軍・安曇比羅夫(あずみのひらふ)は長野県の穂高神社の祭神となっています。

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  • 『安曇磯良は長く海中に住んでいたため、牡蠣などが顔面に貼りついて、醜い姿であったという。

  • 『太平記』に、神功皇后が三韓征伐に際し、 天神地祇を常陸の鹿島に招いて軍評定を行ったが 阿度部の磯良一人だけ来なかった。 諸神が神遊の庭をもうけ、「風俗・催馬楽」を歌わせたところ、 磯良は感にたえかねて姿を現した。 その容姿は貝類や海藻に包まれた怪物であったため、それを恥じて遅れたのだといい、 竜宮城の干珠・満珠を用いて、神功皇后の遠征の水先案内となった、とある。

  • 安曇磯良は、筑前国では志賀大明神。常陸国では鹿島大明神。大和国では春日大明神とも称され、 志賀島(シカノシマ)を鹿島と考える伝承がある。』

 なんと、まあ
志賀島
穂高
安曇
鹿島まで行っちゃった。

ああ
やはり、つながってしまった。
これもそれも
ただのシンクロでは済まされないぞ〜(*^_^*)


しかし
一旦、お江戸へ戻ります。









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