おとといの話。
『天の虫のおきみやげ』っていうの
県立博物館でやってます。
わたし、明日行ってみようと思います!
突然の、chiaさんの情報。
えー?!
なになに?
面白そう。
天の虫とは…
蚕(かいこ)のこと。
『山梨の養蚕信仰』との副題あり。
わたしも行くー!
ところが、残念ながら明日、という土曜日は
わたしは予定があり
予定が合わず、
別々に行くこととなった。
chiaさんは、Mくんと土曜日に。
(また、Mくんの不思議発言が…。その話はまた後ほど)
そして
わたしは今日、行ってみた。
と書かれた石碑などあり
そもそも、
そう
蚕は
なぜ、天の虫、と記されるのだろうか。
ここのところ
養蚕
織物
などなどに動かされているわたしたちは
密かに、蚕は、宇宙から来た虫なのでなないかしら?などと思っていたものなので。
蚕はもともとは
蠶
と書かれていたらしい。
難しい字だね。
蚕の神様は、『蚕影さま』と呼ばれるのだけど
時々、『蠶影社』
と書かれた石碑などあり
うわっ!
と
びっくりしてしまう。
何者かが、蠢いているような気がするので。
それが
天の虫 蚕、と表現されるようになったのは
古事記や日本書紀の中では
蚕や繭は
女神の死体から生じた、という神話が記されていること。
蚕は、神蚕(かひこ)と書かれていたこと。
養蚕は天の神が人間に与えた神聖な仕事だとも記され、蚕が特別な虫とみなされていたこと。
幾つかの要因があるみたい。
さて
山梨県立博物館の
シンボル展
『天の虫のおきみやげ』
養蚕県なのだという。
他には、長野、群馬など
土地の痩せた寒村が多いのが特徴なのだけど
逆に言えば
そのような地の利が適していたとも言えそうだ。
養蚕の道具の展示。
蚕に給桑するときに蚕座を乗せた台。
回転モズ、という
働いているのは
常に女性たち。
そう
養蚕から機織りまで
女神の体から生じたとされるこの虫は
常に
女性により