2月11日に
河口湖の『妙見さま』に行った話を
もう一度、ちゃんと書こうとして
改めて、
『妙見信仰』について
今日も調べておりました。
すると
『妙見信仰』と『狼信仰』が
結びついている、という
幾つかの記事にいきあたりました。
実はその時も、ひとつ、行き当たったのですが、いつものただのシンクロ!と思ったので、
そのときはそのままにしておきました。
でも
今日はなにかが違うぞ…
なにかとても引っかかりました。
それで
書いてしまおうと思い立ちました。
今日出会った
妙見信仰と狼信仰の結びつきに関する記事は
複数あったのですが
その中のひとつだけ
ご紹介してみます。
『 現在ではあまり知られていませんが、狼はかつて信仰の対象でした。多くの場合、山の神のお使いとして田畑を荒らす害獣を駆逐する役回りです。また、狼自身が大口真神として神格を持つ場合もあり、害獣を退けることから、悪しきものを噛み砕く神、魔伏せの神として崇められ、山の神が火伏せや多産、豊穣の神であることから狼もまた火防や安産、五穀の神として信仰をあつめることがありました。
江戸時代に狂犬病が蔓延し、狼信仰は廃れてしまいましたが、狼信仰を伝える古社や古刹は全国に数多く残っています。』
うん
この辺りは、まあまあ、普通です。
でも
この後に記されている
こちらのページから
『妙見信仰』のページに
入っていってみてください。
対話形式で
面白くお話が展開させていき
もう、引き込まれてしまいました。
『田ノ貫
「狼信仰と密接な関係があるのが、妙見信仰なのじゃ。北辰信仰とも言うがのう。」
宇佐美
「えーと、妙見様って確か仏様ですよねー。それがなぜ狼さんと?」
田ノ貫
「ふむ、その通り。妙見さまは妙見菩薩とおっしゃって密教の仏様じゃな。この仏様は、北辰、つまり北極星を神格化したと言われておってな、東洋占星術と密接な関係があるのじゃ。』
読み進めると
もうびっくり!
アヌビス
ついに出てしまいました!
続きは、また明日
ゆっくり書かせていただきますが
エジプトの女神イシスは
オオカミ神アヌビスを連れていて
イシスの持つ手斧が北斗七星
ミイラ作りの助手がアヌビスであるなど
もおー
メチャメチャ
面白くて
また、眠れません。
続きはまた、明日。
宇佐美 | 「なんか、エジプトのミイラのお話みたいですね。」 |
ホゥホゥ | 「まさに、ミイラは来世の復活を願って作られたものなのじゃよ。そして復活の女神イシスが持つ手斧が北斗七星、ミイラ作りの助手は山犬の頭を持つ神アヌビスなのじゃ。」 |
宇佐美 | 「ああ、アヌビスは知っています。黒い山犬の神様ですよね。これでなんかつながりが見えて来ました。山犬の神を従えた女神なのですね、イシスさんは。日本の山の神と確かに似てますねー。」 |
ホゥホゥ | 「そうじゃとも、日本の神社の狛犬は、エジプト起源だという説もあるくらいじゃからな。」 |
宇佐美 | 「ええ?そうなんですか?」 |
ホゥホゥ | 「ピラミッドの玄室や神殿の入り口にアヌビスの石像が控えておるじゃろう。」 |
宇佐美 | 「確かにそうですね。でも、ただ似ているというだけでは、まだしっくりしませんが…。」 |
ホゥホゥ | 「それは、妙見信仰が日本に伝わった過程をみてみれば分かるじゃろ。のう、竹林先生。」 |
竹林 | 「その通りでございますのう」 |
宇佐美 | 「竹林先生、妙見信仰はシルクロードを通って中国に伝来したのでしょうか?」 |
竹林 | 「そうですのう。砂漠を旅する隊商がもたらしたとも考えられますし、マラッカ海峡回りでインドから来航した船乗りが伝えたとも考えられます。」 |