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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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紅富士 獅子岩 オオカミのその後 0212

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お久しぶりの
紅富士です。

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朝日が昇る前

富士は神秘的な紅を纏った姿を
一瞬だけ、見せてくれるのです。
(太陽が昇ると、その姿はオレンジ色に染まってしまう。)


写真家が三脚を立てて待ち望むその一瞬を

カーテンを開けるだけで
拝めてしまうのは
なんという幸せ!


さて
今日はこれも久しぶりの
里山調査のお仕事。


富士吉田の野生動物などの調査のルートは
三つ峠を巡る桂川沿いに行われていて

その調査で立ち寄った『山ノ神神社』が
色んなドラマを産んでしまったことは
昨年からお伝えしているところ。


そうして
ここも
そのルートの重要な地点なのでした。


日代御子神社

そこの巨大な磐座

『王獅子岩』

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今日も、圧倒的な存在感。

そういえば
1月18日に大雪が降り
参道が通行不可になってから

今日は初めてたどり着くことが出来たのでした。


ここへ来るまでに
今日、ペアを組んでいる
Nさんに
あの、話をしてしまいました。

きっかけは、

今日、彼女が代車で来ていて
何故なのかという理由が
静岡側で、鹿が飛び込んできて
車の前部が大破した、からなのだそう。

『バーン!と音がして
見えたのは、鹿の顔と角だった

という彼女の話は
朝からショッキング!

鹿の角がフロントガラスに当たり
助手席の前がヒビだらけで見えないのを
運転席の前の部分だけで、夜、
運転して来たのだといいます。

彼は怪我をしたかも知れないが
どうやら逃げ延びたそうです。

鹿にぶつかったのは初めての経験で
彼の安否を気遣っていたのがNさんらしかった。

じゃ
ひき逃げ事件???

そうなのよ!

ふーん

右から左にねえ…

そこで
わたしはあの話を
してしまったというわけです。

『信じてもらえないかも知れないけど…』

そう前置きしてから
2月9日に起きた、
一部始終を話しました。


最後の
『フェンスを越えて…』というところで

そうねえ、犬だったら
フェンスは越えないよねえ


と、言ってくれて

わーい‼

話して  
良かった、と思いました。



『そういえば
少し前にね、南アルプス市だったかな、
オオカミを放獣している人の話を聞いたことがあるよ。』



本当???

わたしもそれ、聞いたことがあるかも。


森林生態系の多様性を取り戻すため。



彼女は20年も前に
アラスカで、オオカミの群れの狩をみたんだそう。

わー
いいな~!

オオカミの狩は、昼間行われる。

(シーズンズでも、そうだった!)

だからオオカミは、完全な夜行性ではないのだ。

お昼ごろ見たのなら
オオカミであれば夜行性だから
それはイヌじゃない?

そのような懐疑は払拭されるかも知れません。


『オオカミがいるんだったら
見てみたいなあ』



ポツンと
彼女はそうつぶやいた。


野生動物と、人が
ほんとうの意味で
共存できる世界。

わたしたちは
同じ未来を夢見ているのだ
思いました。




(そういえば
公開不要でコメントをくださった
空さん!

あなたが山道で
オオカミに出会ったお話。
ほんとうは、みなさまに公開したいほど
感動しました。

わたしは少し先の未来で
そのような遭遇をすることになっているんです。

わたしが歩いていると

前方に彼がいて
目が合う。


でも
先日の出会い方は
予想だにしなかった。


車の前に飛び出したくるなんて!

でもね

いるんだよ!

そういう前振りだったのかもしれません。

お知らせしてくださって
ほんとうに
ありがとうございました。)



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