氷と雪の作る芸術作品は
ほんとうに不思議!
今朝は
むひょ~!(霧氷)の世界。
放射冷却で、氷点下となり
霧が、木や草などに凍りついたものです。
富士山は五合目から下が白くなっていますね。
これは、五合目より下に雪が降ったのではなく
森林限界がこのラインにあり
五合目より下には森があるので
森の木々に霧氷がつき
このように白くみえるのです。
マユミの木の枝についた霧氷。
朝日に照らされてだいぶ溶けてしまいましたが
地上部の灌木にも
地上部の灌木にも
びっしりと霧氷が…
霧氷
樹氷
雨氷
それぞれに異なる現象なのですが
ここ数日の間に
すべて見れたのはラッキー‼
富士山北麓では
たいていは、お昼前には、消えてしまいますが
雪深い地方では、それがさらに発達して
見事な芸術作品を作り上げてしまいます。
霧氷は
着氷性の霧によって生じるものですが
まず、この霧がないと
樹氷は出来ないようですが
霧氷が木々に張り付き
そこに雪が降り
また、霧が出て
また、雪が降る…
雪深い地方では
山の木々が
『雪の坊』
または、『アイスモンスター』と呼ばれるものになります。
蔵王のアイスモンスターは
あまりにも有名!
木々だけではなく
こんなところも!
(刈田岳山頂、蔵王の写真はすべてお借りしました)
立春を越えても
寒さはこれからが本番。
みなさまも風邪などひかないよう
暖かくしてお過ごしくださいね!