菜園の朝ご飯は
今は
わたしが『ぼくちゃん』
採れたものだけで賄ってみる。
ご飯もパンも無くても
何とかやって行けるものだ。
株ごと収穫する。
プッチン、プッチンと剪定鋏で切っていたら、
お隣の奥様が庭仕事をしていたので
枝豆を差し上げたら
お返しにと、トマトを頂いた。
わたしたちの望んでいる経済の基本だ。
ここにはその方式が存在する。
この、白っぽい、天狗ナス。
(左の二本が普通のナス)
柔らかくて
甘~いのだ。
天狗の由来は
この、天狗の鼻状の突起がよく見られること。
笑った!
BBQで焼くと
とろーり口の中で溶けるよう。
でも、どんどん採れるので
何か一品作ってみたくなった。
『天狗ナスレシピ』で検索したら
クックパッドで、
天狗ナスの生姜煮、というのが見つかって
やってみた。
綺麗な薄いグリーン色だ。
レシピには鶏胸肉となっていたが
鶏そぼろで作ってみた。
左下が『天狗ナスのそぼろ煮』
ピーラーで剥いた皮で、キンピラを作ってみた。(左中)
田舎暮らしを始めたら
完全に変わったのが、食生活かもしれない。
20代から40代に入るまで
365日、外食だったからね。
東京に実家があるのに
実家で夕飯を食べたことが無かった。
会社の同僚との夜遊びや
接待をしたり、されたりや
全くもって、あれは異常だった。
今は
自分の口にいれるものを
自分で作ることの幸せを感受する。
もちろん、完全な自給自足というには程遠いけど
少なくとも
今日は一銭も使わずに暮らした。
でもね
ワンコ、にゃんこのご飯代は
稼がなくてはならない。
わたしが『ぼくちゃん』
彼が『トム』と名付けた黒猫。
こいつが、実に
たくさんの獲物を取ってくる。
カエル、
昆虫、
野鳥…
ネズミなどなど。
動くもの全てに興味があり
やめて~!というものまで獲ってくる。
一番田舎暮らしを満喫しているのは
けっこう猫たちかもしれないな。