次にchiaさんに連れて行って頂いたのは
この町の住人でないと名前も聞いたこともないような
小さな、八幡神社です。
でも、
知っているとはいえ、お参りしたこともなかった彼女も
一ヶ月ほど前初めて訪れたとき
またしても変わったオジサンに出会い
そこは、歴代の著名人が必ず訪れるような
すごい神社なんだ、と
教えてもらったというのです。
へえ!
なんじゃ?それは???
興味深々です。
だいたいの場所を聞いたら
いつもお世話になっている獣医さんのすぐそば。
ふうん。
今度、お薬をもらいに行くときでも
ついでに寄って見ようなか?
と、思いつつ
そのままに。
こんなときしかチャンスはない!
で
連れてって頂いた。
『福地八幡神社』
名前が怪しいでしょ?
いつか、静岡側の浅間大社の本宮の
『福知神社』を御参りしたことがあり
こちらは大山祇命がご祭神でした。
こちらは八幡さまだからなあ…
到着しました!
真っ黒で読めませんが
福地八幡神社の左に
渡辺大明神、と同じくらいの大きさて
書かれています。
こちらの縁起では
軽島大神宮
寒川大明神
そして
現在の
福地八幡神社と改称されたとある。
寒川大明神!
目の前に流れる桂川は
古代には、『寒川』と呼ばれていたと
何かの文献で読んだことが…
拝殿の正面には
『渡辺大明神』の方が大きな字で書かれた額が。
富士山北麓地方には
渡辺姓がめちゃくちゃ多いのだが
それらのほとんどが
『渡辺綱』の末裔であると信じられているようだ。
だから
ご祭神にも
『渡辺綱』
こちらはびっくりだ!!!
へえ!
『岸信介 寄贈』!
これって、アベちゃんのおじいさま?
そして
chiaさんが出会ったオジサンの話によると
拝殿の中には
歴代の政治家などか寄進した物で
溢れているそう。
その理由は
そのオジサンも知らなかったと!
うーん
ますます怪しいですねえ。
もともとはこちらが参道だったそうです。
と
chiaさん。
赤い鳥居があり
ここがどれだけ地元と人たちに大切にされていたかはここも杜の木を見ればわかる。
こちらは、ケヤキの大木が何本もあり。
chiaさんによると
『福』の字がつくのは
徐福伝説との関連が示唆されるとの記述を見たことがあるそうな。
さて
なんの謎も解けぬまま
こちらを後にするのだけど
『時間ありますか?』
と聞かれ
少しなら、と答えたわたしを
連れて行きたいところがあるとのこと。
なので
22(不二)の日のお話は
もう少し、続きます。