Quantcast
Channel: トヨタマヒメ富士日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

産土神(22(不二)の日のSoul トリップ その三

$
0
0

不二の日と

わたしたちがかってに思っている日

倭文神社と
福地八幡神社というふたつの神社にお参りしたのですが

この日はこれだけでは終わりませんでした。

向原の浅間神社へ行きませんか?
chiaさんが言うのです。

距離的なことはわたしにはピンと来ませんが
彼女の生まれ育った地域の浅間さまには
わたしはまだ、訪れたことがありません。

いいですよ~(^^)

これも、流れなのか…


小さいころから境内で遊んでいたのだという
その場所へ、

お邪魔します。

{B36F7935-D967-45C2-A73F-C17A7942373C:01}

産土神っていうのかな…

かみさまの庭で
遊ばせて頂く感じなのかな?


わたしにも、産土神の神社はあります。

新宿から延びる青梅街道に程近い
『成子天神社』

そこで姉もわたしも七五三を行った。

なんとね

『成子富士』という
富士塚があるんです。
(富士塚とは、江戸時代に富士山信仰の中で流行った、関東各地に作られた富士山を模したミニチュアの小山のことです。)

そこに登った記憶もあります。

程なく、取り壊されてしまったそうです。

そのことを知ったのは30代くらいのこと。
当時住んでいた目黒区に、目黒富士という富士塚があり、目黒区立の美術館でその展示をしていたのです。

もー、びっくり‼


その話はまた機会があれば。


さて

向原の浅間神社には

蚕影社があり…

(ここは養蚕が盛んだったことから、当然なのかもしれません)

chiaさんは、とても気になるのだ、と言っていました。

そして

やはり、

『松尾神社』!

秦氏の祖霊神をお祀りしています。

こちらは実は
chiaさんの実家のご先祖さまをお祀りしているのだとか。

{04EB1D55-20AA-4AC0-AE1F-FA7B71E63BD2:01}

{120FCDFD-8527-4FFE-BA24-92920B7AC1D8:01}

{3D59B6EE-756E-4006-AEF5-A2AC6D41E665:01}

おや?


こちらの『松尾神社由緒』に
気になる記述がありました。

『延暦十九年 福地山の大噴火の際、
阿田津山の裏の麓である 古原の要害の地に …』
と、あり

古原は、彼女もわかる地域名、だけど
阿田津山ってどこでしょう?


あら?
今まで気にならなかったのに…

と、彼女は言います。

背戸山のことかなあ?

いや、もしかしたら
杓子山のことじゃない?


そうしたら

先ほどお参りした
福地八幡神社の由緒にも
その山の名があったのです!

{5EB33DD7-34DF-4A2D-BC81-0822FF151926:01}

『即位五年七月  阿田都山の日向に祭り給う』


阿田津山と
阿田都山…


きっとそれは同じ山を指しているのに違いない。

それはいったい

何処なんだろう???

またしても謎を孕んだまま

ここを後にすることになるのだろうか?

{5AA39F11-13F7-4235-B807-2BFF2682B238:01}

ここのご神木の巨大なことは
この場所が古代から
大切な場所であったことを物語っています。

ここからは
縄文の石棒が出土し
子安神社なる真新しい祠が出来ていましたが
もしかしたら
縄文時代は、祭祀が行われて場所かもしれません。


{B419BA86-5603-4D25-B3C8-9E08EBD3AFDF:01}

ご神木のケヤキにご挨拶して
今日はここで終わりかと思いきや…


ここの正面からは

あの、M山が見渡せるのです。

{F92CC216-2A5F-448E-9523-0EA7E8D5B24C:01}



あの

八月八日に訪れた…

ならば

あそこが近いはず。

あの

八月八日のスタートを切った場所…

わたしとchiaさんは
同時に同じことを考えていました。

あと一回
続きます。






Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

Trending Articles