今日のお話の続きです。
思いもがけず
次のリクエストは
西暦864年に噴火した
石塚火口、なのでしたね。
(左上の大室山の白い星)
これまた
重要な噴火口。
11日、片蓋山噴火口
12日、片蓋山噴火口
13日、宝永火口
と、なるはずだったのに
それの補強をするか如くに
12日、
石塚火口の追加!
こちらを図でみると
やっぱり、一直線の
富士山の弱線、
いいえ
日本の弱線の上
その補強の如くに
エネルギーをつなぐことと相成りました。
この白い星をさらに下に辿って行くと
愛鷹山(緑色の部分)のさらに先に
伊豆半島があり
フィリピン海プレートが、沈み込んでいるのでしたね。
さて、
石塚火口へ行くには
あの、聖なる森、大室山を通過しなくてはなりません。
キノコが、ブナの倒木にニョキニョキ!
アラスカや、オーストラリアに撮影のお仕事で行かれて
たくさんの本物の自然を見て来たはずのGさんがこれはすごい!といって
わたしは得意げ!
歩くこと、約一時間
石塚火口に到着!
付着したスパター(溶岩の飛沫)
1150年前
ここから大量の溶岩流が流出した。
それを指摘されなければ
誰にもわからないのでしょう。
本番日まで
あと二週間。
されど
明日はいよいよ
宝永火口へ行きます。
富士山の一番、最近の噴火。
西暦1707年
宝永の大噴火の爪痕は
山頂火口よりも大きいのです。
この流れは…