『蔵王山』に
ついに、火口周辺警報が発令されました。
(4月13日)
御釜池が昨年の10月に
白く濁り
ガイド仲間の間でも、話題になったのは、記憶に新しいのですが。
NHKニュースより
『宮城県と山形県の県境にある蔵王山では、今月7日から火山性地震の回数が増えるなど、火山活動がやや活発な状態が続いています。
気象庁は、今後、小規模な噴火が起きる可能性があるとして蔵王山に火口周辺警報を発表し、「御釜」と呼ばれる火口湖から2キロから3キロ程度の範囲では噴火に伴う噴石などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、蔵王山では、今月7日から「御釜」付近が震源とみられる火山性地震が多い状態が続いていて、9日には35回、12日は38回の地震を観測しました。
さらに、13日は午後1時までに25回に上っています。』
蔵王といえば
わたしの母の父がたの祖母は
宮城蔵王の麓の
白石というところに居ました。
(もう他界したのですが)
母と一緒にいつか行きたいね、と
約束していたのですが
まだ、その夢は叶っておりません。
母が小さい時に遊びに行ったおばあちゃんのところは
茅葺屋根のおうちが軒を連ねて
二階でお蚕さんを飼っていて
従兄弟たちが手のひらにお蚕さんを乗せて
見せてくれたそうです。
そんな、のどかな夢のような里であるらしい。
画像をお借りしました。
美しい
美しい
日本の原風景のようなこの山を
歌った詞が
国語の教科書に載っていたこと、
何故か思い出しました。
おまえこそは山、
蔵王よ
空の高い所に
いただきをおき、
深い山ひだをたたんで連なる。
山すそは、
うすむらさきにけぶる
潅木(かんぼく)の林。
果てしなく広がり、
牛もいるたんぼに続く。
雲をよび、
雲をはらい、
いくたびか冬をこしてきた山よ。
山頂に雪をのせて、
春いぶく山よ。
おとなになって、ぼくたち、
ふるさとを遠く働く日にも、
なお 高くむねに
そびえ立つだろう。
蔵王の山よ。
わたしも今
祈ります。
蔵王の山よ
どうぞ
小さな小さな噴火で
とどまってください。
山麓に暮らす虫や獣たち
人々の命が
守られますように。