『赫夜姫』
なんて読むと思いますか?
ああ、
やっぱり不思議です。
今日の話から始めます。
わたしは今日
先日の『内野浅間神社』に引き続き
忍野村にあるもう一つの
『忍草浅間神社』にお参りしようと思って
いつものお買い物ついでに
行って見たんです。
そうしたら
あれあれ、駐車場がない!
何度か訪れたときに
駐車場になっていた場所には
すべて、チェーンがはられていた。
それで、堂々巡りをしたのち
諦めて、
あのWさんが進めてくださった
(忍野村のことを知りたいのなら、おしの図書館に
に行ったらいいよ!)
その言葉を思い出して
初めて行ってみたのです。
そこは、思いがけず綺麗な図書館で
すっかり気に入ってしまいました。
そこで、七冊の本をお借りして
家に戻ったんです。
その中に
『富士山の祭神論』(岩田書院)
というのがありました。
面白そう!
ドキドキしながら
ページをめくりました。
『前著『富士山の精神史-なぜ富士山を三峰に描くのか』(青山社 1997)に続き、「なぜ 富 士山の祭神・守護神は女神として示現するのか」、を論の中軸にすえて論究する。
そこで本書では、古伝の「富士山縁起」を精読することにより、不動明王・大日如来・天照大神・浅間大菩薩・赫夜姫・木花開耶姫命という、富士山の祭神の系譜を確認する。
ん???
この、『赤赤 夜 姫?』ってなんだ?
さらに続きます。
『祭神が女神であるのは、大日如来が本地仏となった時点で必然的に帰結されるものであり、その根元は、富士山の守護神が不動明王になったことにある。すべては、村山修験の不動明王信仰に端を発するものである。
降って、赫夜姫を富士山の祭神とする思想も、村山修験の古伝の「富士山縁起」にその起源をもつことを明らかにする。』
なんだ、なんだ?
なんなのだ?
なんて読むのだろう…
それで
『赤赤夜姫』で検索してみました。
そうしたら…
『かぐや姫』!
キャーキャー‼
何故ならば
今日、わたしが行こうとしていた
『忍草浅間神社』には
国の天然記念物となった
『三体のご神像』
があって
それは
木花咲耶姫命
鷹飼い
犬飼い
と、伝えられていますが
これが
かぐや姫と
竹取の翁と嫗なのでは?
と新しい解釈が始まっているからなのです。
これはですねえ
富士山の祭神が
木花咲耶姫とするのは
結構、後世の話であって
古い文献では
『かぐや姫』
または弁天さま、という
説が色濃くあるのです。
いやあ、面白くなってきました。
今から
この本を読んでみることにします。
続きはまたね‼