幻の湖が
年に数回現れる?
それってどんなことなのかしら?
Wさんは続けます。
『この辺は霧が多いでしょ。
あるところからみると
年に数回、盆地が霧に覆われて
湖に見えるんです。
そんな場所がある。』
(ああ、
わかります、わかります。
湿度が高いところ、
例えば甲府盆地などもそうだ。
あそこも、
古の『甲斐湖』だったのだから。)
『ほら、
何て言ったっけ、
天空の城!』
『あ、
竹田城ですね‼
日本のマチュピチュ!』
そうそう、
あんな感じに
この盆地が雲海に満たされるんです。
へえ~‼
天空の城、とも表現される。
こちらから画像をお借りしました。
竹田城跡っていうことは
年に数回
『うつこ』が出現するんですか?
『そうです!』
それはどこからみたら?
『茅場がありますよね。
ほら、なんにも木が生えていないところ。』
『杓子山ですか?』
Wさんは何も言いません。
『高座(タカザス)山?』
それでも何も仰らない。
え?
わたし、何か間違っている???
そうしたら…
『コウザ山です!』
そうなんだ!
わたしはこちらに来てから
『宮下文書』の解読本
『神皇記』から入ったので
ずっと、高座山を
神社名である『タカザス』と思っていたんです。
そうしたら
『コウザ山』と‼
Wさんのお話によると
コウザ山から年に数回
盆地が霧に覆われたとき
『うつこ』が出現したように見える。
それは、
写真家たちの憧れのショットなのだといいます。
へえ!
そうなんですか?
それがねえ、
本当に色々なタイミングが重ならないとそうならないので
皆が撮りたいと思っているんだけど。
そうだ!
『車屋』なんて、知らないよなあ…』
知ってます、知ってます!
浅池のあるところですよねえ?
『そうです!
あそこはわたしの従兄がやってるんだけど
こいつも写真が好きで、結構富士山写真コンテストに入賞したりしてるんですが
いつのタイミングでそれが見られるのか
電話で聞いてみましょうか?』
本当ですか???
いやいや
とんでもない展開になって来ました。
ひとつ、
わたしの勘違いを発見しました。
『ホトケドジョウ』の記事で
わたしが杓子山と思っていた山は
『高座山』
地元の方がコウザ山と呼ぶ
そこだったのですね。
あの、
いつも見上げていた
茅場の山。
あれが高座山だったんだ…。
そして
2月13日にこんな記事をかいたばかりでした。
宇宙峰高座山Ⅱ
ここで予見していますが