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伊豆七島(実は八島?)と阿波比売のこと

伊豆七島と呼ばれている

伊豆半島沖の島群は
正確には『伊豆諸島』と呼んだ方が適切みたい。
なぜなら、七島ではなく、ハ島あるからなんです。


『伊豆七島
いずしちとう

大島利島新島神津島三宅島御蔵島八丈島の7島をさす。いずれも東京都に所属。全島が富士火山帯に属する火山島。太平洋の荒波によって海食崖が発達し,平野が狭い。八丈島御蔵島の間が黒潮本流の平均の流路となっている。』

実際には『式根島』が入っていなかったのです。
七福神みたいに、七がラッキーな数だったのかしら?
八でも目出度いのにね!
ひとつ多いところは
忍野八海(実際には九海)や
北斗七星(実際には八星)と似てる。

この中でわたし自身が行ったことがあるのは
16年前?
御蔵島にドルフィンスイミングをしに行った時の前後に立ち寄った、三宅島と八丈島。
ジオグラフィーに全く興味のないころで、今思えばなんてもったいなかったんだろう!
そして、一昨年に研修で訪れた、伊豆大島。
ご神火の島へ⑥生きている地球
つまり、
伊豆七島で一番重要だと言われている、神津島には、足を踏み入れたことがないのだ‼
事代主の正妻だったといわれる『阿波比売』が祀られる
阿波比売神社のある神津島。
黒曜石のふるさと、神津島。
黒曜石とはなんなのだ?
がぜん興味が湧いて来た。
天上山という島の中心の火山は(というよりも、伊豆諸島は、すべてが火山島なのだ。)西暦838年にとんでもない噴火をして以来(やはり平安時代だ)鎮まっているのだという。


そして、伝説によれば、
伊豆七島は、事代主が作ったことになっているんだって!
あれあれ?
アタ族の大山祇は???
最終的にカモ族が伊豆七島を手中に収めたので、伝説も塗り替えられてしまったのでしょう。
『承和七年(840年)九月 伊豆の国に言う、賀茂郡に造作の島あり。
本の名を上津島と名づく。この島に坐はします阿波の神は三島大社の
本后なり。又、物忌奈命は即ち、さきの社の御子神なり。
承和五年(838年)七月五日夜、火、上津島の左右の海中より出ず。
焼炎は野火の如し。十二童子は相接して炬を取り、海に下り火をつく。
諸の童子は潮を覆むこと地の如く、地に入ること水の如し。
上の大石を震はし、火をもって焼きほろぼす。 

この承和五年の神津島・天上山の噴火は相当大規模なもの
だったようで、その爆発音は遠く近畿圏でも聞こえたそうです。
「十二童子」とは12の火柱が立ち上った様子なのでしょう。
当時の人々にとって、それはまさに神の怒りそのものでした。 

実はこの神津島の噴火からさかのぼること8年前。
朝廷は天長九年(832年)に三島大明神とその妃の
伊古奈姫神を従五位下の位に祀っていました。
神津島の噴火はその仕打ちに怒った正后・阿波命と
御子神・物忌奈命による災異と畏れられたようです。
追って承和七年(840年)には阿波命と物忌奈命は
そろって従五位下の位に祀られ、その後も常に
三島大明神に次ぐ地位を保ってゆくことになります。 』

こちらのブログさんより転載しました。(画像もお借りしました!)
神々の集まる島

次はいよいよ
阿波比売の出目とされる
徳島の『阿波忌部』のお話です。
ついに、四国まで話は飛んでしまいます。





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