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龍と鳳凰(再びアの神へ)③火の鳥

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こんなことってあるのですね。


シャーリー・マクレーンの著書に
『本棚から本が落ちてくる』
という記述がありました。

大切な情報は
そんなふうにしてやってくる、という意味だったと思います。

だいたい、何故この日から部屋の片付けを始めたのかも不思議。

でも、彼に言わせたら
『何でもっと早くやらないんだ~!』

ごもっとも
ごもっとも…

こちらの『龍と鳳凰(再びアの神を探して)シリーズ』は
突然始まりましたが
まだ、何故アの神なの?
というところには至っておりません。

①はこちら
②はこちら
ガルーダと迦楼羅
合わせてごらんくださいね!


棚からぼた餅的に発見したその本は
こんな本でした。
ちょっと長いですが
引用させていただきます。

『龍の文明・太陽の文明        安田喜憲著

 古代中国には、北方の畑作・牧畜地帯の龍を信仰する龍族と、南方の稲作・漁撈地帯の太陽や鳥それに蛇を信仰する太陽族・鳥族・蛇族が明白にすみわけて存在していた。南方の長江流域の稲作・漁撈民は、太陽こそ稲の豊穣をもたらすものと考えた。そして、鳥はその太陽の運行を助けるものであった。太陽は朝生まれ、夜に死ぬ。その永劫の再生と循環を支えているのが鳥であった。

 その南北構造のルーツは7千年前までさかのぼることができる。中国東北部の内モンゴル自治区から遼寧りょうねい省にかけて、新石器時代に高い文化が発展した。その代表が6千年前の紅山こうざん文化であり、龍が信仰されていた。ところが、寒冷・乾燥化が進行した5千年前に紅山文化が衰退し、4千年前には崩壊する。北方の中原で生活していた畑作・牧畜の民は南下して、長江中流域の江漢平原から長江文明を担った稲作・漁撈の民を追い出し、雲南省や貴州省の山岳地帯へ追放した。青銅器の武器を持った「家畜の民」が、青銅器の武器を持たない「森の民」を征服することはやさしかったであろう。こうして、4千年前以降、北方から何回にもわたって征服する波がおしよせた。とりわけ3千年前は、著しい気候の寒冷・乾燥期であった。北方の中原から「家畜の民」が大挙して長江流域に南下した。長江流域に生活していた「森の民」は、森の多い山岳地帯に退去せざるをえなくなった。この時、長江文明の担い手のミャオ族を含む長江流域の人々が、長江文明の崩壊とともに台湾や日本列島へと移動した可能性が高くなってきた。

 中国大陸においては太陽族・蛇族は龍族に追われたのであるが、海上難民となって日本列島に到着した太陽族・蛇族は、これまであった縄文時代の太陽信仰・蛇信仰に出会うことになる。縄文時代以来の太陽と蛇を信仰する再生と循環の世界観に、この稲作・漁撈民の太陽信仰と鳥信仰・蛇信仰はすんなりと受け入れられたのである。神武天皇はヤタガラスの道案内によって、熊野から奈良盆地南部の橿原かしはらの地に宮をかまえる。天津神あまつかみ系の子孫である神武天皇が、対決しなければならなかったのが、その東北に位置する三輪山を中心とする国津神くにつかみ系の神々であったが、再生と循環の世界観を共有していたため、スムーズな国譲りが行われた。

 日本の神話に出てくる天皇のルーツをみていくと、アマテラスは田で稲を作る太陽神であった。神武天皇が初代天皇になり奈良盆地を支配する時に、その案内をしたのはヤタガラスという鳥だった。そしてトヨタマヒメはワニだった。稲、太陽、鳥それに揚子江ワニ、これらはすべて長江文明を代表するものである。高天原から日本列島へやってきたニニギノミコトは、鹿児島県の笠沙かささの地についた。長江文明の新しい文化や技術を持った人々がやって来た。長江下流域から、船で東シナ海に出ると、対馬暖流に乗って真っ先に行きつくところが、鹿児島の南端である。そこから対馬暖流が行きつくところが、出雲でありその先が富山の越の国なのだ。』


 

 

 赤字にしたのが

わたしが重要だと思われた記述です。

稲、太陽、鳥、それに揚子江ワニ‼

大陸では対立していた北の龍と南の鳳凰は

縄文の下地のある日本では、すんなりと融合した、というわけなのです。


そこで、言霊うたいびと『よしゆきさん』がくださったコメントと重なります。

こちらのコメントは…

『ミロクの世は、龍と鳳凰の仲直り』!

マジですか???キャーキャー‼


そして

こちらの本の『第二章 鳳凰と太陽』には、こんな記述があった!


『『火の鳥・日の鳥』

手塚治の名作のひとつに、『火の鳥』があげられる。なぜ手塚が火の鳥に注目し、あれほどの長編を書き続けたのか。その真意が、今わたしにはようやくわかりかけてきた。』


マージーーー⁉


この日に整理した本の中で、いわゆるコミックが数冊あり、その中のひとつに手塚治氏の『火の鳥』があったんです‼


ここまで来ると

もう、

必然というか

火の鳥に導かれてここまできたような気がしてしまいます。


そういえば…

火の鳥って???

{69FE09BF-6C96-4290-B3F8-F61190E14DEA:01}

{F3CBB060-4275-408B-BAE9-A7E983164CE1:01}

鳳凰じゃないですか!

続く…



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