November 26, 2013, 11:26 pm
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November 27, 2013, 6:01 am
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ルール違反による事故が多発!改めて自転車を安全に利用するためのルールをご紹介! |
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November 27, 2013, 6:01 am
今日の四時くらいに
山中湖の長池というところで、湖畔のウッドデッキを作る仕事をしている友人から
電話あり。
「富士山、噴火してるよ!」
そくざに
「知ってるよ!」
実は
今日の富士山のつくる雲はとっても面白くて
一日目が話せなかった。
それでわたしも三回もアップしたのだけど
その中で
まるで山頂から噴煙を上げているように見える雲がなんども確認されたのだった。
最初の画像をわたしがアップした12時ころ
CHIAさんから「新倉山」(富士吉田の五重塔のある富士山ビューの名所)にいます、と
メッセージと画像を送ってくれたのだった。
ふたりして違う角度から同じものを見ていたのである。
これも「たまたま」のなせる業。
そして
山中湖の友人が電話をくれたときには
わたしも湖畔でわんこ散歩をしていたときなのだが
山中湖からの写真は撮らなかったのだという。
ううん。
山中湖からはどんなふうに見えたのかな?
「絶景くん」で調べてみた。
こちらだと、一番近い24時間の画像が見られるのだ。
わお!
これが友人が山中湖から電話してきた時間。
16:20
そしてCHIAさんとわたしが同時に写真を撮ったときの・・・
12:30
わあ~これは本当に天使に見える!
12:00ジャスト!
これが
富士吉田市 新倉山から撮ったCHIAさんの画像!
今日は富士山360度
お昼くらいから日没まで
いろいろな雲模様が楽しめたんではないかしら?
また違う画像がありましたら
教えてくださいね!
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November 27, 2013, 8:25 am
大島火山研修二日目
あの台風26号の土石流の災害はどれだけ復興しているのだろうか。
前日、わずか車で一時間で一周できるこの島で
土石流の災害にあったのは
「元町地区」
その元町地区はもともと、過去の溶岩流の上に新しい火山灰やスコリア(火山礫)が
降り積もっている地区で
もともと流れやすいのだそうだ。
しかし
ここでも想定外!
噴火を想定して溶岩流を海に誘導する「導流堤」は
400Mほどの雨による土石流をも想定していたという。
しかし、いまだ経験したことのない大型台風は
大島に800Mの豪雨を集中的に降らせた。
わたしたちが宿泊したのも元町地区だったが
紙一重の境で土石流を免れたのだ。
宿泊先の「みなもと」から歩いて2分のところは
瓦礫置き場になっていた。
ぺしゃんこになった車もあり
土石流のすざまじさを物語る。
死者39名、行方不明者4名
それがこの時点での悲しい数字である。
N谷さんは、三原山のトレッキングの前に
こちらの災害現場に連れて行ってくれた。
台風のあった日
町長が壱岐に出張に行っていたことは報道にあったが
それにN谷さんらも同行していたという。
「ジオパーク」の会合があったのだという。
「町長が島にいても、どうしようもなかったと思いますよ」
災害ボランティアの受け入れ先にもなっているN谷さんは
わたしたちが報道で見ている以上に当事者であるし
この島で生きている人々とともにあるのだろう。
数日前においたと思われる
白い花束があった。
合掌・・・
「ここはものすごい場所だったんですが
すっかり片付けられていますね。」
そうなんですか・・・・
わたしたちは言葉を失う。
台風、竜巻、地震、火山噴火・・・
わたしたちの麗しいこの列島は
ときおりこのように牙を向くのだ。
でも
この国を捨てない。
この国土で生きていく。
みんな太っている。
そうして飼われているわけでもない地域猫がたくさんいる。
暖かいこの島では、まわりを海に囲まれて
のびのびと暮らしているらしい。
写真は、港で船をまつ災害ボランティアさんのバックの上で
どうどうと休んでいるチャトラン?
面白い話を聞いた。
土砂崩れの片付けをすると
人間だけではない、たくさんの動物たちも被害にあっていたようだ。
きょんという鹿の仲間
猿
台湾リス
いずれも外来種であるがここの自然にすでに溶け込んでいる。
それら野生動物も土石流に巻き込まれていたという。
そして飼い犬
かわいそうに、彼らもまた被害にあっていたという。
ところが
猫の死骸がひとっつも見つからなかったというのだ。
あんなにたくさん人目につくというのに。
猫、恐るべし。
土石流を事前に察知できて
どこかに逃げ込んだのだろうか。
さて
いよいよ
この旅もクライマックスに向かいます。
三原山カルデラ
そして噴火口
御神火さまにお目通りです。
つづく
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November 27, 2013, 8:34 pm
河口湖温泉 天水
久保田一竹記念館のそば
町民は500円で入れます。
露天が気持ちいい
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November 27, 2013, 10:58 pm
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November 27, 2013, 11:24 pm
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November 28, 2013, 1:20 am
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November 28, 2013, 2:02 am
大島三原山は
今から27年前
1986年に一番新しい噴火をしました。
これは、N谷さんのファイルに入っている
有名な三原山の火山噴火の画像。
ちょうど、御神火茶屋の前から
このように説明をしてくださいました。
御神火茶屋
目の前に見えている三原山からの噴火!!!
八つの噴火口が口をあけた!!!
そこから流れる溶岩の真っ赤な流れ!
島の人々はこの「御神火さま」をここから拝んだ。
ここには直径4キロものカルデラがあり
ここから溶岩が流れ出ることは無かった
少なくとも1777年の「安永の大噴火」により、
三原山ができてからは・・・・
看板もありました。
下の写真は夏の三原山
上の実物は、この日11月24日の三原山です。
ところが噴火の際
島人が集まって
御神火さまを眺めているとき(1986年の話)
いきなり
外輪山つまりカルデラの外側で
割れ目噴火が起きた!!!
その噴火口は村落のすぐそばで起きた!
およそ500年ぶり!!!
大慌てで「全島避難命令」が出たそうです。
なんだか笑っちゃいそうな話ですが
そのときの被害者はゼロ!
結局カルデラの外側の噴火口は11個
三原山の新しい噴火口は8個
三原山から流れ出た溶岩流は
カルデラから出ることは無かった。
そうして
約一ヶ月で
この時の噴火は収束したそうです。
この日
その
一番新しい溶岩流の上を
三原山に向かってひたすら歩いていきます。
カルデラ!
カルデラ!!!
口々に叫びます。
だって富士山にはカルデラが無いんだも~ん。
箱根にはあるよね。
芦ノ湖はカルデラ湖だしね。
でも
こんな風に露出していない。
すでに森となっている。
箱根はとんでもなく古い古い火山だからね。
もっとも大島だって
箱根より半端なく古い古い火山島だ。
でも
このカルデラは比較的新しい。
1500年前から1300年前
弥生時代や飛鳥時代にできたもの。
そこに27年前に流れた溶岩流
その上をわたしたちは
ひたすら歩く。
三原山山頂と
その火口を目指して!
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November 28, 2013, 4:05 am
わたしたち日本人は
どうして火山を神として祀るのだろう。
これは三原山へ行く登山道にある
白い鳥居。
右にいるのは今年4歳になるTちゃんの子供なのですが
こちらの比較してもこんなに小さな鳥居。
これをくぐることが
ひとつのイニシエーションなのでしょうか?
この小さな白い鳥居を二つくぐり
さらに登山道を登ると
山頂の「三原神社」にたどりつくのです。
二週間前に行った箱根の九頭龍神社では
併設されている弁財天も含め
鳥居は赤かった。
しかし
こちらは白い。
水の神様が赤いのに
火の神様は白い。
これは結界?
神様がこちらから出られないように?
あるいはネガとポジ
すなわち陰陽の関係?
二時間ほどで
山頂の三原神社に到着!
1777年の安永の大噴火でできた三原山。
あれれ?
富士山の宝永噴火より70年新しいのね・・・
それはそれで。
(覚えやすいなあ)
そして
大島の高台にあがると
どこからでも、このおやま
実はフィリピン海プレートに乗っかっている大島は
富士山に向かって動いている。
でも
富士山は動かない。
あらゆるものを受け入れて
不動なのだ。
だから
恋しい恋しい富士山に
大島は近づいていっている。
大島より南西方向にあり
まるで洋上の富士山みたい!
でも
なんだって
日本人は、火山を神として祀っていたのだろう。
それは日本人の中にくすぶる縄文の炎によるもの?
それとも
環太平洋に住まうもしかしたら
太陽の民族 レムリアの息吹?
真っ黒い玄武岩質溶岩を踏みしめて
さらに
噴火口へ!
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November 28, 2013, 5:04 am
※大島三原山が噴火は大地震や大噴火の前兆
「特に“大島三原山”が噴火すると、これはプレート型の大地震などの前兆現象とも言われているので、このエリアまで大きな変化が出て来た際には、伊豆諸島の噴火だけでなく、関東大震災や南海トラフなどの富士山の噴火、マグマと関連する大地震にも注意が必要となると思います。」
大島から帰った来た次の日
わたしはある人気ブロガーさんの記事で
こんな記述を見つけました。
この方は今日もすてきな記事を書かれていたし
わたしは時々拝読させていただくのですが
ここに書いてある記述は
正直、すごく驚きました。
何故なら
大島火山の活動に関しては
まったくそのようなことは事実とは異なるからなのです。
ここでどなたのブログ記事とは明かさないで引用させていただきましたが
わたしとしては
事実を正しく皆様に理解していただきたく
敢えてこのことを書かせていただきたく思います。
有史以前の火山噴火に関しては
まだ研究も進んでおらず
わからないというのが事実ですが
すくなくとも歴史時代に関しては
大島の噴火は他の火山や地震とは連動しておりません。
ましてや「大島三原山の噴火」としてありますが
三原山は1777年の安永の大噴火でできたもの。
それ以降は35年くらいの周期で中規模噴火を繰り返す火山となりました。
富士山の大噴火が
プレート型地震と連動することはみなさまもご存知だと思います。
西暦864年 貞観噴火(869年貞観地震)
西暦1707年 宝永噴火(49日前、宝永地震)
しかし
富士山はさておき
その時点でも大島はまったく連動していないのです。
いったいなにをもって
「“大島三原山”が噴火すると、プレート型の大地震などの前兆現象」
とおっしゃっているのか
理解しがたいこと。
大島の名誉(?)のために
敢えて書かせていただこうと思いました。
この方はわたしのブログよりはるかに読者の方も多く
影響力も大きいと思うのです。
そのようなかたたちこそ
その影響力を意識していただき
責任ある記事を書いていただきたいこと
願ってやみません。
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November 28, 2013, 6:09 pm
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November 28, 2013, 7:40 pm
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November 29, 2013, 12:35 am
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November 29, 2013, 4:01 am
三原神社の鳥居をすぎ
15分ほどで山頂なのですが
そろそろ噴煙があがっている箇所がちらほら・・・・
このあたりは
水蒸気噴気坑です。
火山ガスではないので
触っても大丈夫ですよ。
あとで近くまでいって見ましょうね。
そういうN谷さん。
わあい!
そうして
ついに
三原山の展望台に到着!!!
ここからは噴火口が見えるのです。
おおおおお!
ものすごいスケール感!!!
写真ではまったく伝わりません。
これは1986年の一番新しい噴火の火口です。
しかし、このときは、このカルデラの中に八つの噴火口が
次々と口を開け
溶岩流を流し始めた。
そうして
八つうちの四つは、自らの溶岩で埋もれてしまった。
現在見ることができるのは四つ。
これはその中のひとつなのです。
上部の黒い部分は、真っ赤に焼けた溶岩湖の蓋のようなもの
温度が低くなり、固まった蓋の上を歩けたそうです。
N谷さんの友人の中にはふたり、歩いた方がいるとか・・・・
「熱かった!」
おふたりとも同じ感想だそうです。
しかし一年後・・・
その蓋がいきなり陥没した!
そうして、この空洞が出現したということです。
そうして
この火口のすぐ後ろには
噴気孔がたくさんあり
噴煙を上げていました。
白い水蒸気の噴気をあげる三原山。
これがまるで白い龍のように地を這って行くのです。
すごい!
小さな噴気孔がいたるところにあいていて
そこから噴気が出ているのです。
「温かい・・・・!」
これが地球さんの体温なのかしら?
とんでもない!
この奥の地底深くには
4000度とも言われるマグマが存在しています。
それはすぐ近くまで上昇している。
山体は一度膨張して
それから収縮する。
今は収縮期だそうです。
(山体が膨張するとみな騒ぎますが、噴火の前にはいちど収縮するのだそうです。)
35年周期で噴火するといわれている三原山。
次の噴火まではあと八年くらい?
つづきます。
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November 29, 2013, 6:05 am
連日、火山のことで頭がいっぱいなわたしなのですが
今日は山梨県の環境科学研究所で
こんなフォーラムをやっていました。
「大規模噴火 富士山のその時と 広域避難」
うわ!!!
すっごく行きたかった。というより
行く予定だったのです。
そうしたら
例によって例のごとく
我が家の「墓参り」のイベントと重なってしまった。
総勢10名で、東京組と河口湖組が合流して
今年最後の墓参りです。
悔しいけど、フォーラムにはいけませんでした。
わたしの二大好きな教授
オヤマせんせとアラマキせんせが語ってくれるというのに!!!
どなたか
このフォーラムに出た方がいらしたら
どんな内容だったか、教えてくださいませ。
その代わりといっては何だが
富士山のステキなお姿を朝から拝めたのは幸せでした!
すでにsimplogでアップしたのですが
こうしてならべると
やっぱり富士さま、魅力的ですね!
左上 朝7:00 我が家の窓から(河口湖) 紅富士です。
右上 午前10時くらい。 上九一色村の富士が嶺より。
左下 お昼の1時くらい。 富士宮からのトンガリ富士。
右下 夕方4時半 朝霧からの 赤富士。
北麓から西麓を通貨し
南麓の富士へ。
富士山ぐるりと半周したことになります。
あれれ?
東麓には行きませんでした。
それでは片手落ち。
どれどれ
山中湖からの富士山はどないだったかな??
「絶景くん」
東からは
有名な紅富士です。
これはうらやましい、美しい・・・
6:30
ところが
一枚だけ・・・・
なんじゃこりゃ~~~~!
10分おきの画像なのに
この時間だけ
山頂にうさぎさん???
拡大して見ると
あまりにも面白くてカワイイ!!!
(最近、富士山で遊んでしまっているなあ・・・・)
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November 29, 2013, 2:42 pm
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November 29, 2013, 2:42 pm
霜に覆われた朝
今シーズン、初めて
水道が凍る。
まだ、11月なのに?
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November 29, 2013, 7:37 pm
今日で11月も終わり。
大島のお話を今日中にアップしてしまいと思います。
がんばります!
1986年11月15日に始まった伊豆大島噴火は
火口からのストロンボリ式噴火ではじまった。
そのときにできた火口を動画で撮りましたが
残念ながらこちらアメブロで動画を投稿するテクニックを知りません。
どなたかご存知でしたら教えてくださいな。
スマホから投稿するやり方で結構です。
instaglamでは静止画像と同じやりかたでできますので
そちらには先ほど投稿しました。
instaglamをやっているかたは
どうぞメッセージをくださいね。
さて
山頂火口のそばの噴気孔の話にもどります。
ありゃ?火星人チックな噴煙だ~~!
恐竜の卵???
こういうのがたくさん転がっているのですが
これは「パン皮風溶岩」というもので
噴出された溶岩がぼたっと落ちてパンのような形になるのですが
地上に落ちてからも膨張する、
すると大気に冷やされた表面の部分がひび割れて
まるでパンのようになるんです。
これは富士山にはない?
いえいえ、あったとしても
このタイプの噴火をした青木が原溶岩流は
1200年もたっているのでもうすっかり森となり、苔に覆われているのです。
だからわずか27年しかたっていないこの溶岩原が
とっても新鮮にわたしたちの目には映ります。
これもなんだか先史時代の壁画みたい。
自然のなせる業はとっても芸術的です。
噴気孔から噴煙があがっています。
この中に、黒曜石をひとつ入れました。
古くて新しい玄武岩の中に
古い八ヶ岳系の黒曜石。
なぜこんなことをするのかは自分でもわかりませんが
きっとこれも石の意志・・・
わたしたちは本来の登山道を下山します。
つづく
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November 29, 2013, 11:42 pm
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