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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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一二三の『一』神代文字

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さでは、

次は山宮へ。

先ほどの親切な神官さんの話では
西暦864年の貞観噴火で
元々お祀りされていた山宮から
コノハナサクヤヒメ尊だけを今の地に勧請し、
山宮には大山祇尊と、瓊々杵尊の二柱が祀られているという。

3月15日には
元宮に里帰りするお祭りが執り行われるという。

ふうん。
父親と夫を残していくなんて
変だねえ。

さて、
chiaさんは、ちゃんとカーナビをセットして、山宮に向かったのであるが
カーナビ君は、あらぬ方向にわたしたちを連れていく。

『慈眼寺 』の看板あり。
なんだろう?
方向が違うよう!

でも、
よれってこと?

いつも行き当たりばったりで
面白い、怪しい旅をしてしまうわたしたち。

よろう、よろう。

ということで、寄り道を。

金剛山 慈眼寺。

初めて行ってみた。
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ここはステキなお寺だった。

北斗曼荼羅というのが有るらしい。
星?
chiaさんが目を輝かせる。
本当は、事情が許せば
富士市にある、星山観音に行きたかったのだ。
十一面観世音さまだ。

本堂の後ろには
怪しい
石、石、石。
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この甲府盆地自体が、
巨石遺構のように
わたしには感じられる。

でも
一番ここでわたしの心を捉えたのは
この石像。
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頭の上の、円盤のようなものに刻まれているのは、どうみても、ひらがなや漢字ではない。
かといって、梵字でもないようだ。
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宇宙文字みたい!
ほんとだ!

宇宙文字なんて、みたことも無いのに
ふたりで盛り上がる。

あ、
あれ?
わたしはフトマニ?を想像した。
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胡座をかいた足の下には
またもや
十六菊花紋!

さ、
寄り道はほどほどに。
山宮へ向かう。


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