五月五日
旧暦卯月二日の
小糠雨降る樹海。
いま、
三葉躑躅が満開です。
秋についで
色のある樹海です。
ウリカエデの若葉も雨に濡れ
カツラの萌黄色
春蘭が一輪
儚げに咲いていました。
山中湖にお泊まりだったという横浜のご夫婦が樹海の中でおっしゃった。
山中湖も震度3だったのです。
今、皆さんが立っている足元の溶岩は
西暦864年、貞観の噴火により流れでたものです、と
樹海の成り立ちの話をしていた時。
そうそう、富士山、噴火するんじゃないかと思って。
そう参加者の方々がおっしゃるので
大丈夫ですよ。
一ヶ月前には予兆がありますから。
鳴動とか、低周波地震とか。
そう、
富士は厚い雲の中で
静まりかえっている。
立夏とは名ばかりの
ひんやりした端午の節句。
(昨日アップしようとした記事です。
樹海のガイドの当番日でした。)