差出ノ磯と呼ばれる
大地に突き出た岬のようなもの。
甲府盆地は昔、海だった。
それは諏訪盆地や佐久平も全てそうであったので、海洋生物の化石など出てくるのです。
しかしそれは200万年くらい前の話
その後も沈み込むフィリピン海プレートによって
逆に陸が隆起していきます。
リフトと呼ばれる山地の隆起により
現在の甲府周辺は海からきり離されて
甲斐湖と呼ばれる巨大な湖水となりました。
山梨県は縄文王国だったらしいのですが
それらは全て標高600mくらいの丘陵地で発見されています。
当時はそのあたりが
水辺であったはずです。
この差出ノ磯も
ここの枕詞となっている塩ノ山も
当時は甲斐湖に浮かぶ島のようなものだったようです。
天辺にある拝殿は
ごく普通の山神社
土地の人たちの厚い信仰のほどをかんじます。
1万人の参拝者が訪れるとのこと。
写真をおかりしました。
太神楽の奉納。
関東 富士の眺望百選
という看板が有りました。
ほおー
やっぱり。
でも
富士山は雲がかかっているらしく
どちらの方向かわからない。
白い上っ張りを着た女性が歩いて来ました。
社務所の方のようでしたので
どちらが富士山か尋ねると
そっちですよ、と
わたしの後ろを指差しました。
あら!
すごい位置関係!
真っ直ぐに富士。
本殿が無く
やはりこの突き出した場所そのものを
祀っているのでしょう。
拝殿のうしろに
気になる場所がありました。
やはり
石、です。
なにも書いていません。
なにやら
縄文ぽいですね。
祠は後から置いたものでしょう。
ここが元の元の場所かな?
さて
君が代との関係は
いったいどうなっているのでしょうか?
サシデのイソも
今流行りのヘブライ語で読み解けるのでしょうか?
わたしは先週行ったばかりの
奥飛騨との関連から
もっと、ものすごいことを想像してしまいました。
やはり日本て
すごいかも。
もう少し続きます。