古くからの富士山の信仰では
登山道の入り口に必ず「浅間神社」があり
そこを拝して登山の安全を祈り
禊をしてからお山に登るというものでした。
登山道の一つであった
「須山口」は
300年前の宝永の大噴火で
埋没したと伝えられています。
その登山道の入り口に
「須山浅間神社」があり
以前、静岡に行ったとき
カーナビにも出てこなくって
どうしてもたどり着けなかったことがありました。
世界遺産の構成資産である「浅間神社」で
いったことのないところはここだけです。
昨日、静岡に行ったのは
環境保全活動団体の「Fクラブ」の仕事で
今年初の「外来種駆除活動」だったのです。
とあるコンサルティング会社の新入社員研修の一環の
CSR活動(社会貢献)をサポートするというもの。
約170名の新入社員さんにレクテャーをする場所は
「裾野市立須山地区研修センター」
須山?
現地に向う10名の環境教育スタッフの乗せたバスのなかで
須山浅間神社の話題でもちきりになりました。
行ったことのないスタッフがほとんどで
あわよくば、「行きたいよね~!」
なにしろ、村山より古いらしいよ~
とか
過去の文献が残っていないので、謎が多い!
とか
登山道は宝永で埋まっちゃったんだって!
宝永火口との位置関係は?
とか・・・
わいわいがやがや。
初めて行った須山の研修センターの中には
須山から撮った富士山の写真と
(やはり
宝永火口と宝永山が
真正面なのですね)
ご神木の写真が!!!
下の光は
施設のライトが反射したものです。
でも
夜に撮ったらしいこの写真は大変神秘的・・・
「ご神木」!!!
会いたいよう、見たいよう~
総括の「おいちゃん」は
「今日は時間がないから、別の機会にしてください」
と
やんわりとクールにわたしたちの好奇心を抑えます。
でも
早め早めにレクテャーが終了したので
昼食時間が1時間丸々ありました。
こっそりと
「行っちゃう~?」と
谷さんとわたし。
そして
抜け出した!!!
走っていって、走って帰れば間に合う?
いや、走れば一分ですよ、とハバちゃん。
ウソウソ、おいちゃんは歩いて30分といったよ。
それはわたしたちに諦めさせるため?
このあたりは古い地区らしく
石仏がたくさんならんでいたり
古めかしいお堂がたくさんあったり・・・
「須山口登山道」の矢印
現在は古道として裾野市が整備して
五合目から上は
世界遺産の構成資産とされています。
わあい!
道しるべがあった~!
真新しいので
世界遺産の関係で最近つけられたものでしょう。
かなり遠くから見ても
こんもりとしたそこは
鎮守の森のようでした。
あったあった~!!!
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はやる心を抑えつつ
参拝させていただきます。
続きます。