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ココロの旅 「全ては24年前の今日、始まった」

1990年1月18日


思うままに地球を歩き

行きたいところに行き

食べたいものを食べ

会いたいと思う人には誰とだって会えるのだ。


バブルという時代に若い女性として日本に生きていた人は

もしかしたらそのように錯覚をしていたかもしれない。

わたしもそのひとりだった。


だけど

世界の果てまでいっても

何かの答えは見つからなかった。


自分の外側に、外側に

いくら答えを求めても、空回りするばかり。


七つの海を制覇した、スペインの無敵艦隊のように

外へ外へ

もっと遠くへ遥か遠くへ・・・


それなのに

故郷 Tokyoに戻ってくると

なんともいえない虚しさが去来する。



わたしは誰?

なにもの???

何故ここにいるの?



思えば

リオデジゃネイロで買ってきた小さなクリスタルのペンダントが

わたしを内なる旅に誘ってくれたのだろうか。


当時、勤めていた会社のあった代官山から

程近い場所にオープンしたニューエイジショップ「翔卯」


その日は何曜日だったのだろうか。


会社の帰りにウインドウのキラキラクリスタルに魅かれて

よってみた。


そこには図書コーナーがあり

実はそこが目当ての一つでもあったのだが

何冊かの本を手にとって見ていた。


だいたい、前書きを読み、目次をみて

あとがきを読んで購入するかどうか決める。


だが

その本は

最初から食い入るように引き込まれてしまったのだ。


「アウト・オン・ア・リム」


シャーリー・マクレーンの著書だった。




じつは、この本のことは
会社の同僚から少し聞いたことがあった。


でも
ハリウッド女優の自叙伝は、わたしの興味を引くものではなかった。
それで
探そうとか読もうとか思ったこともなかった。


でも
この日は違っていた。


わ!絶対に買おう!


逸る心を抑えて
目黒の自宅にもどる。


その日はブラジルにともに行ったBFのSちゃんは、
京都に出張に行っていて不在だった。


二頭の犬を狛犬のように従えて
いつものようにベットでこの本を手に取る。



・・・・・・・・・


読み終えたのは
夜中過ぎだったと思う。


パタン、と本を閉じて
それでそこからわたしがどこに行けば良いのかがわかった。


深く
深く
さらに深く
自分自身の奥深くへ。






(古い宣伝文ですが、もしご存知ないかたがいらしたら
参考にされてくださいね。
精神世界ブームの発端となった本だそうです。
今の若いかたが読むと、あ、こんなの常識!という箇所があるかもしれません。)

全米で300万部を記録

精神世界ブームを巻き起こした本「アウト・オン・ア・リム」

現在、世界的な宗教ブーム、精神世界ブームだが、その発端となったのが、本書。
1983年にアメリカで刊行され、またたくまに300万部のミリオンセラーを記録。
日本語版は1986年に刊行。現在までに60刷りを販売し、日本でもベストセラー
になった。
「愛と追憶の日々」で、アカデミー主演女優賞を獲得した著者は40代初めに世界中
を飛び回る。
その中で、インドのヨガ教師から前世のあることを示唆され、ヒマヤラのラマ僧との
会見で、デ・ジャブ
を覚え、スウエーデンの霊媒師から、精神世界の説明を受けるなど、奇妙で不思議な
体験を繰り返す。その結果、自らのこれまでの即物的な生活を反省し、ついには、俳
優ピーター・セラーズの突然の死を予知したり、体外遊離を経験するまでになる。そ
れまでは「実利的な合理主義者」だった著者が、オカルテイックな領域の存在を認め
るに至るまでの経緯が、平易な文章で書かれている。それだけに、精神世界に対して
疑いの目を向けるであろう大多数の人々にも、納得のいく仕上がりになっている。現
在、精神世界をにぎわす様々な要素を勉強できると同時に、世界的女優とその恋人と
の、大胆な逢瀬の様子を、のぞいてみることもできる。両方の意味でセンセーショナル
な話題を提供した一冊だ。

http://blogs.yahoo.co.jp/yamakawa0001/39844801.html


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