さて
最後の訪問地。
閏井川沿いに南下して
最後のとてつもない水量を誇る湧水は
富士宮浅間大社の敷地の中の
「湧玉池」です。
今日の水の旅は
芝川上流の「白糸ノ瀧」にはじまり
この神田川の流れをつくり、閏井川と合流してやがて駿河湾に注ぐ
「湧玉池」で終わります。
「浅間大社の大鳥居」
そうか!
世界遺産のでかでかとした文字!
昨年6月に世界文化遺産登録がなされたあと
初めてわたしは訪れたのでした。

時間は15時半
終了は16時予定だったので
まずまず時間どおりでした。
このあたりまでは・・・
今日の参加者は11名。
あれれれ?また11ですか?
ほんとうに出来すぎています。
そして案内をしてくださる「○澤さん」は
なんとこの浅間大社のボランティアガイドもしているとのことで
いつも気がつかなかったポイントの説明もしてくださったので
ありがたかったです。
表参道にはなんと
「富士の巻き狩り」のレリーフがあり
「流鏑馬の頼朝」の銅像があったのです。
まったくまったく知らなかったです。

彼が放とうとしているのは「鏑矢」といって
先が二股、穴が中央に開いており
「ヒューン!」と大きな音が鳴る!
「もっとも頼朝は自らこの矢を放つことはなかったでしょうが・・・」
なるほどなるほど・・・

「これは何に見えますか?」と○澤さん。
「龍が水を噴いているのです。
水を司る龍が噴火を抑えるということです。」
わたしは感嘆の声を上げながらも
その後ろの雲が気になり始めました。

本殿の後ろにも・・・
雲もまた
水の十一変化の最終の姿でしたね。

この日は三連休の中日ということで
善男善女がたくさんお詣りをされていました。
この日も美しい湧玉池の姿を
たくさん写真に収めたのですが
いつかの機会にまたお目にかけますね。

湧玉池の弁財天(右の紅い鳥居)②向かう
弁天橋。
これで全てのプログラムが終了し
このまま駐車場に向うのかな、とおもいきや
「そこがイワナガヒメを祀る福石神社ですよ。
よって行きますか?」
え~~~?
神田川の流れに沿ったほんのお隣に
白い鳥居が見えます。
イワナガヒメ?
福石神社???
「行きたい、行きたい~~~!」
というわけで
なかなか終われません。
もう少しお付き合いくださいね。