さて
いよいよ今年最後になりそうな旅のお話も
終盤に近づいてきました。
小さいお子さんを連れて御参りしているchiaさんには
参拝客の方から
けっこうお声がかかります。
あら、えらいねえ!
いくつなの???
善男善女の方たちの中で、アイドル的存在になってしまいます。
最初に「麦とろ御膳」を食べたところだったかしら
「三面大黒天の狛犬さんを見たらいいよ」
そう教えてくださったのは。
前回の2009年の御参りでは
おふたりはそこには行かなかったそうです。
今回は
行く流れになりました。
そして
その「三面大黒天」に御参りすることが
今回の必然だったようです。
ここの狛犬さまは子を腹の下に入れて乳を飲ませているのです。
これが
とっても珍しいということで
安産や子育ての神様でもあるとのこと。
それにしてもここは珍しい。
安産の神様でもある山中湖の諏訪神社は
狛犬が巨乳ちゃんなのですが
それは左側の阿吽の吽。
つまり陰陽の陰の位置にありますが
こちらは阿の位置にこの乳飲み狛犬さんがあるのです。
一方
阿吽の吽に位置する左の狛犬さま。
この位置関係がとっても不思議ですが
結構存在感があり、素敵でした。
うわ!なあに!!!
りなさんが驚いて指を指したのは
この上の大きな逆U字型のもの。
「木?石???」
よく見ると溶岩でこのような形にしつらえてあるのでした。
そこは水場。
すでに昨日の記事でお見せした甘露の水。
そして少しユーモラスな龍神さまの口から流れる甘露水。
わたしはこの日はお水を汲む予定がなかったのですが
あまりにも甘くて柔らかく
持っていたお茶のボトルを全部あけてしまい、
ここのお水を汲んでしまったのでした。
こんなに美味しい水ってあるんですね。
降りるとき
このような石碑を見つけて読んでみました。
「三面殿」
といわれる大黒天さまは
「なんだあ、大黒天なのに天狗みたい・・・!」
そういってあまり注意していなかったのですが
ここで大切なことに気づいたのですね。
ここに実は「道了さま」の秘密があったのです。
こちらの石碑に書いてあったのは・・・・
続きます。