大島三原山は
今から27年前
1986年に一番新しい噴火をしました。

これは、N谷さんのファイルに入っている
有名な三原山の火山噴火の画像。

ちょうど、御神火茶屋の前から
このように説明をしてくださいました。
御神火茶屋
目の前に見えている三原山からの噴火!!!
八つの噴火口が口をあけた!!!
そこから流れる溶岩の真っ赤な流れ!
島の人々はこの「御神火さま」をここから拝んだ。
ここには直径4キロものカルデラがあり
ここから溶岩が流れ出ることは無かった
少なくとも1777年の「安永の大噴火」により、
三原山ができてからは・・・・

看板もありました。
下の写真は夏の三原山
上の実物は、この日11月24日の三原山です。
ところが噴火の際
島人が集まって
御神火さまを眺めているとき(1986年の話)
いきなり
外輪山つまりカルデラの外側で
割れ目噴火が起きた!!!
その噴火口は村落のすぐそばで起きた!
およそ500年ぶり!!!
大慌てで「全島避難命令」が出たそうです。
なんだか笑っちゃいそうな話ですが
そのときの被害者はゼロ!
結局カルデラの外側の噴火口は11個
三原山の新しい噴火口は8個
三原山から流れ出た溶岩流は
カルデラから出ることは無かった。
そうして
約一ヶ月で
この時の噴火は収束したそうです。
この日
その
一番新しい溶岩流の上を
三原山に向かってひたすら歩いていきます。

カルデラ!
カルデラ!!!
口々に叫びます。
だって富士山にはカルデラが無いんだも~ん。
箱根にはあるよね。
芦ノ湖はカルデラ湖だしね。
でも
こんな風に露出していない。
すでに森となっている。
箱根はとんでもなく古い古い火山だからね。
もっとも大島だって
箱根より半端なく古い古い火山島だ。
でも
このカルデラは比較的新しい。
1500年前から1300年前
弥生時代や飛鳥時代にできたもの。
そこに27年前に流れた溶岩流
その上をわたしたちは
ひたすら歩く。
三原山山頂と
その火口を目指して!