陰暦三月三日…
わたしたちは
西伊豆に向かっていました。
理由は単純で、
昨年の11月に行われた『ジオパーク研修』では
東伊豆と南伊豆を網羅したので、
西伊豆に行きたいねえ、
ということに、いきなりなったのでした。
わたしが二日間連続で休みが取れたのが
4月7日と8日しかなかったので
友人がそれに合わせてくれた形になり、
またまた
マジカルミステリーな旅となった
『レムリア333』の
お話の続きです。
〜〜〜〜〜〜〜
友人は
伊豆のことにチョイと詳しい。
だけどいつも
走ったことのない道に入りたがる。
わたしとしては
早く目的地に着きたいのだけど…
だけど、
こっちから行こう!
と
たまたま、気まぐれに選んだ道は
余りにも牧歌的で
余りにも花々に満ちていて
ふたりしてワアワア言いながら走った。
今、思い返すと
伊豆半島は、この時
どこを走っても
花だらけだったの。
まだ冬枯れな山中湖やら忍野村やらに住んでるわたしたちには、
脳みそが溶けちゃいそうな
日本の原風景だったの。
鶯(ウグイス)?
鳴いてるよ〜〜
わたしたちはこの旅で
『ほんとうの豊かさ』を思い知らされた。
そうして
この後も
この地球のダイナミズムと、
四季折々のこの国の
自然の恩恵を
堪能することとなった。
さらに、
車を走らせると
いきなり、山道だ。
そのあとは
森も無くなり
熊笹しげる草原となっていった。
『達磨山キャンプ場って、ナニ?』
えー?
初めて聞くね、言ったもん勝ちじゃないのお?
『言ったもん勝ち』は
友人の得意のフレーズで、
そう聞けば
わたしもそんな気がしてくる。
伊豆に詳しい友人も
この道は、初めて走るみたい。
突然、
海が見えた!
わあ〜〜
この旅で初めて見る海!!!
停めて、停めて〜〜
写真撮りたい!
日曜日なので、バイカーが多くて
彼らが停まっているパーキングを過ぎてしまい
次に停めらそうな場所には
なんと、トレールの入り口とお地蔵さんがあった。
『達磨山』だって!
ホントにそんな名前の山があるの?
登れそうだよ。
行ってみよう!
友人は、車を停めて
登山道にある階段をどんどん上がって行く。
山頂まですぐだねえ、
と思ったら
それが、なかなか。
海は海なんだけど、
ボヤンとしてる。
『あれ、大瀬崎だよ!』
そうなの?
やっとこさ、
登った
達磨山の山頂には
何故だか
巨石!
意味不明?
そして、
山頂からも
あの、
大瀬崎が見える。
ふうん、
面白い位置にあるんだなあ。
山頂までやっとこさ登ったわたしは
その時
それ以上のことは考えなかった。
この『達磨山』のこと、
この位置と存在の重要性に気がつくのは
自宅に戻ってからだった。
またまた気まぐれに
淡島と
大瀬崎の神池と
達磨山の山頂をつないだら…
淡島も
大瀬崎も
行く予定でも無かったのに
訪れたことを思い出した。
そうしてもう一度調べてみたら
すごいことに気がついちゃった!!!
忘れてたけど
この二箇所へは
2016年9月9日に行っている!
えええ?
淡島のこと
大瀬崎のこと
なんてこった!
淡島も
火山の根だったって!
ブログにも、書いていたではないか。
この二箇所に行った日は、
2016年
2+0+1+6=9
9月9日
999じゃないの〜!
達磨山に行ったのは
333
なんなんだ〜〜!!!
どうなってるんだ…
それだけじゃない。
やはり
伊豆半島でも重要な
火山だったらしい。
『伊豆半島の北西部にそびえる達磨山は、天城山と共に伊豆を代表する大型火山の一つであり、約100万~50万年前の噴火で作られました。
駿河湾に面した達磨山の西側斜面は、浸食によって大きく抉られた谷間が形成され、その出口には戸田港を見ることができます。
一方、東斜面には元の火山地形である緩やかな斜面が修善寺付近にまで広がっています。』
駿河湾に面した達磨山の西側斜面は、浸食によって大きく抉られた谷間が形成され、その出口には戸田港を見ることができます。
一方、東斜面には元の火山地形である緩やかな斜面が修善寺付近にまで広がっています。』
伊豆半島には
陸上火山と
海底火山があるのだけど、
陸上火山の中でも
伊豆を代表する
大型の火山だって???
(この日はガスってたけど、
天気の良い日はこのように富士山ビューらしい)
さてさて
この旅の話は
こんな風に
『なんなんだ〜〜❗️』
が
延々と続いて行くのです。
ボチボチと書いていきますので
また、お付き合いくださいね!